ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

超高速開発のBRMSっていうけど・・・

2012-03-14 16:22:34 | Weblog
 日経コンピューター2012年3月15日の特集は”「超高速開発」が日本を救う”ということで、ビジネスプロセスを入力することで、画面の自動生成をするとかいうツールを使った開発が、紹介されている。

 しかし、この手の開発は、Excelを使った仕様書によって、大手開発会社(富士通とか)は、導入済みじゃないだろうか(INTARFRMとか、そうじゃなかったっけ?)。

 そして、この手の話がうまくいかない理由も、もう判っているのではないだろうか?
 つまり、「うちの会社は特殊で・・・」
 という形で、業務フローがまとまらない。

 今話題なのは、その先の話で、業務フローを単純に纏めようとすると、まとまんないから、基本的なビジネスプロセスと、各社で変更されるようなビジネスルールを分けるという話で、こうすると、業務フローがまとまりやすいという流れが、欧米で出てきている(次のBABOKとか)という話が、

第6回 要求シンポジウム その1
http://blog.goo.ne.jp/xmldtp/e/55b28377d6199b9b66063216f6fa1b3b

で書いたこと。
ファクトモデルとか、SBVRとかの話につながっていくんだけど・・

そこまで書いてないと、「いまさら感」になってしまう。


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RDBに適しているもの、NoSQLに適しているものを結合の観点から

2012-03-14 11:55:44 | Weblog
まとめてみた。

【テーブルを結合しない】
  ・どちらでもよい


【自己結合してしまう】
   ・NoSQLが向いている
   ・レコードレベルで、ツリー構造になっているはず。
      複雑になると、RDBには向かない
(自己結合:
  看護婦と婦長のように、同じテーブルのレコード内で親子関係があるため、
  自分のテーブルを別名をつけて結合する)



【1対Nの多段階構造】
   ・NoSQLが向いているがRDBでもよい
   ・テーブルレベルでツリー構造になっているはず。
例:テスト→問題→選択肢のような関係で、問題を使いまわさない。


【1対Nが、2箇所から来ている、N対N】
   ・NoSQLだと、更新時に問題が出る
      →が、それをクリアすれば良い
   ・RDBでJOINする
      →遅くなる場合がある※

例:受注明細(受注1→受注明細N と 商品1→受注明細N の2箇所)
  テスト→問題→選択肢のような関係で、問題を使いまわす。


※RDBで結合が遅くなる場合:対策
・マテリアライズド・ビューを使う(Oracleのみ)
  →自分でマテリアライズド・ビューもどきをつくる

・クエリーキャッシュを使う
  →自分でキャッシュしてがんばる

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