毎年の恒例となっている黒富士農園近傍のハナネコノメソウを今年も見に行ってみる。例年ならば3月下旬が見頃なので普通ならばもう終わっているのだが、今年は花期が遅れているのでまだ見られるのではないだろうか。

タムシバの花が満開になっている。

しだれ桜は7部咲くらいである。これならばまだハナネコノメは見られるのではないだろうか。

エイザンスミレは咲き始めたばかりである。

ワサビの花が咲いている。

小さなヒメニラの花は満開

ハナネコノメソウはなんとか咲き残ってくれていた。葯は脱落したものが多く、少し遅かった。花付きはあまり良く無い。

日当たりの悪い場所に咲き残っていたハナネコノメソウ

これはまだ赤い葯が残っている。

大きな岩の上にはそれなりに咲いたようである。

だが、花付きは良いとは言えない。

なんとか間に合ったハナネコノメソウ

ヤマエンゴサクは咲き始めたばかり。

托葉を見てみるとギザギザに切れ込んでおり、カンサイエンゴサクのタイプである。

渓谷はもっと上まで続くが・・・

ここまでで撤退。

キバナノアマナも見に行ってみる。

こちらはまだ蕾で、花を付けている株は少なかった。
少し遅かったがなんとか間に合ったハナネコノメソウであった。予想はしていたが、やはり花付きはあまり良く無かった。コガネネコノメソウはまだ咲き始めで、これから見ごろになりそうである。