昨年の夏に富士北麓の草原でオカオグルマと思わしき花を発見したが既に花は終わっていて結実する直前だった。おそらく今ごろ咲いているのではないかと思う。

ワラビがたくさん茂っている富士北麓の草原。富士山はこの後すぐに雲隠れしてしまった。

草むらの中に咲いていたオカオグルマ

想定していたよりも背が高かった。

ちょうど満開だったオカオグルマの花

後ろに富士山

根生葉は楕円形で先端が円く鋸歯がある。茎の葉はひ針形から狭ひ針形 をしている。

固まって咲いてはいないが、それなりに数はあった。

カイジンドウも咲いていた。

草むらに隠れるようにちらほらと咲いている。
場所を移動して他の花を見に行ってみる。

オトコヨモギはだいぶ大きくなってきている。

この根元に寄生する植物を探したがまだ出ていないようである。

これはセイタカトウヒレンの葉であろう。たくさんあるが食害で花はあまり咲かせてくれない。

これはタチガシワではないかと思う。

この草原で見るのは初めてである。

小さな蕾がたくさん付いている。あと2~3週間すれば咲きそうである。

こちら側の草原にもオカオグルマがたくさん咲いていた。
探していたオカオグルマはワラビの生える草原にたくさん生えており、ちょうど満開の良い時期に訪問することが出来た。この季節にはあまり訪れておらず、単純に訪問時期が合わなくて見つからなかっただけのようである。タチガシワが咲く頃には寄生植物も咲いているのではないだろうか。日程と天候が合えば訪問してみたいが難しそうである。