菜の花や余生のこともそろそろと

自分のことがままならぬ、特に午後どうしよもない自分の自堕落さに辟易とする
何をしていいのかわからなくなってくるのだ
分からないままぼうっとして気がついたら居眠りをしていたりする

そのかわり
あれもこれもやりたいことがいっぱいあるような気にはなってはいるのだが
読みたい本がいっぱいあって

あれもかじり、これもかじりして
かじりかけだらけ

机のまわりにかじりかけの本やらノートやら、

ごそごそしていたらかじりかけの楽器が出てきて
多分もうかじらないなあと思う電気部品とぐっしゃぐしゃ

そんな小部屋に親の家から大量のアルバムに額縁に

ほおっておけば娘や息子にそっくりまわるだけ
それもいいか？

何も私がジャッジせずとも

書棚の「バブ―フの陰謀」がこちらをにらんでる
「持続する志」は斜めになって構えてる

困ったもんだくそ親爺！

なんとかカンフル剤はないものか？

閑話休題
昨日録画しておいた「中尊寺」のドキュメントを見ていたら
気になる表現が
ゲストの面々がこんなに金を大量に使った仏像や仏壇を見たことがない
そんな表現をしていた
結論付けるかのように、当時金が採取されていたのは東北だけだとか
京都を通過しないで博多から直接中国からの物資が運ばれたいわば藤原国だとか

栄えていたことを否定はしないが金箔の仏像
（多分中尊寺の仏像も金箔であって金製ではあるまい）
なんてそこら中にあったでしょうに三十三間堂には千体もあったのですよ
そこら中にあったのにめずらしいとは？

まあこんなことテレビに向かってしゃべりかけてると

また爺さんがテレビとお話をしていると馬鹿にされるのがおちだが

どうもテレビのドキュメント番組ではシナリオありきでそのシナリオに先導されて結論へたどり着かせる
多分昔からそうだったんだろうが
最近は安直にシナリオが見えてくるような気がするが？

問題は
なぜ中尊寺は残ったのか？
その仏像には金箔がなぜ多く残っていたのか？
3遺体のミイラ化の意味は？
ミイラでわかることは？
仏像の作者は？

色々あるでしょうに