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DVDで『剣客商売』を第1集から第5集まで順次借り出して視聴した。約1か月かかった。主演が藤田まこと、お春が小林綾子、大次郎と三冬は途中で交代している。
『剣客商売』は池波正太郎の人気時代小説で、かなり以前に全巻を読み通していた。テレビでの放映はところどころ視たような気がする程度であった。現役時代は、テレビの前にじっくり座っている時間もほとんどなくて、好きなドラマも視ないでしまったものがたくさんある。やはりこの作品は藤田まことの飄々とした演技にこそ値があると思う。原作が面白いので、当然ドラマも面白いということではないだろうか。
ところで、インターネットで検索していたら『剣客商売』が再びつくられるらしい。秋山小兵衛を北大路欣也が演じるという、楽しみのようでもあるが、藤田まことのイメージとはだいぶ違うので、どういう作品になるか心配したり期待したりしている。
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