昨年ある公園を散策している時に偶然発見したクゲヌマランがそろそろ咲いているかも知れない。この公園には他にも珍しい植物が生育しているらしいのだが、昨年は発見できていない。今回は昨年よりも広範囲を散策してみたいと思う。

シバザクラが満開になっている。

八重桜も満開になっている。花の色からカンザンではないかと思う。

色の薄い八重桜が咲いていた。看板にはサトザクラと記されている。

サトザクラとはこのような八重桜を総称して使われている名称で、これはショウゲツではないかと思う。

グミの花が満開

おそらくナツグミであろう。

アカマツの木を見上げたら寄生している植物があった。

オレンジ色の実が付いている。これはマツグミであろう。

タンポポがたくさん咲いている。

総苞片が反転せずやや丸みを帯びている。これはシナノタンポポであろう。

シロバナも少し混じっていた。

タチツボスミレの群生

スミレもたくさん咲いている。

スミレの群生

こちらは小型のスミレ、ヒメスミレであろう。

アマドコロがたくさん生えているが、まだ蕾だった。

クゲヌマランはまだ時期が早く芽を出したばかりだった。

蕾が見えているものもある。まだ時期が早く個体数も少ない。

カワラサイコが生えていた。

そしてこれが探していた植物であろう。残念ながらまだ蕾。

周辺を散策してみると花が咲いているものがあった。

まだ咲き始めたばかりの白い花

これはタカサゴソウであろう。

個体数はそこそこにあり、おそらく山梨県ではいちばん数が多いのではないかと思う。
クゲヌマランはまだ早かったが、昨年発見出来なかったタカサゴソウは今年は咲き始めの新鮮な花を見ることが出来た。1週間後くらいに満開になっているのではないかと思う。そして別の公園で見てきたものもこのタカサゴソウであろうということがほぼ確信できた。時間がとれるようであれば、もう一度花満開のタカサゴソウを見に来てみたい。