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いろんなコンピューター言語の覚え方:その4 HelloWorldの意義

2007-10-28 23:34:48 | 土日シリーズ

 土日シリーズ「いろんなコンピューター言語の覚え方」、前回は、コンピューター言語の覚え方の手順をかきました。
 大雑把には、こんなかんじ

(1)処理を開始するところについて、処理が終了するところについて
(2)処理で扱えるデータとその宣言の仕方について
(3)宣言したデータの処理方法
(4)制御文
(5)入出力処理
(6)複数の処理を作ってまとめる

きょうはまず、そのうちの一番初め、
「(1)処理を開始するところについて、処理が終了するところについて」
についてです。




■はじめに確認することは

 言語を覚える際に、一番初めに確認することは書式です。

・まず、どの言語でも、コメントと、実行する部分の書き方があります。

・そして、実行する部分に関しては、

    FORTRANなどのように、書く桁が決まっているものもあります。

    COBOLの場合は、見出し部、環境部、データ部、手続き部の4つのDIVISIONと
     その中にSECTIONがあるものもあって、たいてい、書き方が決まっています

    クラスのあるJavaなどの言語は、クラスとメソッド、属性の書き方が決まっています

    そうでないCのような言語は、関数と変数の書き方が決まっています。

    Perl、BASIC、シェルスクリプトなどは、実行文を上から実行します

 というように、各言語において、正書法といいますか、実行文の大体の書き方が決まっています
 ので、それを覚えます。

・さらに、それらの実行文を実行するとき、

    FORTRANは上から(FORMAT文が先頭に来た場合は、そこの部分はとばされるけど)実行し
    STOPで止まります(プログラムの終わりにENDがはいる)

    COBOLの場合は、手続き部(PROCEDURE DIVISION)の上から行い、STOP RUNでとまります

    Javaは、実行時に実行するクラスを指定し、そのクラスの
      public static void main(String args[])を実行します

    Cははじめに、main関数を実行します

    Perl、BASIC、シェルスクリプトなどは、実行文を上から実行します

 というように、プログラムの一番初めに行うところを確認します。




■HelloWorldの意義

 このように、言語を覚えるには、まず、

     ・処理の書き方(書く場所など)―まず、一例文でよい。こまかいのは、あとで
     ・コメントの書き方
     ・実行開始ポイント・終了箇所

 を確認する必要があります。

 でも、それをマニュアルで確認してもわかりにくいです。
 そこで、上記のエッセンスをまとめて書いたものとして、HelloWorldを出力するサンプルプログラムで、上記の感触をつかむことになります。




 次回は、「(2)処理で扱えるデータとその宣言の仕方について」について



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