AIやIoTを導入する会社は、それを導入することによって、売上アップとか品質向上とかの目的(ゴール)がある。
ゴールを達成するには、製品を売るとか、製品の品質を上げるとか、とにかく製品なり、サービスを作らなければならない。
この製品やサービスは機械・ロボット・場合によっては人間が作るのだが、
この機会・ロボットを動かすには、まずセンサーによって現状を把握し、
現状をもとに、次にどうするという行動の計画・決定・指示を出さなければならない
このとき、センサーの役割をするのがIoT、行動の計画・決定・指示を出すのがAIまたは人間
■行動、計画のレベル
行動、計画にはレベルがある
まずは、各機械をIoTのセンサーで計測するレベル。各機械の異常・故障の予知や不良品発生の検知、その原因追及などが可能になる。稼働状況もわかるけど、受注状況やオペレーターの状況はこれでは入手できないので、IoTだけではここが限界。
稼働状況に受注状況やオペレーターの状況が入ると、生産計画が立てられる。さらに標準原価が入ると最適な生産計画ができる。ここで生産実績(機械稼働とそれを実施したオペレーター=人件費のため必要)がわかる
生産実績と原価、受注金額などがわかると経営判断ができる。いわゆるERP