「夜桜乙女捕物帳」シリーズの7、『夜の風花』を読んだ。南町奉行・矢部駿河守が罷免される。老中首座水野忠邦の懐刀、鳥居耀蔵によって失脚させられたものだ。その後任が鳥居耀蔵である。時代小説の中では悪の代表として登場する鳥居だが、「夜桜乙女」シリーズの中でもそんな役回りをはたす。そして、鳥居を敵と狙う女が現れる。乙女の活躍はいかにといったところだ。
『火宅の人』は壇一雄の長編小説。1979年にテレビドラマ化され、1986年深作欣二監督で東映から映画化されたもの。「火宅」とは仏教説話の用語で「燃え盛る家のように危うさと苦悩につつまれつつも、少しも気づかずに遊びにのめりこんでいる状態をさす」のだそうだ。緒方拳演ずる主人公の小説家が、自らの家庭の危うさを知らず遊びまわっている状態を指すのだろうか?映画の中で松阪慶子が若い頃で緒方と濡れ場を演ずるのだが、見惚れるような裸体だった。きれいだったんですね!
9月23日。おはようがんす。今朝は秋雨前線の影響で雨。午前午後とも降水確率60%では外での作業は出来ない。そこで、内科の定期検診(持病がある)。それが済んだら、八戸へ買い物。第1は古書店に行って「夜桜乙女」シリーズの続巻を探す。そしてたまの外食。食料品の購入などを予定。映画は少し時間が足りないか?
今朝はわが家にしては珍しくヒレカツがメニューにあった。このブログをのぞかれている方は御承知と思うが、わが家で朝のメニューはほとんど魚と野菜。揚げ物も、コロッケだったり魚のフライだったりする。でも力仕事をする山クジラ♂としては、たまに肉を欲する時もある。