「コピーされるほど儲かるシステム」で、冷静に考えると、なぜ、「コピーされるほど儲かる」のか?その理論的根拠を説明していない気がします。
なので、今日は、その理論的根拠?を、ウィリアムのいたずらの独断と偏見だけで!お送りします。
この考え方は、2つの考え方に基づいています。
・ | 本当に購入したい人は、お金を払ってでも購入する。意外と、ただでコピーして聞こう(見よう)と考える人は、お金を払うんなら、購入しないような人なのかもしれない。 |
・ | 本当に購入したい人に出会うには、そういう人に知ってもらわないといけない。そういう人に知ってもらうには、みんなにコピーしてもらって、ただで配ったほうが、宣伝効果大きい。 |
つまり、しくみとしては、こんなかんじです。
・みんなにコピーしてもらって、しれわたる
↓
・購入してもいいと思う人に出会う
↓
・購入してもらう
↓
・もうかる
この考え方は、いままで、CD業界がコピープロテクトをしていた考え方とまったく異なります。
CD業界は、コピーされたから、売れなくなったと主張しますが、ウィリアムのいたずらは、そうではなく、歌を出しても、その歌が知られないから、売れないんだという主張です。
CD業界は、コピーして、売れなくなった=>コピーできなくされれば、売れるという考えですが、ウィリアムのいたずらは、コピーできなくなった=>買わないし、聞かないという考え方です。
なお、この考えのはじめに、「みんなにコピーしてもらって、しれわたる」とありますが、知れ渡るには、コピーされることだけではないと思っています。
ただ、無名の人が、いきなり宣伝しても、効果薄いでしょうから、口コミで広げるということになるかと思います。コピーされて知れ渡るというのも、口コミの一種です。
つまり、「みんなにコピーしてもらって、しれわたる」というよりは、もっと大きく、「口コミで、しれわたる」のほうが、内容的にはあってます。
では、口コミで知れ渡る方法には、どんなのがあるかなのですが、これは、日経ビジネスにのってました。7つの方法があるようです。その内容は、
昨日のブログ
このなかで、すぐに出来そうなのは「ブランド・ブロッギング」ですね。
「コーズマーケティング」に関しては、
タイトーが、なんかやってます。でも、これって、寄付をえさに、商品を買ってもらってる気が。。。これでも、社会的なんだろうか??って、言っちゃあ、いけないんですね。
「バズ・マーケティング」に関しては、本があるみたい。
クチコミはこうしてつくられる―おもしろさが伝染するバズ・マーケティング
これ以外の物に関しては、個人が、ちょっと手軽には、できないかな??