山クジラの田舎暮らし

岩手県北の田舎に生息する「山クジラ」です。定年後の田舎暮らしや趣味の山行きのことなど、発信していきます。

原発なくせの集会に注目

2012-07-16 08:58:34 | 社会
 岩手県沿岸北部は今日も雨である。昨日は霧雨程度だったので、雨ガッパを着て田んぼに入り、除草機などを逃れて稲の間に残っているオモダカを抜いた。そろそろ白い花をつけ始めている。種をつけさせると来年また大変なので、その前に抜き取ってしまわなければならない。ちょうど岩手県から青森県境にかけて梅雨前線があって、今日一日は雨で終わりそうでうっとおしい上に、さすがに田んぼに入る気にもならない。
 さて、今日は東京・代々木公園で「さよなら原発10万人集会」があるとのことだ。福島第一原発の事故で、原発という技術が未完成で、いったん事故が起こればその被害が、時間的にも空間的にもとんでもない広がりを持ち、人類の生存に重大な脅威となることが明らかになったが、野田どじょう内閣はこのことが理解できず、大飯原発の再稼動を強行してしまった。その背景に、日本経団連などの「もうけ」しか考えない勢力がいることも明らかになった。よく「国の主人公は国民」というが、この国の主人公は財界ででもあるような態度ではないか。最近の反原発の運動は、草の根的な広がりを持っているという。私も、一市民としてこの集会に駆け付けたいような思いはあるが、そうもいなかないので、岩手の北端から集会の成功を祈っている。
 国民の声を無視するものに、国民自身の手で「退場」の審判を突き付けなければならないと思う今日この頃である。


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