◎7月12日朝 今泉章利氏から電話をいただいた。
※7月12日。賢崇寺で「二・二六事件 十五士祥月忌法要」が執り行われる日。
本来なら「本年もまた例年通り 追悼法要を執り行われます」となるべきだが コロナ禍には逆らえない。
「賢崇寺様の要望もあって(本年2月26日の法要に続き)今回も代表数人だけで執り行います」とのこと。
※久しぶりに対話少々。
仏心会の現況、慰霊像護持の会の現況、コロナワクチン接種の報告(私自身は「反作用」皆無の状態)等々。
因みに「仏心会」は「二十二士の遺族の会」であるから 私(末松太平大尉長男)も今泉サン(今泉義道少尉次男)も「仏心会」に加わる立場にない。
※但し あるときから「賢崇寺の法要」は「仏心会+慰霊像護持の会」の共催になっている。今泉サンも「主催者側」のひとりなのだ。
※時の流れとともに 厳密な意味での「事件関係者/事件に直接関わりある者」は 姿を消していく。
私なりの「杞憂」を述べるならば・・・
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※「書きかけの状態」で数十日が経過した。
続きは後日・・・ということで「7月12日の公式報告」を記録しておく。
※以下に転記するのは 私宛に「一般社団法人 仏心会 慰霊像護持の会」から届いた葉書の全文。
本来なら「仏心会の公式ホームページ」に記されるべきものだが 公式HPは2年以上も休止状態で 再開される気配もない。
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拝啓
七月十二日の法要に関し、ご丁重なお手紙やご供物などを賜り、
誠に有難う御座居ました。おかげをもちまして、藤田俊英大和尚により、
八十六回忌の法要を無事終えることができました。
これも皆様方のおかげと衷心より深く御礼申し上げます。
賢崇寺様より、コロナの状況から、今は我慢の時であるとのお話しがありました。
お寺様のご意向に従い、二月と同様、法要には、香田、野中、田中、今泉が、皆様のお気持ちと共に出席させて頂きました。九十五歳の安田さまは、御用心のため欠席されました。
誠に厳しい状況ではありますが、処刑された方々および事件そのものに思いをはせながら、私共は、今後とも、慰霊に誠を献げてまいりたいと存じております。これからも、ご指導ご鞭撻の程、何卒宜しくお願い申し上げます。敬具。
令和三年八月
一般社団法人 仏心会 慰霊像護持の会
(東京都港区元麻布一の二の十二 賢崇寺内)
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※私宛の葉書には「清瀬」の局印が押されていた。清瀬周辺在住の知人はいないから 何方に投函していただいたのかは判らない。
今日は「命日」ですね。
今の日本を見ていると経済的にはともかく、人心の乱れ、政治屋の跋扈。
畏れ多き事乍ら、御皇室に於いても心配事の種は尽きません。
「維新」と言う言葉も妄りに反日政党名に使われる有様です。
銃殺されし蹶起将校の御霊は、果たして何を思うのでしょうか?
私達には「祈る」事しか、出来ないのですね。
匆々
菱海 拝