先日とある資材の営業の方と話をしておりました。
この時期なので今年はどうでしたかという話題になるのですが、
その会社はプレカット工場を持っています。
プレカットとは在来工法の構造材を工場でロボットが加工する
機械で今では90%以上が手刻みではなく、プレカットに
なっています。
今、どこのプレカット工場に聞いても忙しいと聞くのですが、では
建築資材関連はどうかと聞くと、昨年よりも悪いと聞きます。
確かに全体の着工数は増えていないのにプレカットは常に忙しい。
これは木造の建物が在来工法の割合が増えてきたからだと思います。
逆に言えば2×4工法が減っている。
確かに2×4のパネル工場は暇だと聞きます。
分かりやすいのが以前2×4工法の耐震性を売りにしていた住宅会社が
ここ2年ぐらいで在来工法にシフトしているという事実です。
数年前は80円台だった為替が今では117円位です。
100%輸入の2×4工法のランバーでは円高になるとコストが高く
付きます。
もちろん在来工法の構造材も輸入材が多いですが、国産材もあるので
2×4材よりは影響は小さい。
結局は耐震性で2×4工法を採用していたのではなく、コストが安かった
から採用していただけです。
だからこそ今、特にローコストの2×4工法を売りにしていた会社が
在来工法にシフトして結果プレカット工場や大工さんなどの職人が
不足しているのだと思いました。
もちろんコストもとても大事だし、僕もコストを下げる努力をしています。
ただ構造を変えてしまうというのはその会社の住宅のコンセプトも変わって
しまう訳でそれもどうなのかなと感じます。
やはり僕は日本の住文化には木造の在来工法が最適だと思っています。
これからも木の良さ、木造在来工法の素晴らしさ、美しさを伝えていきたいと
思います。
この時期なので今年はどうでしたかという話題になるのですが、
その会社はプレカット工場を持っています。
プレカットとは在来工法の構造材を工場でロボットが加工する
機械で今では90%以上が手刻みではなく、プレカットに
なっています。
今、どこのプレカット工場に聞いても忙しいと聞くのですが、では
建築資材関連はどうかと聞くと、昨年よりも悪いと聞きます。
確かに全体の着工数は増えていないのにプレカットは常に忙しい。
これは木造の建物が在来工法の割合が増えてきたからだと思います。
逆に言えば2×4工法が減っている。
確かに2×4のパネル工場は暇だと聞きます。
分かりやすいのが以前2×4工法の耐震性を売りにしていた住宅会社が
ここ2年ぐらいで在来工法にシフトしているという事実です。
数年前は80円台だった為替が今では117円位です。
100%輸入の2×4工法のランバーでは円高になるとコストが高く
付きます。
もちろん在来工法の構造材も輸入材が多いですが、国産材もあるので
2×4材よりは影響は小さい。
結局は耐震性で2×4工法を採用していたのではなく、コストが安かった
から採用していただけです。
だからこそ今、特にローコストの2×4工法を売りにしていた会社が
在来工法にシフトして結果プレカット工場や大工さんなどの職人が
不足しているのだと思いました。
もちろんコストもとても大事だし、僕もコストを下げる努力をしています。
ただ構造を変えてしまうというのはその会社の住宅のコンセプトも変わって
しまう訳でそれもどうなのかなと感じます。
やはり僕は日本の住文化には木造の在来工法が最適だと思っています。
これからも木の良さ、木造在来工法の素晴らしさ、美しさを伝えていきたいと
思います。