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産学連携IT人材育成の企業側のメリット

2012-02-25 22:44:49 | Weblog

産学連携 IT人材育成シンポジウム」をみてきた。

 産学連携IT人材育成とは、大学・大学院などにおいて、産業界(といってもITベンダーなのだが)と、学界(大学・大学院など)が協同して、講義をおこなったりするもので、具体的には、大学の授業の何コマかを産業界の人が教えたり、大学で、システム開発演習(PBL)を行ったときに、支援(方法論の教授やレビュー参加など)をしたりすることをさす。

 海外の場合、企業側は、優秀な人材を発掘、採用できるとか、大学リソースを使える(共同研究もそうだけど)等のメリットがあると言われる。
 ただし、日本では、前者の場合、就職協定違反ということになりかねないし、後者の場合は、共同研究で行うので、メリットになりにくい。
 そこで、日本は、個人の熱意で、もっているらしい。

 で、企業はメリットはない・・・という話なんだけど、
 どうなんでしょうねえ。
 採用はできないかもしれないけど、大学生に自社のやり方とかを教えると、
 学生は、そのやり方でものを見る。
 そうすると、学生がユーザー企業に入った場合、提案書を見たりするときに、大学で習ったやり方をもとに考えるので・・・

 つまりね、その学生を採用しようと言う目的で考えると、それはできないけれど、
 その学生がユーザー企業に入った場合の自社のPRって言う意味では、意義があると思う。
 あと、大学側へのハード・ソフトの売り込みですよね。営業さんは、産学連携なんかで関係をもっていると、売り込みやすくなるんじゃないかなあ?

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