ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

2008年のテンサプライズ(IT版)予想解説(8)ソフトハウスの格差社会

2008-01-09 23:43:51 | Weblog

シリーズウィリアムのいたずら選定2008年のテンサプライズ(IT版)、今回の8つめの

8.オフショア開発が盛んになり、1人月単価が高く取れるソフトハウスと、
  人しか提供できないソフトハウスの「格差社会」が話題に
  →この格差の決定的な違いと営業の方向性を書いた
   ウィリアムのいたずらのブログが話題に
    →お正月休みが明けてから、書く予定です

に関しては、もうすでに、「以上により、ソフト業界の格差社会は完成する」に書きました。
 結論としては、


(1)1人月100万円以上の社会
=エンドユーザーを顧客として、
 顧客に儲けさせることにより、お金をもらう
 =ソフトを使って儲けるビジネスモデルが売り物
  顧客の仕様に合わなくても、儲かるビジネスモデルなら、
  ビジネスモデルにあわせることも
  ソフト作成能力はなくても可
  →(2)のソフト開発会社に仕事を出せばいいから


(2)1人月100万円以下の社会
=ソフト開発が中心
 =仕様書を元につくるため、
  仕様書にすでに記載されている、顧客の金儲けの方法には感知しない
  仕様書を実現するソフト作成能力や、ソフト自体が売り物
 =顧客と仕事内容により、4つに分かれる
 (2-あ)ソフト会社等へのシステム開発
   →中国の安い労働力などによりジリ貧
 (2-い)ソフト会社等へのコンサルティング
   →ソフト会社がジリ貧なのだから、この市場もジリ貧
 (2-う)エンドユーザーへのシステム開発
   →仕様書がリスキーであり、地雷を踏んだらさようなら
 (2-え)エンドユーザーへのコンサルティング
   →儲かるモデルがあるなら(1)のこと、
   →儲かるモデルがないのに技術だけで食いつく顧客はやばい


ということで、(1)と(2)で、どんどん格差が生じていくというお話でした。




で、書いた結果・・・

話題になったかというと・・・(^^;)

実現可能性

・ソフトハウスが、2極分化し、格差が生まれる
 →ウィリアムのいたずらからみると、実現可能性という将来の話でなく、
  すでに、そうなり始めている気がします。

・このブログが話題に
 →なるのかなあ・・・18%くらい??

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ネットワークのキーワードまとめ-Web表示(6)。

2008-01-09 14:20:23 | Weblog

 シリーズ「ネットワークのキーワードまとめ」の続き。

 前回、相手からデータが返信されてきました。
 今回は、相手のサーバーから出て、自分に返信が戻ってくるまでです。




■相手側のルーター

HTTPサーバーから出たデータは、線がつながっている、相手側のルーターに届きます。
そのルーターでは

<<物理層>>
 電線から入ってきたデータをマンチェスター符号化などにより
 フレームにします
   ↓
<<データリンク層>>
 フレームが、自分宛のMACアドレスになっていることを確認し、
 フレームからヘッダ部分を切り出し、パケットにして、
 ネットワーク層に渡します
   ↓
<<ネットワーク層>>
 ネットワーク層では、宛先IPアドレスを確認し、自分の
 サブネットでないことを確認したら、
 あらかじめ自分でないIPの送り先(ここではプロバイダ)
 へのフレームを作るよう、データリンク層で送って
   ↓
<<データリンク層>>
 データリンク層では、あらかじめ分かっている、送り先の
MACアドレスを付けて、フレームにして、送信します。
*受信データが来たところに返すわけですから、
 Macアドレスは受信したときにすでに学習しているはず
*フレームはプロバイダと、どのようなプロトコルで接続するか
 によって変わります。
 例 http://www.ntt-me.co.jp/bar/tutorial_pppoe-pppoa.html
   ↓
<<物理層>>
 そのフレームを、電気信号に変えて、プロバイダへ送ります。




■プロバイダから、相手のプロバイダへ行く

 ここは、送ったときの逆で、相手のプロバイダから、
もしかしたら、IXにはいって、最終的に、海外宛のパケットを
扱える大手プロバイダに行き、そこから海を越えて、
IIJなど、海外を扱う、日本の大手プロバイダに入り、そこからIX
を経るかもしれないし、経ないかもしれない、いくつかのいIX,プロバイダ
を通して、最終的に、自分の契約しているプロバイダにきます。

 ここまでのルーティングは、
  自律システム外では、EGPs(BGP等)、
  自律システム内では、IGPs(RIP,OSPF等)、
 のプロトコルが使われます。




■自分のルーターから自分のマシンまで

●ルーター
<<物理層>>
 プロバイダから、自分のルーターまで、線をつながって何らかの電気信号がきます。
  ↓
<<データリンク層>>
 そのデータは、上記に示したようにプロバイダと決めたプロトコルのフレームの形で
来ているので、そこからパケットを取り出します。
  ↓
<<ネットワーク層>>
 パケットをみて、どこの端末に送ればいいか判断する。
  ↓
<<データリンク層>>
 送るべきIPアドレスから送り先MACアドレスを判断し、
そのMacアドレスを付けたフレームを作成する
*送信時に、送信元のIPアドレス、MACアドレスなどは、すべて学習している
 はずである。なので、返事の送り先(=上記の送信元)のIPアドレス、
 Macアドレス対応は、学習しているはずである。
  ↓
<<物理層>>
 それをマンチェスター符号化などにより、電気信号に変換する。




直接自分のマシンでなく、途中、スイッチを経由する場合

●ルーター
<<物理層>>
 マンチェスター符号化などにより、フレームにします
  ↓
<<データリンク層>>
 フレームのMACアドレスをみて、適切なポートに信号を
送り込みます。
*送るべきMacアドレスとポートの関係は、送信した時点で
 MACアドレステーブル(CAMテーブル)に書き込まれている
 はずです。
  ↓
<<物理層>>
 フレームを電気信号にかえます。




ということで、自分の端末に信号がきました。
あとは、この信号を戻して、表示するまでです(^^)v



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