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山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

タカサゴソウが咲いた 令和7年4月21日

2025年04月23日 | 公園
 タカサゴソウと思わしき花を発見して2度訪問しているがまだ蕾だったため、また訪問してみる。先日訪問した別の公園で咲き始めていたので、こちらでもきっと咲いているはずである。午前中は仕事で午後から内科受診があったので、現地に到着したのは午後4時半ごろになってしまった。

    広い公園で、前回とはまた違う場所を散策してみる。森の中のベンチと休憩東屋

    古墳

    小川

    これはセキショウであろう。

    鯉の泳ぐ池

    ショカッサイはまだ満開状態

    クサノオウが花盛り

    やっぱり白い花が咲いた。

    まだ咲き始めたばかり。

    ほとんどが蕾である。

    葉だけでは自信が無かったが・・・

    これは間違い無くタカサゴソウ

 山梨に咲くタカサゴソウの自生地はごく限られており、情報をいただいているのは3ヶ所のみである。今年はようやくその3ヶ所のタカサゴソウを確認することが出来た。いずれの生育地でも歩道や遊歩道の脇の狭いスペースに生育しており、個体数も決して多くは無い。

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クゲヌマランはまだ早かった 令和7年4月15日

2025年04月21日 | 公園
 昨年ある公園を散策している時に偶然発見したクゲヌマランがそろそろ咲いているかも知れない。この公園には他にも珍しい植物が生育しているらしいのだが、昨年は発見できていない。今回は昨年よりも広範囲を散策してみたいと思う。

    シバザクラが満開になっている。

    八重桜も満開になっている。花の色からカンザンではないかと思う。

    色の薄い八重桜が咲いていた。看板にはサトザクラと記されている。

    サトザクラとはこのような八重桜を総称して使われている名称で、これはショウゲツではないかと思う。

    グミの花が満開

    おそらくナツグミであろう。

    アカマツの木を見上げたら寄生している植物があった。

    オレンジ色の実が付いている。これはマツグミであろう。

    タンポポがたくさん咲いている。

    総苞片が反転せずやや丸みを帯びている。これはシナノタンポポであろう。

    シロバナも少し混じっていた。

    タチツボスミレの群生

    スミレもたくさん咲いている。

    スミレの群生

    こちらは小型のスミレ、ヒメスミレであろう。

    アマドコロがたくさん生えているが、まだ蕾だった。


    クゲヌマランはまだ時期が早く芽を出したばかりだった。

    蕾が見えているものもある。まだ時期が早く個体数も少ない。

    カワラサイコが生えていた。

    そしてこれが探していた植物であろう。残念ながらまだ蕾。

    周辺を散策してみると花が咲いているものがあった。

    まだ咲き始めたばかりの白い花

    これはタカサゴソウであろう。

    個体数はそこそこにあり、おそらく山梨県ではいちばん数が多いのではないかと思う。

 クゲヌマランはまだ早かったが、昨年発見出来なかったタカサゴソウは今年は咲き始めの新鮮な花を見ることが出来た。1週間後くらいに満開になっているのではないかと思う。そして別の公園で見てきたものもこのタカサゴソウであろうということがほぼ確信できた。時間がとれるようであれば、もう一度花満開のタカサゴソウを見に来てみたい。

コメント (2)
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スミレ三昧 明野ゲンジロード 令和7年4月17日

2025年04月20日 | 山に咲く花
 やや風が強いが晴れた良い天気となった。そろそろ明野ゲンジロードのゲンジスミレが咲いている頃であろう。

    今ごろシュンランが満開になっている。

    雑木林の林床に咲くシュンラン

    アケボノスミレがちらほらと咲いている。

    これはイブキスミレ。

    タチツボに似るがこちらは側弁に毛が生えている。


    大株は無いが数は結構咲いている。

    色の濃い顔が細めのアカネスミレ

    顔が円いアカネスミレ。最も多く見かけるタイプ。

    顔が細くて色が薄いアカネスミレ。一見コスミレのように見える。

    側弁はあまり開いておらず花柱はほとんど見えない。

    お目当てのゲンジスミレ

    小さなものが多いが、今年は結構咲いている。

    髭の生えたお顔を拝見

    白いゲンジスミレ

    姉妹

    顔を並べて咲いている

    ニオイタチツボスミレは少しだけ咲いていた。

    これはエゾアオイスミレだと思うが花が傷んでいる。他にも葉はあるが花はこれだけだった。

    これはアマナの葉だと思うが花はひとつも見かけず。

    昨年群生が見つかったヒロハハナヤスリ。今年もたくさん生えていた。

    しかし胞子穂を付けている個体が少なく、良い環境というわけでは無さそうである。

    離れた別の場所に生育しているのを発見

    それほど大きな群落ではないがそこそこに生えていた。

    こちらの白いスミレも見に行ってみる。

    ちょうど満開だったアカネスミレの白花、コボトケスミレ。

    白い花と赤紫の花が並んで咲いている。

 冬の雨が少なかったのでスミレは外れ年だと思っていたのだが、明野ゲンジロードは大株のものは無いもののイブキスミレもゲンジスミレもそれなりに良く咲いてくれた。2年ほどあまり花が咲いてくれていなかったので今年はそれなりに良かったのではないかと思う。コボトケスミレは相変わらずの少ない個体数であまり変化は無く咲いてくれていた。想定していたよりも良いスミレ散策が出来たと思っている。

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満開のマメザクラと富士山 思親山 令和7年4月16日

2025年04月19日 | 山に咲く花
 思親山のカイコバイモは昨年は大外れでひとつも花を見ることが出来なかった。今年はもう遅いのではないかと思うのだが、もうひとつ気になっているのが葉だけ見つけたが花を確認出来ていないジロボウエンゴサクである。こちらはそろそろ咲いている頃ではないだろうか。空は快晴で雪をたっぷりと纏った富士山がスッキリと姿を見せている。佐野峠から思親山に登ってみる。

    佐野峠駐車場から見る富士山。この季節には珍しく青空が広がっており、雪をたっぷりまとった真っ白な富士山が見える。

    峠に咲くマメザクラが満開

    この季節にはもうカタクリやキクザキイチゲが生えていておかしく無いのだが何も無い。

    カイコバイモはわずかに葉が出ているだけで今年も花はひとつも見つからず。

    山の斜面にカタクリがまばらに咲いている。

    ナガバノスミレサイシンは咲き始めたばかりである。

    ユキザサはまだ蕾

    植林帯の林をさまよってみると富士山の見える場所があった。

    植林の隙間からなんとか見えるには見えるが、ここから撮影する機会があるかどうか?

    山頂直下の階段。カタクリは葉だけでまだ花は咲いていなかった。

    午後1時ごろに山頂に到着

    満開になっていたマメザクラ

    開花時期がソメイヨシノよりも遅く、花がひとまわり小さい。

    マメザクラと富士山の眺望

    青空に満開のマメザクラと富士山が映える

    ちょうど良い時期に訪問出来たと思う。

 昼食をとって存分に写真を撮って別ルートで下山する。

    キクザキイチゲが咲いていた。

    たくさん葉を出しているキクザキイチゲ。時期が早かったことがあるだろうが、花は少なかった。

    ちらほらとフモトスミレが咲いていた。

    そして幸運なことに出会うことが出来たカイコバイモ

    こちらはまだ新鮮な花

    離れた場所で出会ったものはもう終わりかけていた。

    林道脇に生えているこのスゲも確認しておきたかった。

    小穂をたくさん出しているがまだ結実していないはずである。

    雌小穂のこの形は南部町の別の場所で見てきたものと同じであろう。まだ正体は分からない。

    これはジロボウエンゴサクの葉であろうが、花はまだ咲いておらず花芽も見えていなかった。咲くのかどうか疑問。

 幸運なことにいつも見ていた場所とは別のところでカイコバイモに出会うことが出来た。しかもまだ花が咲いている状態で出会えるとは思ってもいなかった。個体数はきわめて少なかった。
 ジロボウエンゴサクは花が確認出来なかったので、もう少し標高が低い場所にせいいくしているものを見に行ってみる。

    標高の低い場所ではジロボウエンゴサクが咲いている。


    まだ花が新鮮である。

    ジロボウエンゴサクの花

    さらに標高の低い場所ではもう花が傷み始めていた。

 ジロボウエンゴサクは生育場所が限られているものの、標高の低いところから高いところまで分布しており、場所を変えることで比較的長い季節の間、花が楽しめるのではないかと思う。天候に恵まれてとても良い景色と花たちを楽しめた1日になった。


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金川の森再探索 令和7年4月15日

2025年04月19日 | 公園
 1週間前にも散策しているが、富士吉田方面への出張の帰りに再度立ち寄ってみる。前回歩いた時に蕾だった花がそろそろ咲いているのではないかと思う。

    前回とは少し違うルートを歩いてみる。ソメイヨシノはもう散っている。

    八重桜が満開になっている。

    うっすらとピンク色が混じるこの桜はショウゲツか?

    ピンク色が濃い桜

    カンザンではないかと思う

    少し緑色っぽい桜

    ウコンではないかと思う

    赤紫色の桜

    看板が付いていたのでこれはヒヨドリザクラのはずである。

    こちらのしだれ桜はもうそろそろ終盤である。

    こちらにも駐車場があった。

    タンポポが満開。大部分がシナノタンポポだった。

    ショカッサイとクサノオウが満開

    良く見かける園芸種だが?

    たぶんカナビキソウ

    カワラサイコが群生していた。

    さて、問題の花は・・・

    残念ながらまだ蕾だった。

    狭い範囲に固まって生えている。

    もうすぐ咲きそうである。

 八重桜は種類が多くて代表的なものをネットで調べて名前を載せているので、たぶん間違っていると思う。まだ開いていないこの花はおそらくタカサゴソウであろうと思っているのだが、もうすぐ咲きそうなので次は最短ルートで見に来てみたいと思う。


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なんとか間に合ったハナネコノメソウ 黒富士農園 令和7年4月14日

2025年04月16日 | 渓谷
 毎年の恒例となっている黒富士農園近傍のハナネコノメソウを今年も見に行ってみる。例年ならば3月下旬が見頃なので普通ならばもう終わっているのだが、今年は花期が遅れているのでまだ見られるのではないだろうか。

    タムシバの花が満開になっている。

    しだれ桜は7部咲くらいである。これならばまだハナネコノメは見られるのではないだろうか。

    エイザンスミレは咲き始めたばかりである。

    ワサビの花が咲いている。

    小さなヒメニラの花は満開

    ハナネコノメソウはなんとか咲き残ってくれていた。葯は脱落したものが多く、少し遅かった。花付きはあまり良く無い。

    日当たりの悪い場所に咲き残っていたハナネコノメソウ

    これはまだ赤い葯が残っている。

    大きな岩の上にはそれなりに咲いたようである。

    だが、花付きは良いとは言えない。

    なんとか間に合ったハナネコノメソウ

    ヤマエンゴサクは咲き始めたばかり。

    托葉を見てみるとギザギザに切れ込んでおり、カンサイエンゴサクのタイプである。

    渓谷はもっと上まで続くが・・・

    ここまでで撤退。

    キバナノアマナも見に行ってみる。

    こちらはまだ蕾で、花を付けている株は少なかった。

 少し遅かったがなんとか間に合ったハナネコノメソウであった。予想はしていたが、やはり花付きはあまり良く無かった。コガネネコノメソウはまだ咲き始めで、これから見ごろになりそうである。


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満開のハヤザキヒョウタンボクと蕾のカヤラン 令和7年4月12日

2025年04月13日 | 渓谷
 時刻は午後4時を回ったが日が延びたのでまだ明るい。もう1ヶ所、3月下旬に発見した甲府市の渓谷に生育するカヤランがひょっとしたら花を咲かせているのではないかと見に行ってみる。その途中でハヤザキヒョウタンボクを覗いてみると、この時期に満開になっていた。

    もうとっくに終わっているだろうと思っていたハヤザキヒョウタンボクが咲いている。

    この季節にこの花が見られるとはラッキーである。


    葉が出ているが花は満開の状態

    花付きが良いとは言えないが綺麗な状態の花が咲いている。

    花は全開状態。この頃にはピンク色はほとんど目立たない。

    雌しべはまだ花粉を飛ばす前の状態のようである。

    カヤランが生育する渓谷ではミツバツツジが満開になっていた。

    ヒカゲツツジも見ごろである。薄い黄色が上品で美しい。

    ヒナスミレも満開

    さて、目的のカヤラン。まだ花は咲いていない。

    別株だがこちらもまだ咲いていない。

    そして一番の大株。まだ黄色い花は見えない。

    トリーミングしてみると蕾がだいぶ膨れて丸くなっている。あと2週間くらいで咲くのではないだろうか。

 気温が暖かかったり寒かったりと不安定な天候が続いている。本日は晴れて暖かいが明日は冷たい雨が降るようである。天候の状態にもよるだろうが、ゴールデンウィークの頃にこのカヤランは見ごろを迎えているのではないだろうか。混雑が予想されるので、出来れば平日の午後にでも見に来てみたいと思っている。その頃にはダイセンミツバツツジも咲いているのではないだろうか。


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これは食害か?消失したカタクリ 令和7年4月12日

2025年04月13日 | 山に咲く花
 3月下旬に蕾を確認した武田の杜遊歩道のカタクリが咲いている頃だと思う。いや、もう少し遅いかも知れない。咲いていれば、天気が良いので花が全開しているはずである。

    イカリソウが咲き出していた。

    イチリンソウも咲いている。

    まだ咲き始めたばかりで半開きのものが多い。

    勢力を拡大してたくさん生えているイチリンソウ。花付きはさほど良いわけでは無い。

    ここにたくさんカタクリの葉があったはずだが??

    ここにあったはずの蕾が無くなって葉が千切れている。

    これは鹿の食害であろう。期待していたカタクリの花には出会えなかった。

 残念ながらカタクリは花だけでなく葉もほとんど消失してしまっていた。期待していたカタクリの花には出会えなかった。では他の場所はどうだろうか?恒例のカタクリロードを見に行ってみよう。不覚にも道を間違えてしまい、到着したのは午後3時になってしまった。まだ陽が射しているので花は開いているはずだ。

    この先にカタクリ群落があるが、まだ下草が伸びて来ておらずこの場所は少し早かったようである。

    伐採されて日当たりが良くなり、カタクリの葉がたくさん出ている。しかし花はまだ咲いていない。

    日当たりの良い場所では少しだけ花が咲いていた。

    春の日差しを浴びて花弁を反転させて咲いているカタクリ

    アズマイチゲを見に行ってみる。この場所は1輪も咲いていない。

    別の場所。たくさん咲くはずのこの場所も花が見当たらず、今年は大外れのようである。

    咲いていたのはこの1輪だけだったアズマイチゲ

    センダイタイゲキはまだ出始めたばかりである。

    出始めたばかりでまだ下を向いているセンダイタイゲキ

    花が咲き出したものもあった。

    クロモジの花が咲いている。

    たぶん雄花と雌花があるのだろうが、全く分からない。南部町のカナクギノキも咲いている頃であろう。

 カタクリロードのカタクリはまだ時期が早く咲いていなかった。こちらを見る限りでは食害は無さそうである。冬の雨が少なかったことが影響してアズマイチゲはほとんど花を咲かせていない。おそらくスミレもハズレ年なのではないかと思う。


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晴天なのにやはり花を開かないオオヤマカタバミ 令和7年4月12日

2025年04月13日 | 山に咲く花
 数日前に曇り空の日に訪れたオオヤマカタバミは花を開いていなかった。では晴れた日ならばどうなのだろうか。朝から青空が広がり日差しは十分である。お昼のいちばん陽が高くなる頃を狙って懲りずにまたオオヤマカタバミを見に行ってみる。

    植林帯の中を突っ切って直線的に最短距離で現地を訪れる。

    さらに葉を増やしていたオオヤマカタバミ

    陽は当たっているが・・・やはり花は開いていない。

    もう少しで開きそうだが・・・半開き

    晴天の日でも花は開いてくれなかった。

    上部の斜面を探していたらそちらにも生育していたが、花はもう終わっていた。

    カタクリが1輪咲いていた。

    そして新しい発見、エビネの群生に出会った。今まで出会う中で最大の群生である。

    昨年のガラがたくさん残っている。

    新しい芽が出ているのを確認。5月連休頃に咲くであろうから再訪してみよう。

    遊歩道を散策してみると、ミツバツツジが満開になっていた。

    花付きが良くて見ごろを迎えていたミツバツツジ

    カイイワカガミが咲き始めていた。

    葉はたくさんあるが花付きはあまり良いとは言えない。

    カイイワカガミと落下したミツバツツジの花

    この場所では初めての出合い、シハイスミレが咲いていた。

    三つ子のシハイスミレ

    下山はゆるい傾斜の谷を下りる。途中からはなんとなく道がある。

    林道沿いではミヤマキケマンが咲いていた。

    タンポポが満開

    おそらくシナノタンポポであろう。

 実に今期5度目の訪問となるオオヤマカタバミであるが、とうとう全開した花を見ることは出来なかった。さすがに今年はもうギブアップである。来年以降、また見に来てみたいと思う。素晴らしいエビネの群落に出会えたので、花が咲く頃にまた訪れてみたいと思っている。


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ヒメスミレが咲いた 甲府市 令和7年4月10日

2025年04月12日 | 里に咲く花
 オオヤマカタバミを観察に行った時間帯は小雨が降ったがほんの一時だけで下りてきたら雨は止んで少し青空が見えてきた。ではもう1ヶ所、昨年ヒメスミレを見つけた甲府市内にある神社に行ってみよう。ヒメスミレは山梨県では比較的珍しいスミレで、3~4年前に初めて身延町で見つけたのが最初の出合いだが、昨年は笛吹市および甲府市の2ヶ所で生育しているのを発見した。小さくて見つけにくいだけで、意外とあるのかも知れない。

    大部分がまだ蕾だったが、気の早いシランの花が咲いていた。

    モジャモジャした白い花が咲いている。

    これはヒトツバタゴ(別名ナンジャモンジャ)の花であろう。

    桜の花びらに混じって咲いていたタチツボスミレ

    神社の境内の片隅に咲いていた小さな濃い紫色のスミレ

    ちょうど見ごろになっていたヒメスミレ

    後ろに見えるのはタチツボスミレで、大きさは半分くらいしか無い小さなスミレ

    花弁は濃い紫色

    側弁には毛が生えている。

    周辺を散策していたら面白いものが生えていた。地面を這うように枝を伸ばしている。

    オオイヌノフグリよりは小型。5~6株発見した。

    花はもう終わってしまっているが小さな白い花のかけらが残っている。これはイヌノフグリであろう。

    こちらは普通のスミレ

    まだ蕾だが、これはタカサゴソウのはずである。


    ノコギリ状の葉のものもある。これは先日金川の森で見てきたものとそっくりである。

 ヒメスミレはちょうど良い時期に訪問することが出来た。イヌノフグリと思わしきものは全くの偶然に発見したもので、来年花を確認に来たいと思う。見ておきたかったのがタカサゴソウの葉であるが、ヘラ状の鋸歯の少ない葉とノコギリ状の葉の2種類を出すようである。金川の森で見たものもおそらくはタカサゴソウなのではないかと思えてきた。花の咲く頃に再訪して確認する必要がありそうだ。

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