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ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

PMって、何をする人なの?

2012-07-27 22:20:44 | トピックス
っていう質問も出た

SDM公開講座「現代ソフトウエアエンジニアリングの俯瞰図
の第16回

高信頼度設計を実現する人材像とその育成について

を聞いてきたのでメモメモ。




IT人材育成の取り組み
  スキル標準と情報処理技術者試験
  優れたIT人材の発掘と育成
  産学連携
  人材育成で成果を挙げた中小企業の表彰

人材を取り巻く環境
  IT人材白書
  ソフトウェア産業の実態把握に関する調査

人材を取り巻く状況(1)
  情報処理関連の人
    1980年代  30万人
    現在      90万弱

人材を取り巻く状況(2)
  IT提供側の人材数推移 約80万
  雇用の状況
    昔は良かった
    リーマンショック後は、全産業と同様
      今までとは違う:グローバル化

人材を取り巻く状況(3)
  一番多いのはアプリケーションスペシャリスト
  リーマンショックの影響受けた

人材を取り巻く状況(4)
  過去五年:量に関しては2009年から要求下がる
    →むしろ、あまっている
  質に対しては、依然として高い

人材を取り巻く状況(5)
  人材の確保、育成
    プロジェクトマネジメントなどは社内育成
  今後
    おおかた昨年度と変わらない
    1000名以上は減る?
    30名以下は、7割が採用0
  外国籍IT人材の就労状況
    国籍に関わらず、技術力の高い人がほしいから

人材を取り巻く状況(6)
  組み込みの課題
    設計品質の向上(過去5年、いつもNO1)
    開発コストの削減
    開発期間の短縮
  有効な解決策
    技術者のスキル向上(過去5年、いつもNO1)
    開発手法・開発技術の向上
    新技術の開発導入

組み込みソフトウェア開発を取り巻く事業環境の変化
  高信頼設計での人材
    国内における開発の中心が上流工程へと移行
      上流工程の中核技術はモデルベース(モデル駆動)開発技術
    システムの統合化
      全体システムとしての安全性・信頼性の確保
      共通モデルによる上流段階での検討
    開発のグローバル化

使用しているプログラミング言語
  使用しているプログラミング言語(人手)
    C      57.4%
    C++,C# 24%
    Java   7.4%
  使用しているモデルベース言語(自動コード生成)
    UML   18.5%
    SysML 1.7%

モデルベース開発技術の利用状況
   状態遷移モデル(図/表など)
   UML/SysML
   制御モデル
   形式的使用言語
   →SILS、HILSはあまりない(一部のプロジェクト)
    エンジンのシミュレーション:数億円

国の取り組みとモデルベース開発
  「組み込み産業イノベーション協議会設立に関する委員会」
  「統合システム設計環境に関する検討員会」における課題の検討

企業における実態
  理由
    コスト削減など
  ツール
    MATLABなど

人材育成
  スキルの可視化
  技術の可視化、明確化

ETSSスキル基準
  スキルフレームワーク

モデルベース開発技術者スキル検討
  モデリング(モデルを作成する)
    抽象化する
    分解、分析できる
    再構築できる
    表現(出力)できる
    検証できる
  モデルを活用する


  すり合わせ開発

モデルベース開発技術者スキル標準検討方針
  組み込みスキルマネジメント協会

企業価値と人材
開発企業の収益向上策
  収益向上
    生産性向上
      エンジニアリング強化
         自動化
         ルール化
      スキル強化
         育成
         調達

人材育成による企業価値向上


質問
・PMって、何をする人なの?
  かりにAPS,SWDをたばねるとすると、3.5人に1人PM
  今後もPMを養成したいって・・・
  PM神話では?

質問
・海外の求めている人材とは違うのでは?

質問
・COBOLならITSSレベル4だけど、形式仕様はさっぱり判らない
 という人が、形式仕様の仕事の指導をして、新人にビシバシ教えて
 いいんかい?

答え
・そういうことにならないように技術を可視化する。
 可視化すると
   COBOL 4
   形式仕様  1
 となり、形式仕様をやらなければいけないことが分かる。

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