ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

人の流れのうち、インセンティブの流れと、業務の流れを分けた気持ち(多分)

2005-03-23 12:39:20 | 開発ネタ
昨日のお話のうち、

今回のエントリにあります、
>4.人の流れのうち、業務の役割の流れ
>5.人の流れのうち、インセンティブの流れ
が分かり難かったので、もう少し詳しくご説明いただけないでしょうか?

というコメントがありました。

するどい!

この分け方、放送大学大学院の、この先生「だけの」分け方だと思うんですよ!
で、そこに感動したんですけど、なんにも説明してないでした。
実際、その講座(経営システム1)でも詳しくやってなかったんだけど、
たぶん、こういう意味と、私が感じていることを説明します。




 分析するとき、人、物、金の分析は、すると思うんです。

 つまり、ユースケースで、業務を描いた後、その業務が、成立するかどうか(情報不足とかが、ないかどうか、物が流れてるかどうか)を確認します(この確認には、DFDを書くと図形的に分かるけど、UMLでは、かかない)。

 で、そこで、ユースケースのアクター(実際には担当者になると思うけど)を持ち出して、担当者の観点から、その業務をまとめなおすという行為をする、これをアクティビティ図で表現したり(スイムレーンを部署とか、担当者にする)、シーケンス図にする(アクターを1つのクラス、オブジェクトと捕らえて表現してしまう)とか、清水建設が提唱するLFDとか、古来から、いろんな表現方法があるので、何で表現してもいいんだけど、そういう表現方法で記述し、実際、担当者レベルで見て、なにをやっているのかを作成し、それを担当者にヒアリングで確認するということは、やると思います。
 っていうか、ここまでなんですよね。




 ここで分類しているのは、物と人の業務の流れと、それに付随する情報の流れだけです。

 でも、実際には、ビジネスなら、物が流れる時、ふつう、お金も流れているので、このあと、お金の流れを確認する必要があります。

 つまり、それぞれの物に対して、このお金は、どういう形で支払われるのか?ということを確認するという作業です。

 この辺について、UMLも、それ以前の考え方でも、(お金の回収も業務だから)あまり強調されていないので、効率的な確認方法は無いと思います(知らないだけかも)。
 地道に確認するしかないかも。

 で、今までは、ここで終わりなんだけど、ちょっとまって、って考えたのが、放送大学の先生の偉いところ!

 アクターは、業務を行ったんだよねえ。
 っていうことは、そのアクターに、お金払わなくっていいの?っていう考え方。

 これは、社会的に考えると、「学歴社会から成果主義」とかいう話から入るんだろうけど、まあ、そこは省略。最近の場合、アクターが働いた分に対して、お金を払うというケースが出ている。

 社外の人に対してなら、キックバック(リベートっす)とか、割引、マルチ商法とか(って、いいのかな?まあ、それまがいのもんとか)
 社内の人に対してでも、成績によって、インセンティブを払うとかいう場合がでてきた。

 そうすると、そのアクターごとに、

1.行われた(全ての)仕事に対して、インセンティブを与えなくていいのか?って考える必要がある。

2.そして、インセンティブを与えるとなったら、そのインセンティブの管理方法
  (記録方法、支払方法)を考える
   →(これは動的な側面、UMLなんかが得意)

3.とともに、インセンティブだけをまとめて考え(データ構造のような静的な側面)、
  そのインセンティブが成立するかどうか、矛盾がないかを確認する必要がある

ここまで考えないと、最近の成果主義に基づいた、ドライな社会でのビジネスモデルは成立しない。




 たぶん、こういうことが、言いたかったんだと思います。

 しかし、インセンティブをめぐる管理方法と、そのインセンティブの整理、矛盾の発見方法は、まだあんまり考えられていないと思います。

 実務上では、

(1)ラダー(ある量を販売すると、上のステージにいき、有利なインセンティブになる)制度がある場合、今月分を集計してからラダーに照らし合わせるのか?先月の成果を元にラダーを決めてから計算するのか?とか、

(2)対象が二重にかかっていいのかどうか?
  (この商品を売ったら、10%のキックバック+合計1億円の売上の人は5%割引っていったとき、1億円販売し、かつ対象商品を売った人は、どっちの割引?それとも合算?)とか、

(3)インセンティブの支払い時期と方法、カウント時期など

で、部分的にはOKなんだけど、全体で見るとおかしいという矛盾が起きることがあります。
 (SEに指摘されるまで、気づかない営業もいるほど)
このへんを、効率よく見つけられる手法って。。。ないんですよね。
(私が知らないだけかも)、成果主義や会計でもABC分析が入ってくると、問題になると思うけど。

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FrontPageでHTMLファイルで保存すると、Excelで開いてもExcelファイルで保存不可

2005-03-23 11:35:32 | コピーされるほど儲かるシステム!
 今回から「コピーされるほど儲かるシステム」の要求仕様作成に入ります。
 要求仕様作成作業は、まず、出力ファイルをもとに、作業できるかどうかを分析するということからは要ります。

 作業手順は、以下のとおり。
1.ホームページをHTMLで作成する
  まあ、FrontPageで作りますか。。

2.そのファイルをFTPで送る
  FTPで送る場合、ある時間が来たら、自動的に送りたいので、
  2-1.以下の内容が書いてあるバッチファイルを作成し、それを、
      (Win2000だと、コントロールに入っている)タスクに起動時間を登録します

      内容は、以下のとおり
      (スクリプトファイル名は、実際のスクリプトファイルのパスがはいる)

      ftp -s:スクリプトファイル名

  2-2.スクリプトファイルを作成します。geocitiesでやることにします
      スクリプトファイルの内容は、以下の形で、送りたいファイル分、続けます
      (ユーザー名、パスワードは実際のものを書きます。
       今回はindex.htmとsend1.htmをルートに送る例を書いてます)

スクリプトファイルの中身

        open ftp.geocities.jp
        ログイン名
        パスワード
        put index.htm
        put send1.htm
        quit

  ちなみに、バッチファイルをコマンドプロンプトから起動したり、プログラム内部から
  起動もできますので、それによって、ftpでファイル送信できます。

3.webにアップして、いろいろ作品ができたら、Excelファイルで読み込み、
  パスワードを知らない人は、一部しか見れないけど、パスワードを知ってる人は
  全部見えるファイルを作成します。

ということは、出力は、以下のものです
1.HTMLファイル
2.ftpのバッチファイルと、スクリプトファイル(あとタスク)
3.作品用Excelファイル




では、作ってみましょう。
1.のHTMLファイルは、FrontPageでかんたんかんたんにつくれます。
2.のバッチファイルも順調です!
で、3.のExcelファイルを作ろうとしたときです。

 Excelを開き、1のHTMLファイルを読み込もうとしたら。。。
 読み込めない!
FrontPageが開いちゃうんです。なので、ここで保存してももともとのファイルが保存されるだけでExcelファイルに変換されないのです。。。。

 うーん、こまった。

 さあ、どうする(つづく)

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