ソニーミュージックは、対応を間違えると、大きな問題になるかもしれない。
一歩間違えると不買運動で、大きな売り上げダウン、逆にうまく行けば、今後、大きな利益を生み出すかもしれない。
もちろん、その問題になるかもしれないのが、VIP STAR
(平井堅のPOP STARの VIP版替え歌?)
ちなみに、その動画は、
ここ(自動的に動画を再生、音が出るので注意!)
http://www.dumpafile.com/item/Aii0dbmJ
すごいよねー。これ、平井堅がこうやって歌ってるのかと思った・・・
(隠していたクオリティを 君はそっと拾い上げて 大切なスレッドだと 保守をしてくれた
なんて、歌うわけないって ^^; 斜体部はVIPSTARの歌詞より)
動画と、歌詞とテロップがぴったしだもんねー。
ちなみに歌詞は、
ここ http://yukawanet.com/sunday/pic/vipstar.html
で見える
で、実際、TWO TOPでは、VIP STARが、ヘビーローテーションだったり、ヒロユキ氏が、「最近、2ちゃんねるで見つけた“VIP STAR”が面白い」と「Web of the Year 2005授賞式」で語ったりとすごい話題なわけだ。
この手の問題は、
・もともと加工元となっているPVは、著作権はあるものの、これ自体で儲けようとしているものではない(というか、PVは、広めてもらうことを目的としている)
→著作権の目的の1つは財産権の保護にあるが、それなら、こういうのを規制してしまうのは??(これが広まったら平井堅のCDが売れなくなるとはいいきれない。もしいうなら、PVを作っている意味は?)
・競合大手のエイベックスは、恋のマイアヒで、むしろ、こういう作品を規制するどころか利用して、大もうけした。
→もっとも、その後の対応に失敗し、ひんしゅくを買ったが、あのAAを使ったPVにしたことが、流行った一因であることまでは、確かなこと
・このPVが流行ることによって、平井堅の注目度があがることは確か。
むしろ、ウィリアムのいたずらのように、「ところで元歌のPOP STARって、どういう歌だっけ?」と思う人も多くいるだろうし、それによって、POP STARが売れる可能性も大
・恋のマイアヒの「のまねこ騒動」を見ればわかるように、ネットの人たちに支持されているものは、対応を一歩間違えると、不買運動にむすびつき、経営に大きなダメージを与える可能性もある。
今回のVIPSTARを規制しただけで、対応によっては、一挙にソニーミュージック全体の不買運動につながる危険も、否定はできない。
・でも、今回は、なにも規制をしなければ、ネットの人たちに広まって売り上げが上がる可能性は多い。
→もし、売り上げが下がるような、悪意のあるPVを作られた場合に、肖像権侵害や名誉毀損などの規制をかけて取り締まればいいわけで、営利企業であるレコード会社において、律儀に、自分たちを儲けさせてくれるものまで、取り締まる必要は・・・??
ということで、VIPSTARに関しては、ソニーミュージックは、黙認してしまうのが、一番賢明なんだろうな。
ただ、長期的には、PVの2次利用用の素材を提供していくとかの対応を、そろそろ考える必要があるんだろうな。
そうそう、それこそ、「コピーされるほど儲かるシステム」づくりですな。
ちなみに、そのあり方を考えるのが、このメルマガで、そのメルマガのためのブログだったはずなのだが。。。(^^;)
P.S 頭から
FOX★がすぐに下した規制は僕にだけアク禁
というとこと、
そんなエサに おれは釣られないクマー
というところが離れない(^^;)
平井堅の「POP STAR」を買って、頭の中を改めないと無理?