goo blog サービス終了のお知らせ 

社長の日記

岐阜市で家づくりをしている、株式会社ヤマカ木材社長の日常やメッセージをお届けします。

在来工法の良さを伝え続ける

2016-12-18 09:54:28 | 業界について
先日とある資材の営業の方と話をしておりました。

この時期なので今年はどうでしたかという話題になるのですが、
その会社はプレカット工場を持っています。

プレカットとは在来工法の構造材を工場でロボットが加工する
機械で今では90%以上が手刻みではなく、プレカットに
なっています。

今、どこのプレカット工場に聞いても忙しいと聞くのですが、では
建築資材関連はどうかと聞くと、昨年よりも悪いと聞きます。

確かに全体の着工数は増えていないのにプレカットは常に忙しい。

これは木造の建物が在来工法の割合が増えてきたからだと思います。

逆に言えば2×4工法が減っている。

確かに2×4のパネル工場は暇だと聞きます。

分かりやすいのが以前2×4工法の耐震性を売りにしていた住宅会社が
ここ2年ぐらいで在来工法にシフトしているという事実です。

数年前は80円台だった為替が今では117円位です。

100%輸入の2×4工法のランバーでは円高になるとコストが高く
付きます。

もちろん在来工法の構造材も輸入材が多いですが、国産材もあるので
2×4材よりは影響は小さい。

結局は耐震性で2×4工法を採用していたのではなく、コストが安かった
から採用していただけです。

だからこそ今、特にローコストの2×4工法を売りにしていた会社が
在来工法にシフトして結果プレカット工場や大工さんなどの職人が
不足しているのだと思いました。

もちろんコストもとても大事だし、僕もコストを下げる努力をしています。

ただ構造を変えてしまうというのはその会社の住宅のコンセプトも変わって
しまう訳でそれもどうなのかなと感じます。

やはり僕は日本の住文化には木造の在来工法が最適だと思っています。

これからも木の良さ、木造在来工法の素晴らしさ、美しさを伝えていきたいと
思います。

1番の意味

2016-12-16 18:38:41 | 業界について
今日は来年度用の土地の売買契約でした。

岐阜市の茜部大川で約65坪で何と坪単価約18.4万円と
とてもお値打ちな物件です。

来年からの売り出し物件ですが、人気の茜部エリアで家作りを
されたい方はお問合せ下さい。

さて、今日はメディア関連の方との打ち合わせでした。

僕は常々岐阜県で1番の住宅会社を目指すと公言をしているのですが、
まだまだ道のりは遠いですね。

今日も何故一番を目指すのですか?と聞かれました。

今日の女性の担当者は共感してくれましたが、男が一番を目指すと言うと
結構疑問に思われる事が多い様に感じます。

以前、今の民主党の党首の蓮舫さんが事業仕分けで

1番になる事にどんな意味があるのですか?2番や3番ではいけないの
ですか?

と発言していた事がありました。

あの感覚は女性ならではだと感じたのですが、1番になる事にも
大きな意味はありますが、それ以上に目指す事に意味があると僕は
思っています。

ある東北のある県1番のビルダーの社長さんが

1番を目指さなければ、2番にも3番にもなれない!

と言っていました。

正にその通りだと思います。

数字が全てではありませんが、大きな意味はあると思います。

これからも1番を目指していきたいと思います。

人手不足

2016-12-03 20:06:48 | 業界について
昨晩はヤマカの大工さん達を集めて意見交換をしておりました。

その中で今後の建築業界での大工不足の話をしたのですが、
弊社としてもこの問題に取り組んでいかなければいけません。

以前も大工さんがとてもではないが自分の息子に大工を継がせたく
ないと言っていました。

大工さんと言えば僕の小さい頃、子供がなりたい職業の1位を
プロ野球選手と争っていましたが、そんな言葉を聞くと悲しい
気持ちになります。

以前も工業高校の先生が建築科の生徒で卒業後大工になりたい子も
いるのだけれど、安定していないからならないという子がいると
お聞きしました。

昔は大工さんの手間賃も多く、親方も子方を雇う余裕もありましたが、
デフレとなりそれに伴い手間賃も下がっています。

だから親方も子方を雇えないし、仕事が空いてしまえば収入も
無くなるし、保険もボーナスもありません。

そんな現実が今、大工という職業に若い人が憧れない理由なのだと
思います。

だからこそヤマカ木材としても社員大工の採用を考えています。

社員として大工をすれば保険もボーナスも毎月の給料も安定して
貰う事が出来ます。

もちろんサラリーマンですから、親方の様に自由には出来来ませんが
そんな大工としての活躍の方法もあると思います。

今後マーケットも減りますが、職人さんも減っていきます。

やはり建設業に携わる者としてこの課題にも取り組んでいきたいと
思います。

2日目

2016-11-24 23:07:04 | 業界について
今日は都内は雪が降って本当に寒かったです。

コートとマフラーを持ってきて正解でした。

さて今日ば講演も勉強になったのですが、仲間の住宅会社の社長さん達と
情報交換も出来てとても有意義でした。

殆どの会社が業績を伸ばしているのですが、やはり経営的に攻めています。

また、そこで浮き彫りになってくる課題も共通しています。

だから本当に頷ける話が多かったし、逆に僕の話も色々と聞いてもらい
気分も楽になりました。

また明日からの仕事で生かしていきたいですね。

それにしても連日の懇親会で少し体がきついのですが、明日もありますが
ここを乗り切れば後は少し落ち着きます。

来週からは本格的に来期の計画書の作成に入っていくので、体調を
整えて頑張りたいと思います。

勉強会初日

2016-11-23 23:26:13 | 業界について
今日は東京丸の内での勉強会。

来年の時流予測もあるのですが、正直経済的な政策や業界において
目玉になる政策もなく、今年とあまり変わらなだろうとの予測。

だから現在上手くいっている事例を5パターンぐらい出して
気を付ける点などをレクチャーしてもらいました。

久しぶりに事例の話を聞いて参考になりました。

また、これは住宅業界だけではなく日本の企業全体が今働き方の
革命が起きると言われています。

電通の件もありましたが、どちらかと言えば日本の企業はCSを
重視する為にESが疎かになっていると思います。

その辺りのES診断がとても高い住宅会社さんの講演を聞いたのですが
やはり素晴らしい取り組みをされていて驚きました。

特に理念教育がしっかりされていて僕もそうですが日々常に様々な
事が起きるのですが、軸となる理念がしっかりしているので
スタッフの判断基準も明確です。

まだまだ出来ていない事を認識させられました。

さて、明日も1日あるのでしっかりと学んできたいと思います。

今年最後の場

2016-11-22 14:08:53 | 業界について
今日の夕方から東京に出張します。

今日の夜は忘年会ですが、明日から2日間毎年参加している
住宅不動産向けの時流予測セミナーに参加してきます。

毎年このセミナーを聞いて来年度の予測を参考にしながら
経営計画書を作るヒントにもしているのでとても大切な
セミナーです。

来年はどうなるのでしょうかね。

今年は予定されていた消費税の増税が延期されて予測よりは
着工数は減りましたが、それでも伸ばしている会社は多いですね。

そんな素晴らしい会社の社長さん達も集まるので情報交換もしながら
色々と勉強をして来ようと思います。

今年最後の東京出張と勉強の場なのでしっかりと学んで来ます。

スケジューリングが重要

2016-11-18 20:13:46 | 業界について
明日から本店、北店にてマイホームフェア。

そして大垣店では小野モデルハウスにて見学会を開催して
おります。

是非、お越し下さいね!

さて、今日は営業スタッフ達と勉強会でした。

テーマは受注の為のスケジューリングだったのですが、僕も普段
営業の案件を具体的に聞く機会が無いので新鮮でした。

僕がここ数年取っているデータを見ながら、制約に結びついている
日数やパターンの仮説を立ててそれに沿ったスケジュールを
組んでもらいました。

以前自動車ディーラーの営業マンの話を聞いたのですが、やはり
よく売れる営業の方はスケジューリングが上手いとの事です。

住宅も車も購買頻度が低い商品なのでその辺りは同じですね。

今年もあと1か月ちょっとですが、しっかりとスケジューリングを
して成果を出して終わりたいですね。


タイミング

2016-11-17 12:05:53 | 業界について
かなり前ですがテレビで中国の大富豪の特集を見ていたことが
あります。

別に大して興味が無かったのですが、たぶんIT会社か何かの
社長さんかと思っていたら空調設備の会社との事でした。

何となく日本の感覚だとビジネスで成功するイメージは新たな
マーケットに誰よりも早く参入して成功するというイメージが
あると思います。

だからITだとか介護だとかという勝手なイメージを持って
しまうのですが、当時の中国は経済発展が凄くて、様々な
ビジネスでそんなチャンスがあったのだと思います。

もちろん日本の高度成長時代も同じことが言えますし、IT企業も
そうかもしれませんね。

ソフトバンクの孫さんやサイバーエージェントの藤田さんや楽天の
三木谷さんが今の時代に起業していたら、もちろん優秀な方達
なのでそれなりに成功はされると思いますが、当時と同じ様に
成功したかは分かりません。

この様に新しいマーケットに限らず、新規事業にチャレンジする為に
一番大切なのはタイミングだと思います。

もちろんマーケット特性もそうだし、トップの意欲や年齢など。

課題になるのは人の成長ですが、成長を待つことも大切ですが、
事業が人の成長を伸ばす事もあります。

いつのタイミングがベストかという視点を大切にしていきたいと
思います。

働き方革命

2016-10-26 23:54:04 | 業界について
昨晩は岐阜の住宅会社のひだまりほーむさんとのバスケの親善試合
でした。

弊社のスタッフが男性陣が背が高いスタッフが多く、バスケ経験者も
いて定期的に練習をしたりしています。

また、バスケ以外でもゴルフやバトミントン、テニスやフットサルも
やっているので、是非対戦希望の方は声掛けて下さいね!

新卒採用を始めてから特に社内でのレクレーションが盛り上がって
きました。

とても良い事だと思います。

そして最近報道などでも感じるのが働き方に対する考え方です。

先日の電通も今回の事件を受けて10時以降は事務所を閉めると発表
しましたし、日本電産も2020年に残業ゼロを目指すと報道されて
いました。

電通や日本電産といえばモーレツな働き方で成長してきた会社です。

昭和の時代を感じさせる働き方ですね。

そしてヤマカもそうですが、住宅業界はそんな旧態依然の感覚が強い
会社です。

僕も住宅会社はサービス業だと考えています。

しかし、お客様に合わせる事はとても大切ですが、その結果夜遅くまで
仕事をしたり、休日に出て来なければいけないケースがとても多い。

ヤマカでもお客様やオーナー様にとても良いサービスをしていますが
それがスタッフやパートナー様にも過剰な負担になってはいけません。

社内のレクレーションなどのソフトな部分とハードな部分の働き方も
見直していく必要があります。

その辺りを来年以降改善していこうと思います。

ライバル以上の脅威

2016-10-22 19:25:51 | 業界について
今日から大垣店で不動産フェアを開催しております。


大垣市を中心に約3000件の土地情報を用意しております。

明日も開催しておりますので是非お越し下さいね。

さて、今日は月に1回の会計監査。

その担当者と将来税理士事務所の仕事も無くなるかもという話しを
していました。

事実、今はとても優れた会計ソフトがフリーでダウンロード出来て
しまいます。

先日もアメリカのIT企業でマーケティングをオートメーション化した
ソフトを販売している会社へ行きました。

最近はAI(人工知能)の技術が発達して人間がする仕事が製造業に
限らずどんどんコンピューターやロボットに代わる時代がやってくる
のかもしれません。

そうすると住宅営業もどうなるのですかね。

最近思うのですが、僕達のライバルは同業他社のライバルではなく
テクノロジーや技術の発達や進化などです。

ライバルというよりも脅威と言った方が良いかもしれません。

人が他人やライバル以外に仕事が奪われる。

そんな事も現実として対策をしなければいけない時代がやってくるのだと
思います。

その為にも常にイノベーションを起こし続ける必要があるのだと感じます。

ヤマカでもイノベーションを起こし続けたいと思います。