怠るな!

残しておきたいことと残しておいてはいけないこと

展示会について思い出したこと

2017年11月09日 19時56分48秒 | たわごと
運慶展を見に行った
11月1日東博には10時前についた。だがそこには長蛇の列「20分待ち」と書かれたプラカードを持ったお兄さんが最後尾に立っていた。やはりすごい人だ平日の早朝でもこれだ。ネットであらかじめ入場券はプリントしてきた。並ぶのが嫌だったからだが、実際の入場券売り場はさほどの人でもなかったのに?そこそこ並んで入場。
煽り立てと言えば言葉が悪いが、新聞やテレビでこれでもかと言わんばかりの特集。我々が最初に知ったのはこの春円成寺を訪れたときにいただいたパンフレットだったがこの春の奈良博の快慶展あたりからよく目にし始めた。

まあそれにしてもよくもまあこれだけの人が運慶仏に興味を抱いたもんだなあとおそらく明慶さんもびっくりされているんじゃなかろうか?

展示会のいいところはお堂では見れない角度特に背後がみれること。今度の展示会でもそれは満足できた。照明はもう少しほしいと感じたのは白内障術後の感度不足の人口硝子のせいか?

今度の展示会で不可思議に感じたのは運慶仏以外が多すぎる大きく分けて後半部はなんだ慶派の仏像を並べただけじゃないか?

主催者は何をみとってほしいと思って並べたんだ?

途中の解説で腰を振るポーズは運慶のオリジナルのようなことを書いてあったが、薬師寺の日光月光をご存じないわけでもないだろうにどうかと思うが

ともかくただただ金に物を言わせて集めてみましたよ、そして最新の科学技術を使って仏像を解明しましたよ

それでええんかい

仏師集団としての運慶についてはほとんど考察もなかった


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