ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

AIシステムが発達しても、人間の本質は変わらないということだ

2020-09-07 09:00:55 | そのほか
前回の100分de名著、モモのまとめ

AIは仕事を奪うのではなく、仕事から解放してくれる…
https://blog.goo.ne.jp/xmldtp/e/2121f2a2a61e09d9623ff1bf8ce24b0c


で、

なお、表題の件だけど、

マイスターホラー AI&IoTシステム
灰色の男     経営者8経営層)
金庫       銀行の金庫

と読みかえると、そう読める

と書いたけど、多分さっぱり意味通じないと思うので、解説してみる




■AIやIoTシステムというのは、実は時間を配っている装置
 →金儲けするために(経営者から見ると)

 AIやIoTのシステムは(時間同期の場合にはまさにリアルに、そうでなくても比ゆ的に)時間を配っていて、配られた時間に応じて、個々の機械が製品つくったりサービスして、(これがモモの世界だと花)お金=儲けを生み出している。
 つまり、モモの世界ではマイスターホラーはAI&IoTシステム。

 こいつが故障すると、時間が止まってしまい、お金はもうからない。そうなると誰が困るのかというと経営者(=灰色の男)。なので、経営者は機械が止まらないように見張っている。もしAIに意識があって、「この社会は間違ってる」と思ってストライキ興しても、経営者によって1時間後には修復されてしまう。

 モモの話は、経営者(灰色の男)が
儲け(時間が生み出す花)に目がくらみ、
労働者から儲け(時間の花)を搾取して(時間泥棒)
金庫(銀行)に儲けをためまくるが、
個人の楽しみ(葉巻で煙を吸うだけ)にもうけを使ってしまい、
不毛な日々を過ごしている・・・

社員は搾取されるだけの日々・・・

 それを救うためにモモ(総務の新米女性社員?)が
ベテラン社員(亀のカシオペイア)と、
AIシステム(マイスターホラー)が1時間だけ時間を止める
そのときにできた製品(花)をもって経営者に立ち向かう。

経営者はAIシステムがとまったので、大慌て、
みんなあつまる。
AIシステムはもうかるので、銀行はいくらでもお金を貸してくれたけど
(=金庫はいつも空いていた)
機械が止まって、経営者(灰色の男)はどんどん辞めていく(消えていく)
銀行員に最後の生産物を見せると、「こりゃだめだ」と先行き案じて
お金を貸すのをやめてしまう(花を見せると金庫は締まる)
最後の経営者は「これでいいんだ」と言って消えていく
(=倒産する)

そしてみんなにお金が返ってきて、解放される・・・



■エンデはAIシステムを予言していたのか?

これ以外でもさかさま小路にいくと灰色の男が消える(トラブルが起こると儲けが減り、無駄な経営層はカットされる)など、一致する点が多い。

じゃあ、エンデはAIシステムを予言していたのか?

AIシステムはもうかるので、銀行はいくらでもお金を貸してくれたけど
(=金庫はいつも空いていた)
機械が止まって、経営者(灰色の男)はどんどん辞めていく(消えていく)
銀行員に最後の生産物を見せると、「こりゃだめだ」と先行き案じて
お金を貸すのをやめてしまう(花を見せると金庫は締まる)


なんて、半沢直樹を見てたんかい!・・・

というと、そうではなくて、昔も今も似たような話はあるんだろう。
つまり、本質的な人間の問題で、それが最後の終わりの
「過去の話として話したけど、将来の話として話しても良かった」
ってことなんでしょうなあ~

つまり、AIシステムが発達しても、人間の本質は変わらないということだ。

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