この時期の恒例となっている三ツ峠清掃登山が今年も開催され、30数名の参加者とともに三ツ峠を訪れた。土・日曜日の出勤が不安定なので参加できないだろうと思っていたのだが、この日は仕事が入っていなかった。チームを5班に分けて植物を見ながら登って行くが、当然の如く私の率いるチームがダントツで最後尾となる。いつもならば作業の様子なども写真に撮るのだが、今年は目ぼしい植物の写真をカメラ手持ちで撮ってきただけで持って行った三脚の出番はほとんど無かった。ブレた写真やピンボケの写真多発で、私は写真を撮るのがへたくそなのだと思う。

途中の渓谷脇に生えているツルシロカネソウ

ヒメムヨウラン。風でブレている。

こちらは普通に見かけるテンナンショウ属、ホソバテンナンショウと思われる。ミミガタテンナンショウはもう終わっていた。

三ツ峠では初めて見るこのテンナンショウ属の花。

葉よりも下に仏炎苞があり、ヤマナシテンナンショウと思われる。

ムラサキツリガネツツジの花。大部分が落花していた。シロバナフウリンツツジは撮り忘れた。

ニッコウヒョウタンボクの花。この個体はうっすらとピンク色が混じっていてとても美しかった。

ハート形の葉、これはシナノキではないかと思う。

保護柵の中は凄い。びっくりするほど大きくて元気なユキザサの群落。

もちろんこの花も元気に咲いている。

少し痛み気味である。

富士山が見えていたがやがて天候が悪くなり小雨が降り出す。
二手に分かれて1時間ほど保護柵内の草刈り作業を行う。昨年除去したテンニンソウは思ったほどたくさんは生えて来ておらず、その代わりに笹がはびこるようになっていた。恒例のスライド上映の準備も一応はしてあったが、小雨が降り出してしまい次第に天候が悪化して来る可能性が高く、スライド上映は行わずに下山となった。
下山した頃には雨脚が少し強くなってきた。傘を差して近傍に生育しているシダを見に行ってみる。

古い石垣の間から生えているミヤマウラジロ。

まだ新鮮でソーラスは見えなかった。

もう1種類、珍しいシダが生えている。小型で地味なシダ、コガネシダ。

ソーラスはうっすらと見え始めたばかりだった。この場所は範囲が限られていて個体数もあまり多く無い。

キケマンが咲いている。

ツルキケマンを期待したが、2回3出複葉ではないのでこれは普通のキケマンであろう。
今回の登山の私のチームには樹木を含めて植物にかなり詳しい方が同行してくれたおかげで、かなり有意義かつ効率良く植物を見て回ることが出来たと思う。私ももっと勉強しなければならないと改めて思わされた。

途中の渓谷脇に生えているツルシロカネソウ

ヒメムヨウラン。風でブレている。

こちらは普通に見かけるテンナンショウ属、ホソバテンナンショウと思われる。ミミガタテンナンショウはもう終わっていた。

三ツ峠では初めて見るこのテンナンショウ属の花。

葉よりも下に仏炎苞があり、ヤマナシテンナンショウと思われる。

ムラサキツリガネツツジの花。大部分が落花していた。シロバナフウリンツツジは撮り忘れた。

ニッコウヒョウタンボクの花。この個体はうっすらとピンク色が混じっていてとても美しかった。

ハート形の葉、これはシナノキではないかと思う。

保護柵の中は凄い。びっくりするほど大きくて元気なユキザサの群落。

もちろんこの花も元気に咲いている。

少し痛み気味である。

富士山が見えていたがやがて天候が悪くなり小雨が降り出す。
二手に分かれて1時間ほど保護柵内の草刈り作業を行う。昨年除去したテンニンソウは思ったほどたくさんは生えて来ておらず、その代わりに笹がはびこるようになっていた。恒例のスライド上映の準備も一応はしてあったが、小雨が降り出してしまい次第に天候が悪化して来る可能性が高く、スライド上映は行わずに下山となった。
下山した頃には雨脚が少し強くなってきた。傘を差して近傍に生育しているシダを見に行ってみる。

古い石垣の間から生えているミヤマウラジロ。

まだ新鮮でソーラスは見えなかった。

もう1種類、珍しいシダが生えている。小型で地味なシダ、コガネシダ。

ソーラスはうっすらと見え始めたばかりだった。この場所は範囲が限られていて個体数もあまり多く無い。

キケマンが咲いている。

ツルキケマンを期待したが、2回3出複葉ではないのでこれは普通のキケマンであろう。
今回の登山の私のチームには樹木を含めて植物にかなり詳しい方が同行してくれたおかげで、かなり有意義かつ効率良く植物を見て回ることが出来たと思う。私ももっと勉強しなければならないと改めて思わされた。
ヤマナシテンナンショウは仏炎苞が葉と同じ高さかあるいは下に付くのが特徴とされていますが、櫛形山のものを良く観察してみると葉軸から分かれずに地面から仏炎苞の茎が分かれて出るようです。ヒロハテンナンショウとの違いは葉軸が1本か2本かを見るのが一番分かり易いかと思います。この個体は仏炎苞の柄が長かったのでヤマナシテンナンショウと思いましたが、画像を良く見ると葉軸は1本なのでヒロハテンナンショウかも知れないです。シコクかどうかは専門家に任せたいと思います。