goo blog サービス終了のお知らせ 

山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

武田の杜のエビネ咲く 令和7年4月29日

2025年04月30日 | 山に咲く花
 オオヤマカタバミの花を見に行った際に偶然発見したエビネがそろそろ花を咲かせている頃ではないかと思う。いつもとは違うルートで見に行ってみる。

    今回はこのまともそうな道を登ってみる。

    案の定道が無くなって林の中を適当に歩くことになる。

    GPSを頼りに3月に発見したエビネを見に行ってみると満開になっていた。

    上品なピンク色をしたエビネだった。

    イチリンソウが咲き出していた。

    葉はあるが花は少しだけしか無かった。

    そして新たなオオヤマカタバミの生える場所を発見

    そこそこに個体数があることを確認した。来年は開花した花が見られそうな気がする。

    エビネが群生する斜面に到着

    たくさん花を咲かせている。

    しかし少し早かったようでまだ蕾のものが多い。

    ここはうっすらピンク色の花が多かった。

    うっすらとピンク色の花

    カイイワカガミはもう花が散っていて少しだけ咲き残りがあった。

    大株は無いが林の中にちらほらとダイセンミツバツツジが咲いている。

    赤紫色の花が良く目立つ

    アカマツの木を見上げればマツグミが寄生していた。

 エビネの花は咲いていたが群生地は少し早く、1週間後くらいが見ごろになりそうである。もう一度訪問するかどうかは考え中である。なにせ今シーズンはオオヤマカタバミの花が見たくて既に4~5回この場所を訪問している。もういいかなと思う。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

遅かったキバナノアマナ 令和7年4月26日

2025年04月29日 | 山に咲く花
 蕾が付いた頃に一度訪問しているのだが、もう遅いのではないかと思う。日没までにはまだ少し時間があったのでキバナノアマナを見に行ってみる。

    ヤマエンゴサクはほぼ満開。今年は花数が少ない。

    コガネネコノメソウはもう終盤である。

    レンプクソウは満開でたくさん咲いている。

    全方向に向かって花を咲かせる変わった花

    キバナノアマナだが、やはりもう花が散ってしまっている。

    まだ散ったばかりのようで雄しべが残っている。

    幸運にも1株だけ花が残っているものがあった。

    今年もなんとか見ることが出来たキバナノアマナの花

    スゲが花を咲かせている。

    金ヶ岳中腹で見てきたものとそっくりなのだが大きさが倍くらいある。まだ正体不明。

 キバナノアマナはなんとか咲き残った花を見ることが出来た。花数・株数ともほんの少しだけで、昨年よりも花はやや少ない気がする。なかなか増えてはくれないようである。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金ヶ岳観音峠ルートの景色と植物 令和7年4月26日

2025年04月28日 | 山に咲く花
 金ヶ岳中腹まで登ったのはアラゲヒョウタンボクの花がいちばんの目的ではあるが、その他にも見ておきたい植物が多数あった。


    ヒナスミレはほぼ満開状態

    フイリヒナスミレも結構ある

    こちらはアケボノスミレ

    山の斜面にちらほらと咲いている

    エイザンスミレは咲き始め

    こちらは葉がギザギザしている交雑のスミレ

    ふっくら顔のオクタマスミレ。ちょうど満開。

    観音峠ー金ヶ岳ルートは岩場や鎖場が何ヶ所もあるアルペンルートである。

    ロープの付いた岩登り

    鎖の付いた崖登り

    登りよりも下りが怖い急斜面

    斜面にはイワカガミがいっぱい。花はまだ咲いていない。

    ミヤマハタザオであろう。まだ咲き始め。

    小ピークの頂上。茅ヶ岳まではまだ遠い。

    平坦地に抜け出ると茅ヶ岳がお目見え。

    さらにその上の小ピークにある岩の上から見る茅ヶ岳と左下の太刀岡山。紅葉のシーズンに訪れてみたい場所。

    このルートでたくさん見かけるのがこのヒナスゲ。雌雄異株でこれは雄花。

    こちらはヒナスゲの雌花

    ヒナスゲとほとんど同じに見えるが良く見ると違うスゲが生えている。

    こちらは雌雄同株のサナギスゲであろう。

    先端部が雄小穂、下が雌小穂になっている。

    イトスゲではないかと思っているのだが何だか分からないスゲ

    もっと低いところで見かけるものよりも小型で、半分くらいの大きさしか無い。

    下山途中でようやく富士山が見えてきた。船首岩からの眺望。

    瑞牆山と金峰山

 この尾根はもう5~6回登っていると思うが、何度登ってもスリルがある尾根で、特に下りの細尾根や崖は気を抜けない難しいルートだと思っている。この日は富士山の眺望がいまひとつだったが、茅ヶ岳と太刀岡山の間に富士山が姿を見せる景色は絶海である。新緑や紅葉の季節に訪れてみたいばしょではあるがなかなか根性が出そうにない。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金ヶ岳中腹のアラゲヒョウタンボク 令和7年4月26日

2025年04月27日 | 山に咲く花
 アラゲヒョウタンボクはやや標高の高い山中では比較的良く見かけるが、花が咲いているものは少ない。金ヶ岳中腹に咲くこの花は5月連休の頃に訪問すると終わってしまっていることが多い。観音峠への林道が開放された4月26日にさっそく登ってみることにする。

    ミツバツツジが満開になっている。

    向こうに見えるのは曲岳

    船首岩

    その脇に生えているシライヤナギ

    シライヤナギは雌雄異株でこれは雄花。葉を展開する前の花は初めて見る。

    別株。向こうに見えるのは金峰山。

    現地に到着。まだ早かったようで樹林下の木々に葉が出ていない。

    これがアラゲヒョウタンボクだったと思うがまだ葉が展開していない。

    これはダメかと思ったが、奥を探すと白い花が咲いていた。

    まだ葉を展開したばかりのアラゲヒョウタンボクの花

    透けて見えそうな白い花は少し痛んでいた。

    こちらはまだ痛んでいなかったが蜘蛛の糸が付いてしまっていた。

    別株を発見

    こちらはまだ新鮮である。

    やっと出会えた新鮮なアラゲヒョウタンボクの花。先端部の内側が少しピンク色をしている。

    蕾が付いていた。雌しべが蕾の外に飛び出していて可愛らしい。

 ようやく出会えた新鮮なアラゲヒョウタンボクの花は薄暗い森の林床にひっそりと咲く白い妖精のように見えた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ナガバノアケボノスミレが咲き出した 令和7年4月26日

2025年04月26日 | 山に咲く花
 なかなか良い時期に訪問出来ないでいる湖の湖畔に咲くナガバノアケボノスミレを見に行ってみる。例年ならばもう終わっている頃であろうが、花期が遅れている今年ならばまだ咲いているかも知れない。

    だいぶ散っているがまだ残っているミツバツツジ

    葉を展開したばかりのテンナンショウの仲間

    仏炎苞に黒い帯がある。これはヒトツバテンナンショウ。

    センボンヤリの花。フデリンドウがまだ見当たらない。

    これはタチキランソウか?

    立ち上がって生えており、オウギカズラのほうかも知れない。

    目的のナガバノスミレサイシン

    葉は出ているが花はかなり少ない。

    少し時期が早かったのかも知れないが、花弁がもう痛み始めているものがある。

    アケボノスミレに良く似た花

    今年は外れ年のようである。

    アカネスミレが少しだけ咲いていた。

    向こうに見えるのは蛾ヶ岳か?

 他にもナガバノスミレサイシンがあったが、花が少ないうえにもう痛んでいた。ヒナスミレは葉だけで花は見つからない。一度だけ見たことがあるアオイスミレは姿が見えなかった。今年のこの湖のほとりに咲くスミレはあまり咲かないようである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カヤランほころぶ 甲府市 令和7年4月23日

2025年04月25日 | 山に咲く花
 暖かい日が続き、ひょっとしたらカヤランが咲き始めているかも知れない。あまり空模様は良く無いが見に行ってみる。

    カヤランがぶら下がっている木

    まだ早いかと思ったのだがもう咲いている。

    こちらには大株が付いている。

    木の先に花が咲き出していた。

    これはウワミズザクラの木だった。

    大株のカヤラン。色は薄いが7分咲くらいになっていた。

    木の下のほうを見てみたらこちらにもたくさんカヤランが着生していた。

    対岸の木を覗き込んでみたらこちらにもぶら下がっていた。

    こちらはまだ咲き始めである。

    近傍の梅の木を覗き込んでみたらこちらにも小さなカヤランが付いていた。

    可愛らしいカヤランの花

    数年前に見つけたもの

    ここは日当たりが悪くまだ咲き始めである。

    やや大株のカヤラン

    木にぶら下がるカヤラン。これはほぼ満開。

    期待しているいちばんの大株

    まだ蕾が多い

    凄い迫力の大株カヤラン

 あと3日もすれば見ごろになっているのではないかと思う。後日花仲間とともに再訪してみたいと思っている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スミレ三昧 明野ゲンジロード 令和7年4月17日

2025年04月20日 | 山に咲く花
 やや風が強いが晴れた良い天気となった。そろそろ明野ゲンジロードのゲンジスミレが咲いている頃であろう。

    今ごろシュンランが満開になっている。

    雑木林の林床に咲くシュンラン

    アケボノスミレがちらほらと咲いている。

    これはイブキスミレ。

    タチツボに似るがこちらは側弁に毛が生えている。


    大株は無いが数は結構咲いている。

    色の濃い顔が細めのアカネスミレ

    顔が円いアカネスミレ。最も多く見かけるタイプ。

    顔が細くて色が薄いアカネスミレ。一見コスミレのように見える。

    側弁はあまり開いておらず花柱はほとんど見えない。

    お目当てのゲンジスミレ

    小さなものが多いが、今年は結構咲いている。

    髭の生えたお顔を拝見

    白いゲンジスミレ

    姉妹

    顔を並べて咲いている

    ニオイタチツボスミレは少しだけ咲いていた。

    これはエゾアオイスミレだと思うが花が傷んでいる。他にも葉はあるが花はこれだけだった。

    これはアマナの葉だと思うが花はひとつも見かけず。

    昨年群生が見つかったヒロハハナヤスリ。今年もたくさん生えていた。

    しかし胞子穂を付けている個体が少なく、良い環境というわけでは無さそうである。

    離れた別の場所に生育しているのを発見

    それほど大きな群落ではないがそこそこに生えていた。

    こちらの白いスミレも見に行ってみる。

    ちょうど満開だったアカネスミレの白花、コボトケスミレ。

    白い花と赤紫の花が並んで咲いている。

 冬の雨が少なかったのでスミレは外れ年だと思っていたのだが、明野ゲンジロードは大株のものは無いもののイブキスミレもゲンジスミレもそれなりに良く咲いてくれた。2年ほどあまり花が咲いてくれていなかったので今年はそれなりに良かったのではないかと思う。コボトケスミレは相変わらずの少ない個体数であまり変化は無く咲いてくれていた。想定していたよりも良いスミレ散策が出来たと思っている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

満開のマメザクラと富士山 思親山 令和7年4月16日

2025年04月19日 | 山に咲く花
 思親山のカイコバイモは昨年は大外れでひとつも花を見ることが出来なかった。今年はもう遅いのではないかと思うのだが、もうひとつ気になっているのが葉だけ見つけたが花を確認出来ていないジロボウエンゴサクである。こちらはそろそろ咲いている頃ではないだろうか。空は快晴で雪をたっぷりと纏った富士山がスッキリと姿を見せている。佐野峠から思親山に登ってみる。

    佐野峠駐車場から見る富士山。この季節には珍しく青空が広がっており、雪をたっぷりまとった真っ白な富士山が見える。

    峠に咲くマメザクラが満開

    この季節にはもうカタクリやキクザキイチゲが生えていておかしく無いのだが何も無い。

    カイコバイモはわずかに葉が出ているだけで今年も花はひとつも見つからず。

    山の斜面にカタクリがまばらに咲いている。

    ナガバノスミレサイシンは咲き始めたばかりである。

    ユキザサはまだ蕾

    植林帯の林をさまよってみると富士山の見える場所があった。

    植林の隙間からなんとか見えるには見えるが、ここから撮影する機会があるかどうか?

    山頂直下の階段。カタクリは葉だけでまだ花は咲いていなかった。

    午後1時ごろに山頂に到着

    満開になっていたマメザクラ

    開花時期がソメイヨシノよりも遅く、花がひとまわり小さい。

    マメザクラと富士山の眺望

    青空に満開のマメザクラと富士山が映える

    ちょうど良い時期に訪問出来たと思う。

 昼食をとって存分に写真を撮って別ルートで下山する。

    キクザキイチゲが咲いていた。

    たくさん葉を出しているキクザキイチゲ。時期が早かったことがあるだろうが、花は少なかった。

    ちらほらとフモトスミレが咲いていた。

    そして幸運なことに出会うことが出来たカイコバイモ

    こちらはまだ新鮮な花

    離れた場所で出会ったものはもう終わりかけていた。

    林道脇に生えているこのスゲも確認しておきたかった。

    小穂をたくさん出しているがまだ結実していないはずである。

    雌小穂のこの形は南部町の別の場所で見てきたものと同じであろう。まだ正体は分からない。

    これはジロボウエンゴサクの葉であろうが、花はまだ咲いておらず花芽も見えていなかった。咲くのかどうか疑問。

 幸運なことにいつも見ていた場所とは別のところでカイコバイモに出会うことが出来た。しかもまだ花が咲いている状態で出会えるとは思ってもいなかった。個体数はきわめて少なかった。
 ジロボウエンゴサクは花が確認出来なかったので、もう少し標高が低い場所にせいいくしているものを見に行ってみる。

    標高の低い場所ではジロボウエンゴサクが咲いている。


    まだ花が新鮮である。

    ジロボウエンゴサクの花

    さらに標高の低い場所ではもう花が傷み始めていた。

 ジロボウエンゴサクは生育場所が限られているものの、標高の低いところから高いところまで分布しており、場所を変えることで比較的長い季節の間、花が楽しめるのではないかと思う。天候に恵まれてとても良い景色と花たちを楽しめた1日になった。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

これは食害か?消失したカタクリ 令和7年4月12日

2025年04月13日 | 山に咲く花
 3月下旬に蕾を確認した武田の杜遊歩道のカタクリが咲いている頃だと思う。いや、もう少し遅いかも知れない。咲いていれば、天気が良いので花が全開しているはずである。

    イカリソウが咲き出していた。

    イチリンソウも咲いている。

    まだ咲き始めたばかりで半開きのものが多い。

    勢力を拡大してたくさん生えているイチリンソウ。花付きはさほど良いわけでは無い。

    ここにたくさんカタクリの葉があったはずだが??

    ここにあったはずの蕾が無くなって葉が千切れている。

    これは鹿の食害であろう。期待していたカタクリの花には出会えなかった。

 残念ながらカタクリは花だけでなく葉もほとんど消失してしまっていた。期待していたカタクリの花には出会えなかった。では他の場所はどうだろうか?恒例のカタクリロードを見に行ってみよう。不覚にも道を間違えてしまい、到着したのは午後3時になってしまった。まだ陽が射しているので花は開いているはずだ。

    この先にカタクリ群落があるが、まだ下草が伸びて来ておらずこの場所は少し早かったようである。

    伐採されて日当たりが良くなり、カタクリの葉がたくさん出ている。しかし花はまだ咲いていない。

    日当たりの良い場所では少しだけ花が咲いていた。

    春の日差しを浴びて花弁を反転させて咲いているカタクリ

    アズマイチゲを見に行ってみる。この場所は1輪も咲いていない。

    別の場所。たくさん咲くはずのこの場所も花が見当たらず、今年は大外れのようである。

    咲いていたのはこの1輪だけだったアズマイチゲ

    センダイタイゲキはまだ出始めたばかりである。

    出始めたばかりでまだ下を向いているセンダイタイゲキ

    花が咲き出したものもあった。

    クロモジの花が咲いている。

    たぶん雄花と雌花があるのだろうが、全く分からない。南部町のカナクギノキも咲いている頃であろう。

 カタクリロードのカタクリはまだ時期が早く咲いていなかった。こちらを見る限りでは食害は無さそうである。冬の雨が少なかったことが影響してアズマイチゲはほとんど花を咲かせていない。おそらくスミレもハズレ年なのではないかと思う。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

晴天なのにやはり花を開かないオオヤマカタバミ 令和7年4月12日

2025年04月13日 | 山に咲く花
 数日前に曇り空の日に訪れたオオヤマカタバミは花を開いていなかった。では晴れた日ならばどうなのだろうか。朝から青空が広がり日差しは十分である。お昼のいちばん陽が高くなる頃を狙って懲りずにまたオオヤマカタバミを見に行ってみる。

    植林帯の中を突っ切って直線的に最短距離で現地を訪れる。

    さらに葉を増やしていたオオヤマカタバミ

    陽は当たっているが・・・やはり花は開いていない。

    もう少しで開きそうだが・・・半開き

    晴天の日でも花は開いてくれなかった。

    上部の斜面を探していたらそちらにも生育していたが、花はもう終わっていた。

    カタクリが1輪咲いていた。

    そして新しい発見、エビネの群生に出会った。今まで出会う中で最大の群生である。

    昨年のガラがたくさん残っている。

    新しい芽が出ているのを確認。5月連休頃に咲くであろうから再訪してみよう。

    遊歩道を散策してみると、ミツバツツジが満開になっていた。

    花付きが良くて見ごろを迎えていたミツバツツジ

    カイイワカガミが咲き始めていた。

    葉はたくさんあるが花付きはあまり良いとは言えない。

    カイイワカガミと落下したミツバツツジの花

    この場所では初めての出合い、シハイスミレが咲いていた。

    三つ子のシハイスミレ

    下山はゆるい傾斜の谷を下りる。途中からはなんとなく道がある。

    林道沿いではミヤマキケマンが咲いていた。

    タンポポが満開

    おそらくシナノタンポポであろう。

 実に今期5度目の訪問となるオオヤマカタバミであるが、とうとう全開した花を見ることは出来なかった。さすがに今年はもうギブアップである。来年以降、また見に来てみたいと思う。素晴らしいエビネの群落に出会えたので、花が咲く頃にまた訪れてみたいと思っている。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花弁を開かないオオヤマカタバミ 令和7年4月10日

2025年04月12日 | 山に咲く花
 今期4度目の訪問となるオオヤマカタバミである。前回は午後4時過ぎに訪問したところ花が開いていなかったので、今回はもう少し時間の早い午後2時ごろに訪問してみる。ところが、午前中は青空が広がっていたものの午後になったら雲が広がり、現地到着した頃には空が暗くなり小雨が降り出してしまった。さて、花は開いてくれているだろうか?

    たぶんエドヒガンザクラであろうが、満開になっている。

    目の前に舞い降りてきた黒い蝶はクロコノマチョウだった。南方系の蝶だが山梨にも住み着いているようだ。

    オオヤマカタバミはだいぶ葉を増やして展開している。

    まだ蕾の花

    一方、こちらの花はもう散ってしまっている。

    花弁は既に散っているが雄しべには花粉がたくさん付いている。

    こちらはもう少しで開きそう、あるいは開いた後に天候が悪くなって閉じたかも知れない。

    これも開きそうで開かない花

    4日前に花の中を撮らせてもらったものはもう散っていた。

    こちらは蕾だったはずだがもうしおれかけている。花は開かなかったのではないだろうか。

    花を開くには何か条件があるようで、全開の花を見るのはなかなか手強いということが分かった。

 今年はどうしてもこの花が開いているところを見たかったのだが、もういちばん良い時期は過ぎてしまったようである。天候の良い日で時間があればもう一度見に来てみたいとも思うのだが、さすがに心がくじけてきた。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

満開のコシノコバイモ 令和7年4月7日

2025年04月09日 | 山に咲く花
 例年ならば3月下旬が見ごろになるコシノコバイモであるが、花期が遅れている今年はまだ咲き残っているのではないかと思う。恒例の場所を訪れてみる。

    カタクリはまだ蕾である。

    ヤマエンゴサクはまだ咲いたばかり

    ニッコウネコノメソウは満開

    ミヤマエンレイソウは咲き始めたばかり

    ハヤザキヒョウタンボクはまだ咲き残っていた。

    咲き残りのハヤザキヒョウタンボク

    ヒナスミレがちらほらと咲いている。

    茎に毛が生えており、たぶんエゾアオイスミレ。最近あまり見かけない。

    目的の花コシノコバイモが咲いている。

    ちょうど満開の見ごろである。

    しかし、いつも咲いている斜面には咲いておらず、全体的な個体数は少なそうである。

    2株並んで咲いた花

    ここには固まって咲いていた。

    若葉と一緒に咲いていた花

    沢沿いに咲いていたコシノコバイモ

 今年は固まって咲いているものが多く見かけられて写真を撮るには良かったが、全体的には若葉を含めて個体数は少なかった。この花は2年くらいで咲く場所を移動しているようにも見受けられる。来年以降にまた期待したい。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まだ花を開いていなかったオオヤマカタバミ 令和7年4月6日

2025年04月09日 | 山に咲く花
 4日ほど前に見に行った時のオオヤマカタバミはもうすぐ咲きそうな蕾だった。もうきっと花を広げて咲いているのではないだろうか。歩き始めたのが午後4時ごろになってしまったが、まあなんとかなるだろう。

    エドヒガンザクラだと思うが、ほぼ満開になっている。

    最短ルートを行く。古い開墾地の中を行く道らしきものがあるが途中で消失する。

    オオヤマカタバミはだいぶ葉が増えているがまだ葉を展開しているものは少ない。

    前回は出ていなかった蕾がちらほらと顔を出している。

    半開きの花を発見。葉はまだ展開していない。

    内部を覗き込みたかったがこの日に持って行ったレンズでは接写が出来なかった。

    前回見つけたもうすぐ咲きそうだった花だが、まだ開いていなかった。

    少し倒して中を拝見。赤い筋が目立つ。
 
    道無き尾根を下山。倒木が多くて途中からは急斜面。

    コスミレを見つけた場所に立ち寄ってみる。

    数は少ないが小さな株がいくつか咲いていた。

    側弁が根元から開いていて花柱が見える。側弁には毛が生えていた。

 オオヤマカタバミの花は残念ながら開いていなかった。訪問時間が遅くもう陽が陰っていたのが拙かったかも知れない。この花はどうしても見ておきたいので、天候を見て近日再訪してみたいと思う。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オオヤマカタバミはまだ蕾だった 令和7年4月2日

2025年04月04日 | 山に咲く花
 10日ほど前に様子を見に行ったオオヤマカタバミはまだ葉も出していなかった。昨年は4月初旬に訪問したらもう終わっていたので今年の花期が遅れているのを考えるともうそろそろ咲いている頃ではないかと思う。今回は最短距離を直登して見に行ってみる。

    気の早いヒナスミレが咲いていた。

    タチツボスミレ?いや、ちょっと違う。

    側弁に毛が生えている。これは色の薄いアカネスミレであろう。

    カタクリの花が咲き始めていた。


    オオヤマカタバミの葉がちらほらと出始めていた。

    まだ葉を展開し始めたばかりである。

    まだ展開したばかりの葉。しかし花が見つからない。


    葉が出ていない場所で開き始めた花を発見した。

    明日にはもう咲きそうだが残念ながらまだ開いていない。

    別の場所ではニリンソウの葉がたくさん出ていた。

    こちらはイチリンソウの葉であろう。

    似通った環境の場所だが、こちらにはオオヤマカタバミは見当たらない。

    満開で葉を展開しているコブシの花

    もうすぐ落花しそうである。

 この界隈は何度も散策しているが、オオヤマカタバミが見つかっているのは1ヶ所のみで、良く似た環境の場所はあるのだが他には見つかっていない。今年こそは開いている花を見てみたいと思っているが、残念ながら少し早かった。1週間後くらいにもう一度見に行ってみたい。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ようやく咲いたコシノコバイモ 令和7年3月27日

2025年03月30日 | 山に咲く花
 1週間ほど前の雪が嘘のように暖かな陽気となり、武田神社のソメイヨシノがほころび始めた。今年何度か訪れているコシノコバイモがもう咲いているはずである。

    花数が少ないがようやくダンコウバイが満開になっている。

    これはタチツボスミレであろう。

    別のスミレが満開になっている。

    これはアオイスミレであろう。

    ギンリョウソウの馴れの果てか?

    やっと出会えた満開のコシノコバイモ

    幼葉も含めて今年は数が少ない。

    風と雪で倒れてしまったようである。

    2株並んで咲いたコシノコバイモ

    小滝を背景に咲いた花

    谷間に咲いた花

 何度か様子を見に行っていた今年のコシノコバイモはようやく満開になっていた。想定していた通り、今年は個体数が少なく、カタクリやイチリンソウの葉が増えてきた居るように見受けられた。引き続き観察して行きたいと思っている。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする