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Excelに業務をまとめ、プログラムを自動生成する-その11 画面定義書(4) 画面作成

2010-01-25 11:14:54 | そのほか

 シリーズ「Excelに業務をまとめ、プログラムを自動生成する」の続きです。
 前回から、画面の作り方の話をやってます。画面の作り方は、こんなかんじ。

 (1)画面の共通概観などを決め
 (2)以下のどちらかにより、各画面を決め
     (2-1)出力内容から、こーいうデータ入力が必要だから、
          こーいう画面が必要だと割り出し、
     (2-2)業務流れ図から、入力画面は分かっているので、そこから考える
 (3)HTMLでその画面を作成する。
 (4)その画面の入出力項目(出力の場合、可変項目)を抜き出し、画面項目定義を埋めていきます
 (5)その画面のイベント(ボタンクリックなど)をチェックし、
    他の画面に遷移する場合、画面の行き先を確認し、
    画面遷移図にまとめます。

前回(2)までやったので、今回は(3)です。




■サンプル1:1項目1回答の場合-無線局事項書

 今回は「電波利用」の「免許の申請」用の画面を作成します。
 免許の申請には、
  1.無線局免許申請書
  2.無線局事項書
  3.工事設計書
 の3種類の書類が必要だけど、無線局免許申請書は、無線局事項書の情報を入れると、自動的に作成可能なので、今回は入力しないということで、「無線局事項書」と「工事設計書」を作成します。

 まず、「無線局事項書」ですが、こんなかんじ


 元ネタの申請書は、
 ここ http://www.tele.soumu.go.jp/resource/j/download/proc/formp/2-3-4mkp.pdf
「13.電波の型式並びに希望する周波数及び空中線電力」は、工事設計書から割り出せるので、今回は省略。
「14.変更する欄の番号」は、各項目の頭にチェック欄をつけて、変更する場合は、そこをチェックするようにしました(ので、この欄省略)。

このように、1項目1回答の場合は、テキストボックスなりで書けばいいので、ま、簡単です。




■サンプル2:表形式で回答する-工事設計書

 で、工事設計書は、こんなかんじ

 工事設計書は、「送信空中線の型式」、「周波数測定装置の有無」、「添付図面」、「その他の工事設計」は、1項目1回答なので、前のように、テキストボックスなりで書けばいいのですが、それ以外の部分は、表形式になっています。

 表形式の場合は、一覧を表示し、そこから選択してもらって、選択したレコードに対して、1項目1回答のような形式で書きます。この場合、削除、修正、追加は必要です(行の順番に意味がある場合は、移動も)
 一覧画面と選択したレコードの編集画面を分ける場合もありますが、今回は編集部分を、一覧の下に持ってきました。項目が少ない場合は、この方が便利です。

 また、行の選択は、第一送信機とか、送信機の番号を変更することにより、内容が切り替わり、修正、削除できるようにしてあります。

 今回、「発射可能な電波の型式及び周波数の範囲」は、これを1項目にして、「終段管 名称個数」のように”、”で切ってもらってもいいのですが、「無線局事項書」の「13.電波の型式並びに希望する周波数及び空中線電力」を作成するには、各周波数帯ごとに入力できたほうが、処理が楽なので、このようにしました。
 このへん、どこからどこまでが範囲か分からないので、色をつけて、明確にしました。

 「添付図面」は、図面を添付できるように、「参照」ボタンがあります。




 こんなかんじですけど、これじゃあ、あまりにも残念な画面なので、実際には、ここから、いろいろとデザインして、かっちょ良い画面に変えていくことでしょう(今回は省略。この画面で行きます)。

 ということで、画面はできたので、次回は「画面項目定義」です。



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