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ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

人工衛星のPoCを作れ!と言われたら(すぐにはPoCしか作れない理由も合わせ)

2018-10-04 09:19:27 | ネットワーク
ホリエモンのロケットなど、宇宙ビジネスも検討され始めている昨今、
明日のプレゼンに、「人工衛星を使ったサービスをプレゼンしたいから、PoC作っておいて」
と言れることも普通にあると思います(ないない ^^;)。そんなとき、どうします?
(→300万はらうと、JAXAで打ち上げてくれるらしい。だから、ものさえできれば、PoCはあり得る話。
 本番機をすぐに作れない理由は、最後のほうに話す)




仕組みは、
センサーから入力ー            機器・モータ等に出力して、何かさせる
          |→何らかの処理→|
地上から無線入力ー            地上に送信

となると思います。

センサーから入力、処理させて、機器に出力というのは、普通のIoTなので、これはいいですよね。
秋月行って、センサー買ってきて、明日のプレゼンならブレッドボードにおいて、モーターとかつけて、頑張ってください。

地上に送信部分、これは、ラズバイからシリアル通信して、
送信したい周波数帯のトランシーバー(のチップ)を買ってきて、
ラズパイからチップにつなげばいい。これは、できますよね。基本的にIoTでやっている。

地上からの無線入力も、送信部分のトランシーバーから受信信号を取り出し、
その受信信号をシリアル通信で受け取って、ラズパイとかで処理すればいい。




・・・できるじゃん。と思うかもしれないけどPoCしか作れない。
問題は、そのトランシーバーのチップ。
宇宙との通信の周波数帯で電波出していいっていう免許、総務省からとった?
免許はすぐにはとれないので、
  とりあえず、周波数・通信方法は違うけど、技適通っているチップを使うか
  SDRを使って送受信するか(ただし送信は電波暗室?)
いずれにせよ、その部分は正式のものとは違うので、PoCになる。

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