天木直人 新憲法9条 インターネット党より転載しました。
http://new-party-9.net/archives/2709
日露外相会談の直後に北方領土にミサイルを配備したロシア
9月21日に行われた日露外相会談ほど日本外交に泥を塗った外交はない。
なにしろ北方領土問題について話し合うはずの外相会談であったにもかかわらず、会談直後の共同記者会見でラブロフ外相は北方領土問題については一言も話をしなかったと公言したのだ。
私が驚いたのは、岸田外相がその場で即座にフザケルなと反論しなかった事だ。
そして、その後で日本人記者に対し、会談の半分以上は北方領土問題だったなどと独り言を言っている。
こんな情けない外相会談があるか。
こんな情けない外務大臣がいるか。
そう思っていたら、きょう9月24日の東京新聞を見て驚いた。
ロシア国防省は23日、北方領土に最新型の短距離地対空ミサイルを実戦配備したことを明らかにしたという。
これ以上の実効支配はない。
これ以上の敵対行為はない。
これ以上日本の外交に泥を塗るロシアの出方はない。
かつてロシアの高官が暴言したように、岸田外相は「切腹」しないのか。
菅官房長官はロシアに抗議しないのか。
それでも安倍政権はプーチン大統領の年内訪日にこだわるのか。
何のためだ(了)
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http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/470.html より転載しました。
1. 2015年9月22日 21:08:06 : n5eIN4UXcQ
中国外務省、対日専門部署を廃止 朝鮮半島担当課と統合
2015/9/21 2:00日本経済新聞
【北京=永井央紀】中国外務省が対日関係を専門とする「日本課」を廃止し、朝鮮半島などを担当する課と統合させたことが20日わかった。習近平指導部が進める行政組織の効率化を目的とする機構改革の一環としている。日本専門の部署が無くなることで対日関係への影響を懸念する声も出ている。
中国外務省は課レベルの組織図を公表していないが、関係者によると、従来は「一処」~「九処」まで課に相当する9つの部署を置いていた。このうち韓国、北朝鮮、モンゴルを所管する「一処」と日本を担当する「四処(通称・日本処)」を統合し、北東アジア担当の課とした。新しい課の責任者にはこれまで日本課長だった楊宇氏が就いた。
それ以外の部署も統廃合を進めており、地域担当の課は北東アジア、東南アジア、南西アジアなど大まかなくくりに再編される。地域協力や各課間の調整を担う部署も新設されるもようだ。
中国外務省は組織の効率化が目的とし、「日本軽視」ではないと説明している。ただ、外交の世界では担当国の看板を背負った部署の外交官がその国との関係強化に注力することが多い。組織再編後の新部署は4カ国を担当するため、対日関係に充てる時間や労力が従来よりも減る可能性がある。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDE19H0B_Q5A920C1PE8000/
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◆ ロシアも中国もますます、日本を警戒しているはずです。
驚くのは中国のやり方です。インテリジェンス・パワーとでもいうのでしょうか?
日本専門の課が、無くなったということですから、日本政府にとっては、これは今までの歴史的な関係をみても、屈辱的とも思える策です。「日本政府は、小さい国ですね。これでいいでしょう。」と言う話ですよね。貿易相手としては、大きいのですが、それも今までの話しであって、これからは、格下になっていますよ。ということを、日本政府に知らしめたのです。
小さなことで、見逃してしまいそうですが、このような中国のやり方は、実は日本政府への、屈辱を意味することになると思います。
客人として中国へ赴く日本の外務省が、いままでよりも、格下の扱いを受けることではありませんが、すくなくとも、窓口が小さくなったことを、身をもって知るのです。
御茶席の躙り口のように、変更されたと、見るといいと思いますね。
このことに、官邸は何も口にできないでしょう。みっともない話ですから。
そして、ロシアはミサイルを装備している、素早いことです。岸田外相の訪ロ後すぐですから、岸田外相の訪ロも、直前まで決まるかどうか、はっきりしなかったとはいえ、
うまく行ったのなら、ミサイル装備を遅らせるとか、中止するとかあるはずです。プーチンは
明らかに戦争法案の強行採決に、警戒感をもっていますね。アベバカチンは、所詮バカチン以上の者ではないのです。
強行採決をアメリカ経由での支持という、凝ったやり方をしていますが、日本の真の支配者を日本以外の国は、よく知っているのではありませんか?
中国の習近平氏が世界中の新聞に、「国賓として、アメリカに招かれた」と報道していますよね。
横目で、みて、「いずれ私も」とアベバカチンは忌々しく、思っている事でしょう。