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芸能界の大タブー・・・相澤秀禎の死と『虚飾の海』

2013-06-01 14:00:13 | 日記

芸能界に関する書物は、数多いが、

その中で、衝撃度が最高なものの一つは、

『虚飾の海』(恒友出版)だろう。

 

もはやバイブル的な扱いを受けて、

絶版なので、アマゾンでは、古本が5千円とか。

 

ヒット大地、

これを40才頃に読んだ。

結構、ショックを受けた。

 

この本、書き出しから、すごい。

 

芸能界に生きた同性愛者が、

「俺は、これから自殺する!」

と書かれているのだ。

 

そして芸能人の思い出を、

実名ではないが、

それに近い仮名で、

どんどん出しているわけだ。

 

この男、星伸具(ほしのぶとも)という本名。

1939年1月、埼玉県川口市生まれ。

地元中学を卒業後、同性愛に憧れ、芸能界と関わりを持つようになる。

林隆志(はやしたかし)の芸名で映画にも7本出演。

そのうち、マネージメント業を始め、芸能界のウラに、精通することになった。

だが、芸能界を追われ、自殺を決意し、書いたのが、『虚飾の海』だ。

 

『虚飾の海』(恒友出版)は1984年に発表され、大注目を浴び、

彼はその後、雑誌に原稿を執筆するかたわら、

『3時のあなた』などテレビ等にも多数出演。

 

『虚飾の海』以外の著作には、『ガラスの橋を渡るとき』がある。

衝撃度は、『虚飾の海』以上だ。

 

この『虚飾の海』にさかんに登場するのが、

サンミュージックの創業者の相澤秀禎だ。

(このたび2013年5月23日、すい臓がんで、亡くなった。

享年83)

(1930年1月20日横須賀生まれ、法大卒。

本名は相澤芳郎(與四郎とも記される))

  

どうやら、星と相澤は、かつて宿敵のような関係だったらしい。

『虚飾の海』の中での相澤は、どう見ても、悪役だ。

 

というよりも、相澤への怨念が、

『虚飾の海』の中には、異常に強く見られる。

 

ヒット大地、サンミュージックのさまざまな不幸を思うとき、

いつも星伸具を思い出す。

 

岡田有希子(自殺)、溝口伸郎(自殺)、桜田淳子(統一教会・霊感商法)、

酒井法子(覚せい剤逮捕・損害賠償肩代わり)、松田聖子(事務所独立)・・・

 

星伸具の怨念でもあるのか?

 

でも、同時に、芸能界は「売れたもん勝ち」の世界だ。

売れたら、15秒のCM料が億単位で入る。

売れなければ、ゼロだ。

 

だから、ある程度、悪どいことは、

普通のマネージメントでも、行われるということだろう。

 

売れる芸人は、

たいてい「悪の魅力」も持っている。

 

調べてみると、元ヤンキーなど、過去および普段の素行が悪い者が多い。

押尾学がその典型だが、逆にそういう押尾だからこそ、

ファンも多かったのだろう。

 

当然、そういうタレントには、

日常生活の礼儀マナーも、厳しく教えないといけないし、

また、悪い素行については、「もみ消し」工作もしないといけない。

「もみ消し」のためには、有力な政治家と親しくなっておいた方がいいし、

ヤクザとの裏取引も必要だろう。

 

「ヤクザ怖い」なんて言ってたんじゃ、

役者マネージメントはできないぞ。

 

また芸能界のトップには、ホモも多いので、

彼らに気に入られるためには、

オシリを貸すことも、珍しくないだろう。

 

少なくとも、チンチン握られて、

驚いていたんじゃ、話にならんよな。

 

女性タレントは、そういう機会はもっと多いだろう。

 

なぜなら「男はホモよりも、女好き」の方が、圧倒的に多いからだ。

 

そういう魑魅魍魎の世界の中で生きるには、

毒ももっていないとダメということだろう。

「きれいなバラにはトゲがある。

きれいなネーチャン、屁が臭い」と言うではないか。

 

相澤は、整形手術も、積極的に勧めたと東スポに書いてあった。

 

彼らしいエピソードだな、と俺は思った。

 

と同時に、実際、彼は少女タレントを自宅に下宿させ、

父親のように、優しく面倒をみていた。

 

つまり、芸能界のマネージメントで成功するためには、

「悪の面」と同時に、

人間的に、温かい面や優しい面も持っていないとダメなのだろう。

社会ルールも、ある程度、きちんと守らないとダメだ。

 

 

相澤は功罪も含めて、そういう両面を持っていたのだろう。

 

だから、芸能界で、成功できた。

 

実際、彼は、多くの芸能関係者やタレントにも、慕われた。

 

今回の葬儀でも、そのことが明らかになった。

 

つまり彼は、ある人間には嫌われ、また多くの人に好かれたのだろう。

 

ところで、『虚飾の海』や『ガラスの橋を渡るとき』には、相澤のほかに、

西郷輝彦、平幹二朗、大原麗子、梶光夫、迫水久常、

松島アキラ、深谷隆司、森進一、福岡翼、栗原玲児、

古賀政男、木下恵介、中曽根康弘、

羽賀研二、美川憲一、美輪明宏

・・・など多くの芸能関係者や政治家がずらずらと登場する。

 

 

星伸具、今、どうしてるんだろう?

 

ネット検索しても、ほぼ全く出てこないのが、

逆に不気味だ。

 

悪い人には、思えないが・・・

指導力と財運がなかっただけなのだろうか?

 

 

西郷輝彦の『星のフラメンコ』の中で、

生き続けるということか?

 

ヒット大地、人生60年生きているが、

ホモだけは、ホモ、いやホボ理解できない。

 

若い頃、知り合いのオッサンに、

キンタマを握られたことがあった。

 

だが、やっぱり、いい感じはしなかった。

 

もしもあのとき、タマ握りを許していたら、

場所が場所だけに、

もっと金と縁のある人生だったのかもしれない。

 

最後に、相澤のご冥福を祈りたい。

 

また星と相澤が、死後でもいいから、

理解し合える関係になって欲しいと、

俺は、心より、望んでいる。

 

無理かな?

 

でも、この際、目を瞑って、握手してほしい!

 

 

 


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2 コメント

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Unknown (通りすがりのおやじい)
2013-06-02 01:04:05
涅槃で待つ・・沖雅也さんの最期の言葉でしたね・・。
彼は今も、涅槃で日景を待っているのでしょうか?

ゲイ能界とは、よく言ったものですが、ぼくも大地さん同様、さっぱりホモなど興味がありません。
ホモを必要以上に嫌う男は、本質ではホモの気がある、それどころか、欲望を抑えるあまりホモを攻撃する、と聞きます。

松嶋菜々子もソープ嬢だそうですが、勝手にしろ!彼女の人生だ、と思いますね。幸福か不幸かは閻魔様の前で審判されるのですから・・。

もっとも、あんなギスギス女、ソープ嬢としてもあまり魅力はないように感じますが笑
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Unknown (ヒット大地)
2013-06-02 20:36:45
通りすがりのおやじいさん、

涅槃で待ってますので、よろしく(笑)。
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