1位 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ
2位 P.ガスリー トロロッソ・ホンダ
3位 C.サインツ マクラーレン・ルノー
4位 K.ライコネン アルファロメオ・レーシング・フェラーリ
5位 A.ジョヴィナッツィ アルファロメオ・レーシング・フェラーリ
6位 D.リチャルド ルノー
7位 L.ハミルトン メルセデスAMG
8位 L.ノリス マクラーレン・ルノー
9位 S.ペレス レーシングポイント・メルセデス
10位 D.クビアト トロロッソ・ホンダ
ブラジルGPです。グリッドはポールがフェルスタッペン、以下ベッテル、ハミルトン、ボッタス、アルボン、ガスリーと続きます。ルクレールは10グリッド降格ペナルティで14番グリッドと後方に沈んでおります。スタートは、フェルスタッペンが上手く決めてホールショット。すぐ後ろでは、ターン1でハミルトンがベッテルをアウト側から被せてオーバーテイク、2番手にジャンプアップです。後方ではルクレールがテクニカル・セクションでリチャルドをパス。続いてメインストレートに続く高速コーナーで、サイドバイサイドになりながら抵抗するノリスをパス。11番手にジャンプアップ。オープニングラップ終了時点でのオーダーはハミルトンとベッテルの順位が入れ替わった以外は大きな変化はありません。ルクレールがパスするのと同時にリチャルドがノリスをターン1でアウト側からオーバーテイク。ノリスはルクレールとリチャルドに挟みこまれる格好になりました。しかし、ノリスはターン2でインに潜り込みターン3をリチャルドのアウト側で立ち上がります。バックストレートでインに並ぼうとするリチャルドをブロック。リチャルドはイン側の芝生にややはみ出して土ぼこりを上げますが、ノリスは構わずブロックしてターン4に侵入。このバトル、ますはノリスが制しました。22周目、フェルスタッペンがピットインします。タイヤ交換を所定の作業時間で終えて何事も無くピットレーンからコースに向かいます。そこに突然、時を同じくしてピットレーンにクビサが割り込んできます。危うく接触しそうになった両マシン。”WHAT THE ****** DID THEY DO?”(フェルスタッペン)いや~、これ間一髪でしたね。タイミング的には明らかにクビサの不注意ですね。これ、一般公道で同じことをやったら、あおり運転の原因になりかねませんよ?(汗)66周目、このレース最大の事件が起こります。最終コーナーをベッテルの後方で立ち上がってきたルクレールが、ターン1でベッテルをズバッとオーバーテイク。ターン2、ターン3と立ち上がってバックストレート、ベッテルはルクレールを再び抜き返そうとアウト側に並びますが接触!ストレートでベッテルはルクレールの方に寄っていたのですが、この不可解な動きが無ければ接触は起きなかったかも知れません。ルクレールは左フロントのサスペンションロッドが折れてコースアウト、その場でリタイアです。一方のベッテルも左リアタイヤがバーストし、マシンのフロアを破損、リタイアとなっております。フェラーリは最悪の形で2台同時にリタイアとなりました。そして、レースの方はフェルスタッペンがポール・トゥ・フィニッシュ。今シーズン3勝目、都合、レッドブル・ホンダにとっても3勝目となります。2位はガスリー。終盤4番手を走行していたガスリーは、前方を走っていたハミルトンとアルボンの接触により2番手に浮上。ファイナル・ラップ、最終コーナーでハミルトンにイン側に並びかけられ、ガスリーのポジションはもはや風前の灯(汗)。しかし、ここでホンダパワーが炸裂!ガスリーはハミルトンを抑えきり見事2位でフィニッシュしたのでした。”THIS IS THE BEST DAY OF MY LIFE.”歓喜を爆発させるガスリー。そらそうでしょう。成績不振によりシーズン途中でレッドブルからトロロッソに降格。周りの人から見れば「可哀そうな人」に成り下がっていました。しかし、「出向」後も腐ることなく着々と入賞を重ね今回の結果に繋がりました。諦めなければチャンスはいつかは巡ってくる、ということを今回のガスリーの結果は語っているのではないでしょうか。さて、3位はカルロス”SMOOTH OPERATOR”サインツです。彼はいつも上位で入賞するとフィニッシュ後に”SMOOOOOOOOTH OPERATOOOOOOORRRRR~♪”と鼻歌まじりにスタッフと無線を交信するのがお決まりのパターン。今回は特に最後尾からの追い上げだったのでいつになく鼻歌が上機嫌だった様に思います(笑)。シャーデーの曲で同じタイトルのタイトルの楽曲があるのですが、彼はシャーデーのファンなのでしょうか。ちなみに”SMOOTH OPERATOR”とは「やり手」とか「要領のいい人」といった意味です。レース終了直後は、ハミルトンとアルボンの接触に関しては審議中だったので、ポディウムには暫定の順位で3位だったハミルトンが上がっています。しかし、その後ハミルトンに対して5秒加算のペナルティが確定。繰り上げでサインツが3位というリザルトが確定。その後、サインツの為に特別に設けられたポディウムでサインツが1人で3位入賞を祝うことになりました。ハミルトンに対する裁定が遅れたので辺りは暗く、尚且つ一人での登壇でしたが、それでも周りにはスタッフが取り囲んで賑やかにサインツの初ポディウムを祝福していました。そうなのです、ガスリーに続いてサインツも初ポディウム。2人同時に初ポディウムというのもかなり珍しいケースではないでしょうか。2位走行中にハミルトンに撃墜されたアルボンは初ポディウムを逃したので、この2人をうらやましく思っていたかも知れませんね。何しろ、自分が撃墜されたことによって2人に初ポディウムをプレゼントしたことになったのですから(汗)。最後にフェラーリの同士討ちについてですが、遂にやっちまったな~、というのが正直なところですね。どんどん頭角を現してくる若手のルクレールに対して、ベッテルが快く思っていないというのは明らかでした。それは、チーム無線の交信をチェックしていれば明らかです。ルクレールもルクレールで、生意気なことを多々発言しているので、それもベッテルの気に障ったのかも知れませんね。ともかく、日常の些細なことが積み重なって、マクラーレン時代のハミルトンとアロンソの様な最悪な関係に陥らないことを願わずにはいられません。
2位 P.ガスリー トロロッソ・ホンダ
3位 C.サインツ マクラーレン・ルノー
4位 K.ライコネン アルファロメオ・レーシング・フェラーリ
5位 A.ジョヴィナッツィ アルファロメオ・レーシング・フェラーリ
6位 D.リチャルド ルノー
7位 L.ハミルトン メルセデスAMG
8位 L.ノリス マクラーレン・ルノー
9位 S.ペレス レーシングポイント・メルセデス
10位 D.クビアト トロロッソ・ホンダ
ブラジルGPです。グリッドはポールがフェルスタッペン、以下ベッテル、ハミルトン、ボッタス、アルボン、ガスリーと続きます。ルクレールは10グリッド降格ペナルティで14番グリッドと後方に沈んでおります。スタートは、フェルスタッペンが上手く決めてホールショット。すぐ後ろでは、ターン1でハミルトンがベッテルをアウト側から被せてオーバーテイク、2番手にジャンプアップです。後方ではルクレールがテクニカル・セクションでリチャルドをパス。続いてメインストレートに続く高速コーナーで、サイドバイサイドになりながら抵抗するノリスをパス。11番手にジャンプアップ。オープニングラップ終了時点でのオーダーはハミルトンとベッテルの順位が入れ替わった以外は大きな変化はありません。ルクレールがパスするのと同時にリチャルドがノリスをターン1でアウト側からオーバーテイク。ノリスはルクレールとリチャルドに挟みこまれる格好になりました。しかし、ノリスはターン2でインに潜り込みターン3をリチャルドのアウト側で立ち上がります。バックストレートでインに並ぼうとするリチャルドをブロック。リチャルドはイン側の芝生にややはみ出して土ぼこりを上げますが、ノリスは構わずブロックしてターン4に侵入。このバトル、ますはノリスが制しました。22周目、フェルスタッペンがピットインします。タイヤ交換を所定の作業時間で終えて何事も無くピットレーンからコースに向かいます。そこに突然、時を同じくしてピットレーンにクビサが割り込んできます。危うく接触しそうになった両マシン。”WHAT THE ****** DID THEY DO?”(フェルスタッペン)いや~、これ間一髪でしたね。タイミング的には明らかにクビサの不注意ですね。これ、一般公道で同じことをやったら、あおり運転の原因になりかねませんよ?(汗)66周目、このレース最大の事件が起こります。最終コーナーをベッテルの後方で立ち上がってきたルクレールが、ターン1でベッテルをズバッとオーバーテイク。ターン2、ターン3と立ち上がってバックストレート、ベッテルはルクレールを再び抜き返そうとアウト側に並びますが接触!ストレートでベッテルはルクレールの方に寄っていたのですが、この不可解な動きが無ければ接触は起きなかったかも知れません。ルクレールは左フロントのサスペンションロッドが折れてコースアウト、その場でリタイアです。一方のベッテルも左リアタイヤがバーストし、マシンのフロアを破損、リタイアとなっております。フェラーリは最悪の形で2台同時にリタイアとなりました。そして、レースの方はフェルスタッペンがポール・トゥ・フィニッシュ。今シーズン3勝目、都合、レッドブル・ホンダにとっても3勝目となります。2位はガスリー。終盤4番手を走行していたガスリーは、前方を走っていたハミルトンとアルボンの接触により2番手に浮上。ファイナル・ラップ、最終コーナーでハミルトンにイン側に並びかけられ、ガスリーのポジションはもはや風前の灯(汗)。しかし、ここでホンダパワーが炸裂!ガスリーはハミルトンを抑えきり見事2位でフィニッシュしたのでした。”THIS IS THE BEST DAY OF MY LIFE.”歓喜を爆発させるガスリー。そらそうでしょう。成績不振によりシーズン途中でレッドブルからトロロッソに降格。周りの人から見れば「可哀そうな人」に成り下がっていました。しかし、「出向」後も腐ることなく着々と入賞を重ね今回の結果に繋がりました。諦めなければチャンスはいつかは巡ってくる、ということを今回のガスリーの結果は語っているのではないでしょうか。さて、3位はカルロス”SMOOTH OPERATOR”サインツです。彼はいつも上位で入賞するとフィニッシュ後に”SMOOOOOOOOTH OPERATOOOOOOORRRRR~♪”と鼻歌まじりにスタッフと無線を交信するのがお決まりのパターン。今回は特に最後尾からの追い上げだったのでいつになく鼻歌が上機嫌だった様に思います(笑)。シャーデーの曲で同じタイトルのタイトルの楽曲があるのですが、彼はシャーデーのファンなのでしょうか。ちなみに”SMOOTH OPERATOR”とは「やり手」とか「要領のいい人」といった意味です。レース終了直後は、ハミルトンとアルボンの接触に関しては審議中だったので、ポディウムには暫定の順位で3位だったハミルトンが上がっています。しかし、その後ハミルトンに対して5秒加算のペナルティが確定。繰り上げでサインツが3位というリザルトが確定。その後、サインツの為に特別に設けられたポディウムでサインツが1人で3位入賞を祝うことになりました。ハミルトンに対する裁定が遅れたので辺りは暗く、尚且つ一人での登壇でしたが、それでも周りにはスタッフが取り囲んで賑やかにサインツの初ポディウムを祝福していました。そうなのです、ガスリーに続いてサインツも初ポディウム。2人同時に初ポディウムというのもかなり珍しいケースではないでしょうか。2位走行中にハミルトンに撃墜されたアルボンは初ポディウムを逃したので、この2人をうらやましく思っていたかも知れませんね。何しろ、自分が撃墜されたことによって2人に初ポディウムをプレゼントしたことになったのですから(汗)。最後にフェラーリの同士討ちについてですが、遂にやっちまったな~、というのが正直なところですね。どんどん頭角を現してくる若手のルクレールに対して、ベッテルが快く思っていないというのは明らかでした。それは、チーム無線の交信をチェックしていれば明らかです。ルクレールもルクレールで、生意気なことを多々発言しているので、それもベッテルの気に障ったのかも知れませんね。ともかく、日常の些細なことが積み重なって、マクラーレン時代のハミルトンとアロンソの様な最悪な関係に陥らないことを願わずにはいられません。