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いろんなコンピューター言語の覚え方:その10 DB

2007-12-09 23:26:18 | 土日シリーズ

土日シリーズ「いろんなコンピューター言語の覚え方」、第3回に、コンピューター言語の覚え方の手順をかきました。

今回は、そこの「(5)入出力処理」の「DB」です。




■実現方法の違い

 DBアクセスは、言語や環境などによって、実現方法が大きくことなります。

 1つめの違いは、

   ・SQLを発行できるかどうか

 です。たしか、昔のオフコン用のCOBOLだと、SQLを発行しないものもあったし、汎用だと、そもそもリレーショナルでない(階層型データベース、親子関係でアクセスする。ちょとXMLのDOMに似た感じ)こともあります。

 で、SQLの場合、

   ・SQL操作をどのように呼び出す(実現する)か

 です。ODBCやJDBC、ODBCをラップする関数、それ以外(AccessVBAなどの場合)とか、いろいろありますが、要は

   ・SQLを発行する前にすべきこと
      ・コネクション
      ・オープン
    などなど・・

   ・SQL実行のためにすべきこと
      ・SQLのステートメント作成
      ・SQL実行

   ・発行した後にすること
      ・値の取得
      ・トランザクション処理
      ・クローズ

 です。このうち、特に注意すべき、値の取得とトランザクション処理について、追加説明します。




■値の取得―カーソル処理

 値の取得なのですが、たいてい、DBからSELECTすると、レコード(セット)単位で取得でき、さらに、そのセットから値をとるようになります。
 このとき、現在、操作対象(値を取得する対象)のレコード(セット)を、カーソルとよび、このカーソルの操作ができるようになっています。

 そして、カーソルのあるレコードから値を取得する方法が用意されています。

 ただし、このカーソルの設定や、値の取得に関して、いろんな便利な関数などがあるおともあります(VBAのFindなど)




■トランザクション処理

 トランザクション処理に関しては、

   ・トランザクションスタート
   ・SQLによる操作
   ・コミットまたはロールバック
   ・トランザクションEnd

 というふうになります。SQLによる操作は、トランザクションありなしで違う場合と、同じ場合どちらもありえます。また、ふつう、トランザクションスタートをしない場合は、オートコミットされるようになってます(トランザクションスタートの処理に、オートコミットOFFも、はいります)

 トランザクション処理は、ライブラリとして用意されている場合(JDBCにはある)と、データベース側でおこない、SQLで設定する方法の2種類ある場合があります(が、JDBCの場合は、JDBCのクラス内メソッドで行なうことが多いと思います)




 一般論的にはこうなのですが、具体的なプログラム方法は、言語や利用するライブラリなどによって違うので、それぞれの言語やライブラリで、上記のことをどのように実現しているのかを確認し、操作するということになります。

 今回のお話は以上です。
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