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アプリケーション保守サービスにおける定量化

2014-05-26 09:42:53 | Weblog
SERCフォーラム(さーくふぉーらむ)という、ソフトウェアの保守関係をやっている人のあつまりのフォーラムに行って来た。その内容をメモメモ。

第一弾は、基調講演「アプリケーション保守サービスにおける定量化」
について




開会の挨拶
・保守の内容発表
・今回見積もりと定量化
・20年以上活動、4つのチーム
・今回はDチーム

基調講演「アプリケーション保守サービスにおける定量化」
1.はじめに
 IBMグローバルアカウント:IGA
  →IBM自体の情報部門
 IGA アプリケーション サービス Japan
  →日本のIGA
   数百のアプリ
 SECジャーナル 最優秀賞

2.背景
  なぜ保守サービス量を量る必要がありますか?
  サービスの量
   保守しているアプリの量
   →努力結果は?
  サービス料が量れないと
   生産性の努力結果が示せない
   見積もりに正統性がない
   量の保証がなく、お客様は不安
   他のアプリとベンチマークできない
 課題
  保守サービス料を測定する手段がない
 目的
  保守サービスの量を基準として生産性を測定する
  生産性=量/工数またはコスト
   開発の場合FP,SLOC
   保守の場合?

   1.測定
   2.見積もり
   3.カイゼン
   4.ベンチマーク
 困難な理由
  小規模日常業務サポート→90%以上
  障害対応
  小規模開発

3.定量化手法
  ポイント1.納品物の量に直接寄与した作業
  ポイント2.基礎店をきめる
  ポイント3.基準との相対比率
  ポイント4.MP(メンテナンスポイント)

 基礎点の算出方法  
   納品物の量に直接寄与した作業(設計と構築)
   ベースポイントの定義
    1BP 経験2年の海外協力会社が1時間
 相対比率による量の定義
   基準以外は、相対比率で
   →2013年と2014年の作業=同じ作業
    でも半分の生産性になったら?
     →相対でやっていたら変わらない
   分類の目的
   分類名
    データの分類→違うタイプだと困難だから
 納期要件品質要件の厳しさ
   納期補正(ベースとなる基準と納期)、品質補正

 手順
  要求の分類
  基準要求の選定
  基準要求と基礎点の定義
  相対比率の定義
  基準点X相対儀率
  納期要因と品質要件をかけてMPへ

4.定量化の試行
 測定結果の利用例
 保守サービス工数のシミュレーション
   重回帰式によりMP算出

5.保守生産性
  生産性が高いとは
   →間接作業比率が減る

6.定量化実現の前提
  よくマネージされた保守業務
  それによるデータが蓄積されていること
 →チケット管理、作業内容l、時間

7.提案内容のまとめ

8.よくある質問
 小規模では・・・使えます
 障害対応は・・・使えるけど、生産性は優先順位低い

付録:SEC Journal
 小規模ではCoBRAを採用
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