渓谷沿いの苔の生えた岩壁を好んで生育する常緑性のシダである。葉は単葉で、葉身にははっきりした中肋が無く網目状の脈を形成する。胞子嚢群は浅い溝に埋まるように付き、線形で脈に沿って網目をつくる。大きいものでは長さ20㎝ほどになるらしいが、山梨県のものは個体が小さい。県南部のごく限られた場所に生育しており個体数はかなり少ない。
2018年山梨県絶滅危惧ⅠA類(CR) 2017年環境省絶滅危惧ⅠB類(EN)

令和2年2月 南部町で撮影。

同日に見た別株

裏側から透かして見る網目状の葉脈

令和2年5月 南部町で撮影。まだ幼弱な個体。周辺の円い葉はマメヅタ。

こちらは成熟しているようだが小さい。根元付近から新しい葉が出始めている。

成熟して痛み始めている個体。

裏側に付着した線状のソーラス
生育地が限られているうえに個体数が少なく、林道工事で消滅したものもあると聞く。これからも生き続けて欲しい貴重なシダである。
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2018年山梨県絶滅危惧ⅠA類(CR) 2017年環境省絶滅危惧ⅠB類(EN)

令和2年2月 南部町で撮影。

同日に見た別株

裏側から透かして見る網目状の葉脈

令和2年5月 南部町で撮影。まだ幼弱な個体。周辺の円い葉はマメヅタ。

こちらは成熟しているようだが小さい。根元付近から新しい葉が出始めている。

成熟して痛み始めている個体。

裏側に付着した線状のソーラス
生育地が限られているうえに個体数が少なく、林道工事で消滅したものもあると聞く。これからも生き続けて欲しい貴重なシダである。
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