シリーズ「Excelに業務をまとめ、プログラムを自動生成する」の続きです。
今、業務流れ図をやっていて、前回、業務流れ図と、他のダイアグラムとの関係をやりました。
今回から、具体的な例として、電波利用の話になるのですが、Excelのシートをかくまえに、元となる業務流れ図を示さないといけません。きょうは、そこ。
■DMMからのつながり
まず、サンプルの電波利用、DMMの部分は、こうなっていました。

この中の業務を書くわけですが、まあ、この図の雰囲気から分かると思いますが、
無線局の開設を、書こうと思います。
DMMのつながりで言うと、機能が、システム名/サブシステム名
になるのですが、ここではさらに、手続きまでわけちゃってますね。まあ、そこまで細かく書いても、書かなくてもいいのですが・・・
あ、手続きっていうのは、1トランザクション、分解できる業務単位の1つ。
なので、システム名とかは、こんなかんじ
システム名:電波利用システム
サブシステム名:無線局の免許/無線局の開設
サブサブシステムとかにしてもいいけど、そーやっていくと、サブサブサブサブココナッツ(あれは、なつなつなつなつの気が・・・)と、分けわかんなくなってくるので、今回は斜線で区切り、サブシステムとしました。
その業務流れ図に、
免許の申請
免許の審査
予備免許の付与
工事落成の届出
工事落成後の検査
免許の付与
がかかれます。
■現状の業務流れ図
業務の流れに関しては、
免許 http://www.tele.soumu.go.jp/j/adm/proc/type/aptoli/index.htm
に、図が載っています。なお、免許の流れには、アマチュア局などで、技術基準適合証明を受けている場合の簡易な手続きと、放送局のような、ちゃんと予備免許を取った手続きと2通りがあります。
・上記のDMMの言葉と違うけど、それをあわせて、
・誰が行うのかを決めて
・その作業で、どんな書類ができるのか
を考えると、業務流れ図ができます。こんな形。

予備免許を受けてから、工事しないといけないので、工事というのを入れました。
なくてもいいかしら・・・
上記の図には、最後に運用が入っていたので、それをいれました。
DMMのほうも、直しておいたほうがいい?っていうか、ここまでDMMで細かく書かなくてもいい気がします・・・
■コンピューター化した業務の流れ
ただ、上記の業務の流れは、コンピューター化していません。
コンピューター化を前提とした、業務の流れは、以下のようになります。

業務は、
・画面入力
・手作業(楕円で表現)
・バッチ(長方形で表現)
の3種類に分かれます。
予備免許の付与、免許の付与は、数局まとめてやるのかなと思ってバッチにしておきましたが、
実際は、審査の後すぐにやるのかもしれません。
ただ、このぐらい大きな話は、1局ごとに審査と一緒に行ったとしても、別モジュールとしてわけ、
そのモジュールを起動する形にしたほうがいいです。
そこで、あえて分けました。
また、手作業のものをコンピューターに反映させるためには、必ず入力処理を必要とします。
そこで、工事落成後の検査に対して、「落成検査入力」画面が追加されています。
で、以降、これ(後者の業務流れ図)をExcelシートにまとめていきます。