社長の日記

岐阜市で家づくりをしている、株式会社ヤマカ木材社長の日常やメッセージをお届けします。

様々な部署を経験する

2016-09-10 18:49:04 | 会社
毎朝職場の教養という冊子を朝礼で読んでいるのですが、先日
人事異動の受け止め方というテーマがありました。

来年4月入社の新卒採用も終了し、来月には内定式も行われますが
時々内定者の学生さんから希望の職種を聞いたり、どこに配属されるか
質問を受ける事があります。

もちろん一般職と事務職での採用の違いはありますが、基本的には
まだ決まっている訳ではなく、これから適性を見たり社内のバランスも
見ながら人事配置は決めていきます。

ヤマカ木材でも人事異動は頻繁ではありませんがあります。

僕も実は社会人になる前は営業の仕事だけは嫌だと思っていましたが、
見事に営業部に配属され、2年目にはまた違う営業のチームに
異動しました。

正直入社して1年経って慣れてきたという思いもあったので新しい
チームに移動するのは気分的に複雑だった記憶があります。

しかし僕は若い時は色々な部門を経験する事は良い事だと思います。

それは視野が広くなるから。

営業だけ、生産だけ、管理だけしか経験しないと他の部門の気持ちや苦労が
理解できないし、そもそもどの職種が適正か分からないからです。

自分が思っている以上に他に適性が見つかるかもしれないし、適応能力も
付くと思います。

そんな営業が嫌だった僕も営業の仕事をする中で営業の面白さを知り、
営業を生かす為のマーケティングの重要性を学び、経営者として経営を
しながら日々様々な経験をさせてもらい本当に仕事が楽しく感じています。

これも若い時から一つの事だけではなく、様々な事を経験できたからです。

ヤマカでも杉山も田辺も山田も細井も最初は違う配属から今、違う
職種で活躍してくれています。

先日昇進した今井も元は現場管理希望で入社して来ましたが、設計で
その能力を発揮して様々な改革をしてくれました。

ひとつの事を付き詰めるのも良いかもしれませんが、やはり様々な配属
経験をする事で人間的にもアイデアも大きくなると思います。

また、これしか出来ないという人は雇う側からしても選択肢が限られます。

だから若いうちは特に様々な経験を積んで自分の適性を見つけて欲しい
ですね。