1位 G.ラッセル メルセデスAMG
2位 O.ピアストリ マクラーレン・メルセデス
3位 C.サインツ フェラーリ
4位 L.ハミルトン メルセデスAMG
5位 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
6位 N.ヒュルケンベルグ ハース・フェラーリ
7位 S.ペレス レッドブル・ホンダ
8位 K.マグヌッセン ハース・フェラーリ
9位 D.リチャルド RB・ホンダ
10位 P.ガスリー アルピーヌ・ルノー
オーストリアGPです。スターティンググリッドですが、ポールはフェルスタッペン。以下ノリス、ラッセル、サインツ、ハミルトン、ルクレール、ピアストリ、ペレス、ヒュルケンベルグ、オコンと続きます。ここレッドブルの本拠地であるオーストリアでポールのフェルスタッペン。今は亡き総裁(マテシッツ)の期待に応えたいところですね。そして、2番グリッドには今シーズン成長著しいノリス。今回も優勝争いに絡んでくることでしょう。スタートはフェルスタッペンが上手くスタートを決めてホールショット。2番グリッドのノリスはやや出遅れてラッセルにアウト側から並びかけられ焦ったのか、アウト側に思いっきりマシンを寄せてブロックして何とかポジションキープ。ターン3に向かって坂を上っていくノリスとラッセル。イン側を走るノリスに対してラッセルはアウト側からプレッシャーをかけてきますが、ノリスは冷静に対処。ポジションキープでターン4に向かって坂を下りていきます。52周目、首位のフェルスタッペンとノリスが続けてピットイン。この時、フェルスタッペンのクルーが作業に手間取った為、フェルスタッペンの築いていたアドバンテージはほぼ帳消しにまります。ピットアウト直後の下りのターン4で白煙を上げるフェルスタッペン。ニュータイヤに上手く熱が入っていかないのかも知れませんね。55周目、フェルスタッペンの射程距離内に入ってきたノリス。ターン1で仕掛けようとしますが、ここは一旦引いて様子を見ます。59周目、満を持してターン1で仕掛けるノリス。インに入り込んでフェルスタッペンをオーバーテイク、と思ったのも束の間。フェルスタッペンは立ち上がりのストレートでノリスの背後に着いてターン3でアウト側から抜き返します。63周目、再びターン1でフェルスタッペンのインを取ったノリス。今度は何とフェルスタッペン、アウト側のエスケープゾーンを使って大回りでスピードを落とさない様にして加速。再びノリスの攻撃を退けます。64周目、ターン1でアウト側から仕掛けるノリス。接触した後、両車はコースアウト。コースに復帰した後、フェルスタッペンを抜くべく並びかけますが、フェルスタッペンにブロックされます。続くターン3でノリスがラインをクロスさせてフェルスタッペンをオーバーテイク。一方のフェルスタッペンは先程の接触で左リアタイヤがパンクしている為、ペースダウンで後退していきます。これで勝負ありか!?と、思ったのも束の間。首位に立ったのりすは、接触のダメージでマシンコントロールがままならない状態に。そのままピットに入りリタイアとなります。一方のフェルスタッペンは左リアタイヤのパンクで大幅ポジションダウン。10秒ペナルティも相まって5位フィニッシュとなります。そして、トップチェッカーを受けたのはラッセル。2022年サンパウロGP以来の勝利。まあ、ぶっちゃけタナボタの勝利なんですが(汗)、常にポディウム圏内で争いを繰り広げてきたラッセルにチャンスが巡ってきたということでしょう。純粋に勝利を祝福したいと思います。さて、大いに盛り上がりを見せた終盤の首位争い。こんな、抜きつ抜かれつのバトルが展開したのは、首位争いとしては久々じゃないでしょうか?ここで注目すべきはフェルスタッペンのブロックのやり方ですね。フェルスタッペンはノリスのことをブロックしているのですが、急激な進路変更はしていません。あらかじめ、ブロックすべき場所にマシンを置いています。そう、相手が嫌がりそうな場所に前もってマシンを移動させているのです。あの、激しいバトルの最中にこれだけの頭脳プレーをみせるとは素晴らしい。また、ラインを移動してブロックするにしても、必ずマシン1台分のスペースを残しています。3連続タイトルを獲得したディフェンディングチャンピオンの余裕といったところでしょうか。フェルスタッペンは過去、フェラーリのベッテルに稚拙なアタックを仕掛けて接触するなどドライバーとして未熟な面をみせることが多々ありました。しかし、今回のバトルをみる限り、円熟したドライバーとして老獪な走りをみせています。まだ、20代なのにこれだけの走りをみせるとは末恐ろしいですね(汗)。ノリスと接触したラップでは、どちらかというとノリスがフェルスタッペンにぶつかったという印象が強かったので(この時もフェルスタッペンはあらかじめブロックする位置にマシンを移動していた)、フェルスタッペンがペナルティを受けたというのは意外な感じがしました。ノリスに立ち塞がった分厚い壁となっているフェルスタッペン。この壁を破るのはそう簡単にはいきそうにありません。ということは、実際にやり合っているノリスが一番わかっているでしょうが(汗)。
2位 O.ピアストリ マクラーレン・メルセデス
3位 C.サインツ フェラーリ
4位 L.ハミルトン メルセデスAMG
5位 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
6位 N.ヒュルケンベルグ ハース・フェラーリ
7位 S.ペレス レッドブル・ホンダ
8位 K.マグヌッセン ハース・フェラーリ
9位 D.リチャルド RB・ホンダ
10位 P.ガスリー アルピーヌ・ルノー
オーストリアGPです。スターティンググリッドですが、ポールはフェルスタッペン。以下ノリス、ラッセル、サインツ、ハミルトン、ルクレール、ピアストリ、ペレス、ヒュルケンベルグ、オコンと続きます。ここレッドブルの本拠地であるオーストリアでポールのフェルスタッペン。今は亡き総裁(マテシッツ)の期待に応えたいところですね。そして、2番グリッドには今シーズン成長著しいノリス。今回も優勝争いに絡んでくることでしょう。スタートはフェルスタッペンが上手くスタートを決めてホールショット。2番グリッドのノリスはやや出遅れてラッセルにアウト側から並びかけられ焦ったのか、アウト側に思いっきりマシンを寄せてブロックして何とかポジションキープ。ターン3に向かって坂を上っていくノリスとラッセル。イン側を走るノリスに対してラッセルはアウト側からプレッシャーをかけてきますが、ノリスは冷静に対処。ポジションキープでターン4に向かって坂を下りていきます。52周目、首位のフェルスタッペンとノリスが続けてピットイン。この時、フェルスタッペンのクルーが作業に手間取った為、フェルスタッペンの築いていたアドバンテージはほぼ帳消しにまります。ピットアウト直後の下りのターン4で白煙を上げるフェルスタッペン。ニュータイヤに上手く熱が入っていかないのかも知れませんね。55周目、フェルスタッペンの射程距離内に入ってきたノリス。ターン1で仕掛けようとしますが、ここは一旦引いて様子を見ます。59周目、満を持してターン1で仕掛けるノリス。インに入り込んでフェルスタッペンをオーバーテイク、と思ったのも束の間。フェルスタッペンは立ち上がりのストレートでノリスの背後に着いてターン3でアウト側から抜き返します。63周目、再びターン1でフェルスタッペンのインを取ったノリス。今度は何とフェルスタッペン、アウト側のエスケープゾーンを使って大回りでスピードを落とさない様にして加速。再びノリスの攻撃を退けます。64周目、ターン1でアウト側から仕掛けるノリス。接触した後、両車はコースアウト。コースに復帰した後、フェルスタッペンを抜くべく並びかけますが、フェルスタッペンにブロックされます。続くターン3でノリスがラインをクロスさせてフェルスタッペンをオーバーテイク。一方のフェルスタッペンは先程の接触で左リアタイヤがパンクしている為、ペースダウンで後退していきます。これで勝負ありか!?と、思ったのも束の間。首位に立ったのりすは、接触のダメージでマシンコントロールがままならない状態に。そのままピットに入りリタイアとなります。一方のフェルスタッペンは左リアタイヤのパンクで大幅ポジションダウン。10秒ペナルティも相まって5位フィニッシュとなります。そして、トップチェッカーを受けたのはラッセル。2022年サンパウロGP以来の勝利。まあ、ぶっちゃけタナボタの勝利なんですが(汗)、常にポディウム圏内で争いを繰り広げてきたラッセルにチャンスが巡ってきたということでしょう。純粋に勝利を祝福したいと思います。さて、大いに盛り上がりを見せた終盤の首位争い。こんな、抜きつ抜かれつのバトルが展開したのは、首位争いとしては久々じゃないでしょうか?ここで注目すべきはフェルスタッペンのブロックのやり方ですね。フェルスタッペンはノリスのことをブロックしているのですが、急激な進路変更はしていません。あらかじめ、ブロックすべき場所にマシンを置いています。そう、相手が嫌がりそうな場所に前もってマシンを移動させているのです。あの、激しいバトルの最中にこれだけの頭脳プレーをみせるとは素晴らしい。また、ラインを移動してブロックするにしても、必ずマシン1台分のスペースを残しています。3連続タイトルを獲得したディフェンディングチャンピオンの余裕といったところでしょうか。フェルスタッペンは過去、フェラーリのベッテルに稚拙なアタックを仕掛けて接触するなどドライバーとして未熟な面をみせることが多々ありました。しかし、今回のバトルをみる限り、円熟したドライバーとして老獪な走りをみせています。まだ、20代なのにこれだけの走りをみせるとは末恐ろしいですね(汗)。ノリスと接触したラップでは、どちらかというとノリスがフェルスタッペンにぶつかったという印象が強かったので(この時もフェルスタッペンはあらかじめブロックする位置にマシンを移動していた)、フェルスタッペンがペナルティを受けたというのは意外な感じがしました。ノリスに立ち塞がった分厚い壁となっているフェルスタッペン。この壁を破るのはそう簡単にはいきそうにありません。ということは、実際にやり合っているノリスが一番わかっているでしょうが(汗)。