テレビを見ていたら、JR九州が「九州新幹線の試乗会を開催」と宣伝していた。
すぐに、ネットで検索して試乗会希望として申込をしておいたのだが、なんでも忘れてしまう私の事だけに応募した事すら忘れていた。
しばらくして、なんと当選はがきが届いたのだ。
しかし、試乗区間は片道のみ。
もちろん、帰りはJR九州をご利用いただくように案内もされている。
でも、いいんじゃないか?
片道でも、全線開業前の九州新幹線に乗車できるプレミアだもんな。
迷いなく試乗会に行ってきた。
そして試乗会の日、開業してない新しいホームに上がり、「さくら」さんの写真もたくさん撮らせて頂く。
列車の案内表示には「この列車は回送列車です。ご乗車にはなれません。」と表示されたが、これが私達が乗った新幹線の事だ
そして、乗車。
車内はごった返すんじゃないかと思っていたら、なんとガラガラ。
我が家3人はそれぞれ自分の窓席を確保できたほどだ。
聞くと、乗車人数はかなり制限されていたそうで、せっかくの試乗会は余裕をもって楽しんでもらおうと言う事だろう。
倍率が23倍とか新聞で見たけど、もう少し乗せても良かったんじゃなかろうか。
さて、博多駅を出発すると、「さくら」さんの停車駅である、新鳥栖、久留米、筑後船小屋、新大牟田、新玉名の各駅に停車しながら、熊本まで向かった。
揺れはほとんどなく、車内も静か。
最高で200km程度は出るそうだけど、静かな走行だけにスピード感はほとんどない。
52分かけて、でもあっと言う間に熊本駅まで着いてしまった。
これまた新しい駅では、試乗会客向けの物産展や新幹線グッズの販売が行われていて、各関係者の期待の高さを物語っていた。
私が一番興味を持ったのがこれ。
プラレールの「みずほ・さくら」バージョンだ。
懐かしいプラレールに新型車両投入とは、落ち着かない。
このプラレール車両は、本物が走り始めてからの発売だそうだ。九州のちびっこには人気でるかも?
でも、この新幹線はかなーりの費用がかかっているだけに、どうにか黒字を目指していただきたい。
時間短縮だけでなく、関西方面からの利便性もよくなって、熊本や鹿児島へのビジネスや観光の乗客が増える事を期待したい。
九州新幹線「さくら」