先週も訪れたジョウロウホトトギスだが、三脚を出している余裕も無く訪れただけで十分な撮影は出来ずに終わってしまった。23日に別メンバーで訪れる話もあったのだが、天候不良なために無くなってしまった。おそらくはこの日が今年最後の機会となるであろう。前日に想定していた以上に雨が降り、沢が増水しているであろうが訪れるのは源頭付近なので、おそらくは靴を少し濡らす程度で行けるはずだ。気合を入れて5時半に自宅を出たが、歩き始めるのは8時近くになってしまった。
連日の雨で増水しているが、沢の源頭あたりならばなんとかなるはず。
岩にびっしりとイワユキノシタが着いている。
咲き終わってしまっているイワユキノシタ
シラヒゲソウとホトトギス。若干時期を過ぎてしまった。
シラヒゲソウの群落。昨年よりは数が多い。
シラヒゲソウ。白い髭がたくさん生えた愛嬌のある花。
対岸の岩壁にもたくさん咲いているが、先週に比べるとだいぶ散ってしまっている。
こちらはイワユキノシタの大群落。
核心部の沢に到着した。既にヤマヒルは20匹近く撃退してきた。沢の中ではあまりいないだろうと思っていたのだが、額のあたりに違和感を感じて手で払ったところ、なんとヤマヒルが付いていたのには驚いた。足元ばかり気にしていたら、上から降って来たか、あるいは笹薮をかき分けた時に付着してきたか・・・。上半身をチェックしてアルコールスプレーを吹きかけたが、血を吸われた様子は無い。油断大敵である。
人の入らない沢は緑色の苔が生い茂っていてとても美しい。沢の景色を楽しみながら奥へと進み核心部に到着した。先週満開だっただけに一番良い時期は過ぎてしまったが、咲き残った花がまだあって十分に楽しむことが出来た。今日は単独での入山なので三脚を取り出して思う存分撮影にふける。
若干増水しているが至って穏やかな沢の上流部。
倒木がたくさんあるが、人の入らない沢の奥は苔の緑がとても美しい。
ここを登ってさらにその上にホトトギスが待っている。昨年見つけた花だが、我ながらよくぞこんなところに来たと思う。
岩の脇腹にはイワタバコがたくさん。
居ました。甲斐のジョウロウホトトギス。
痛み始めてはいるが、まだ見ごたえは十分。
岩壁の上のほうに群生。
先週は20株くらい咲いていたがもう大部分散ってしまっているのが残念。200㎜ズームレンズで撮影。
岩壁にぶら下がるジョウロウホトトギス。源頭の谷の雰囲気にマッチしていて美しい。
イワシャジンも咲いていた。
源頭のイワシャジン
思う存分撮影したところで沢を戻り、別の支脈に入ってみた。こちらのほうが谷の幅が狭いが、目線の高さに咲いているジョウロウホトトギスに出会うことが出来た。
目線の高さで咲いていたジョウロウホトトギス。
源頭の谷に咲く甲斐のジョウロウホトトギス。抜群!(自画自賛)
同上
この沢の上部は急登過ぎて危なそうなため、別の沢を詰めて稜線に抜け出た。日当たりが良くてヤマヒルがいなそうなところで腰掛けて休憩するが、ふとシャツの左袖を見ると点々と血液らしきものが付着していた。服を脱いで体をチェックするがヤマヒルは付着しておらず吸われたような場所も見当たらない。後に温泉に立ち寄って体をチェックしたところ、左上腕の裏側に吸い口らしき傷跡があったがほとんど気にならない程度の傷だった。十分な対策をしてきたつもりだったが、上半身に付着したものは見えないだけに撃退が難しい。
着生植物があるらしいので双眼鏡を取り出して木の上を覗き込むが見つからない。時間は午後の3時になったのでそろそろ下山しないと日が暮れてしまう。双眼鏡片手に木の上を覗き込みながら下山するが、着生植物はノキシノブくらいしか発見できなかった。
沢沿いに咲いていたホトトギス。これはこれで美しい。
なんとか間に合った甲斐のジョウロウホトトギス。また来年会いましょう。
連日の雨で増水しているが、沢の源頭あたりならばなんとかなるはず。
岩にびっしりとイワユキノシタが着いている。
咲き終わってしまっているイワユキノシタ
シラヒゲソウとホトトギス。若干時期を過ぎてしまった。
シラヒゲソウの群落。昨年よりは数が多い。
シラヒゲソウ。白い髭がたくさん生えた愛嬌のある花。
対岸の岩壁にもたくさん咲いているが、先週に比べるとだいぶ散ってしまっている。
こちらはイワユキノシタの大群落。
核心部の沢に到着した。既にヤマヒルは20匹近く撃退してきた。沢の中ではあまりいないだろうと思っていたのだが、額のあたりに違和感を感じて手で払ったところ、なんとヤマヒルが付いていたのには驚いた。足元ばかり気にしていたら、上から降って来たか、あるいは笹薮をかき分けた時に付着してきたか・・・。上半身をチェックしてアルコールスプレーを吹きかけたが、血を吸われた様子は無い。油断大敵である。
人の入らない沢は緑色の苔が生い茂っていてとても美しい。沢の景色を楽しみながら奥へと進み核心部に到着した。先週満開だっただけに一番良い時期は過ぎてしまったが、咲き残った花がまだあって十分に楽しむことが出来た。今日は単独での入山なので三脚を取り出して思う存分撮影にふける。
若干増水しているが至って穏やかな沢の上流部。
倒木がたくさんあるが、人の入らない沢の奥は苔の緑がとても美しい。
ここを登ってさらにその上にホトトギスが待っている。昨年見つけた花だが、我ながらよくぞこんなところに来たと思う。
岩の脇腹にはイワタバコがたくさん。
居ました。甲斐のジョウロウホトトギス。
痛み始めてはいるが、まだ見ごたえは十分。
岩壁の上のほうに群生。
先週は20株くらい咲いていたがもう大部分散ってしまっているのが残念。200㎜ズームレンズで撮影。
岩壁にぶら下がるジョウロウホトトギス。源頭の谷の雰囲気にマッチしていて美しい。
イワシャジンも咲いていた。
源頭のイワシャジン
思う存分撮影したところで沢を戻り、別の支脈に入ってみた。こちらのほうが谷の幅が狭いが、目線の高さに咲いているジョウロウホトトギスに出会うことが出来た。
目線の高さで咲いていたジョウロウホトトギス。
源頭の谷に咲く甲斐のジョウロウホトトギス。抜群!(自画自賛)
同上
この沢の上部は急登過ぎて危なそうなため、別の沢を詰めて稜線に抜け出た。日当たりが良くてヤマヒルがいなそうなところで腰掛けて休憩するが、ふとシャツの左袖を見ると点々と血液らしきものが付着していた。服を脱いで体をチェックするがヤマヒルは付着しておらず吸われたような場所も見当たらない。後に温泉に立ち寄って体をチェックしたところ、左上腕の裏側に吸い口らしき傷跡があったがほとんど気にならない程度の傷だった。十分な対策をしてきたつもりだったが、上半身に付着したものは見えないだけに撃退が難しい。
着生植物があるらしいので双眼鏡を取り出して木の上を覗き込むが見つからない。時間は午後の3時になったのでそろそろ下山しないと日が暮れてしまう。双眼鏡片手に木の上を覗き込みながら下山するが、着生植物はノキシノブくらいしか発見できなかった。
沢沿いに咲いていたホトトギス。これはこれで美しい。
なんとか間に合った甲斐のジョウロウホトトギス。また来年会いましょう。