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キラキラネームは日本の漢字文化を破壊するための、カルトの工作活動です!公務員の国籍条項と外国人土地法の復活求む!

橋本知事、茨城を民主党に差し出すな!

2011年03月26日 21時39分53秒 | 日記
福島第一原発の事故が起こってから、

既に、二週間が経過しました。

その間、茨城県や栃木県の農産物から、

基準値を超える放射線量が検出されました。


それに対して、昨日、

茨城県の橋本知事は、

政府に対して、基準値を緩和する要請をしました。

以下は、「産経ニュース」の記事です。


『農産物の暫定基準値、緩和要請 茨城知事が厚労相に』

2011.3.25 21:26


「暫定基準値を超える放射性物質が検出された農産品に対する出荷制限について、

茨城県の橋本昌知事は25日、

細川律夫厚生労働相に、

基準値を緩和するよう求める要望書を提出した。


野菜の暫定基準値は放射性ヨウ素で1キログラム当たり2000ベクレル。

茨城県産のホウレンソウやパセリなどが出荷制限の対象となっている。


要望書では「2千ベクレルの野菜30品目を20グラムずつ1年間食べ続けた場合、

CTスキャン1回分(6・9ミリシーベルト)の放射線量にも満たない」

として基準値の改訂を求めているほか、

基準値を下回った場合の迅速な指定解除を要望している。


橋本氏は鹿野道彦農林水産相とも会談し、

「県産品が売れず、価格が大きく下落するなど風評被害が大変厳しい」と訴えるとともに、

出荷制限が県単位で実施されていることには

「福島第1原発から65キロ離れた圏内の地域も

195キロの地域も同じ規制となるのは大ざっぱすぎる」と見直しを求めた。」

記事は此処までです。


先ず、茨城県の橋本知事は、

「茨城県の橋本昌知事は25日、

細川律夫厚生労働相に、

基準値を緩和するよう求める要望書を提出した。」

という所ですが、

これとよく似た報道を、

昨年から、見掛けるようになりました。


このブログでは

『この報道は卑怯です』の中でも取り上げましたが、

中国からの観光客を呼び込むため、

企業のトップらが観光庁長官に

観光ビザの規制緩和などを求める要望書を提出した時の報道です。


報道は、一見、観光庁長官が企業の要望書を受けて、

中国人観光客の年収制限を引き下げようとしているという内容ですが、

よく見ると、要望書の提出とは別に、

政府は以前から、規制緩和を考えていた、

と報道されていました。


要するに、表面的には企業の働きかけ、

と装いながら、

実は、政府側の要望があり、

企業が一芝居を打って、

政府に都合の良いように情報操作をするという、

民主党政権になってから、

よく見掛けるパターンです。


さて、

原発事故が起こって、放射能が漏れ出し、

農作物から放射線量が発見されると、

報道は、頻りに「暫定基準」と言い出しました。

枝野官房長官などは、

今の基準値を「保守的な基準に従って」とまで言っていました。

枝野長官が「保守的」と言うのは、

褒めて言っているわけはありません。

「暫定基準」と言うからには、

そのうち「決定的基準」を打ち出すつもりだったのでしょう。


政府が、何故、「基準値」を緩和したいのかは分かりません。

責任を有耶無耶にするためか、

或いは、保証を低額に抑えるためか、

いづれにしても、

「基準」が緩和されたところで、

放射線量が無くなるわけではありませんし、

信用が取り戻せるわけでもありません。


ついでに、国内に、緩和された野菜が出回って、

それを日本人が食べたとしても、

今度は、輸出に困り、輸入については、入り放題。

あまり良い結果が得られるとは、思われません。


茨城空港、春秋航空の時と同じように、

茨城県の農家は、

またも、スケープゴートにされてしまうのでしょうか?


だいたい、記事に因れば、

「「2千ベクレルの野菜30品目を20グラムずつ1年間食べ続けた場合、

CTスキャン1回分(6・9ミリシーベルト)の放射線量にも満たない」

として基準値の改訂を求めている」

と書かれていますが、


例えば、

「2千ベクレルの野菜30品目を20グラムずつ1年間食べ続けた場合」

ですが、

一日の野菜摂取量は350グラムです。

その他に、ご飯も食べれば水も飲みます、

呼吸もします、

病院に行けばCTスキャンもします。

一年経過すれば、

必ず、CTスキャン一回分を遙かに超える数値になるはずです。

この計算には、

日本人の生活が含まれていません。


それに、重要なことなのですが、

私は、少し楽観的に、

原発が収まれば、

じき畑も清浄になるだろうと考えていましたが、

もう無理なのでしょうか?


先ずは、そこから橋本知事というより、

基準値を緩和したいと考えている政府に

聞いてみたいのですが?


一消費者が、一年続く事を考慮して、

放射線の野菜を避ける気持ちは分かります。

しかし、行政側が、

一年続く事を考慮して基準値を緩和すると言うことは、

原発は、日本は、そんなに絶望的なのでしょうか?


それから、

「基準値を下回った場合の迅速な指定解除を要望している。」

これは当然です。

今の基準に照らし合わせて、

数値が低い場合には、

「迅速な指定解除」は当然です。


「橋本氏は鹿野道彦農林水産相とも会談し…

出荷制限が県単位で実施されていることには

「福島第1原発から65キロ離れた圏内の地域も

195キロの地域も同じ規制となるのは大ざっぱすぎる」と見直しを求めた。」

橋本知事、初めて知事らしい事を言いました!


そもそも、国が、

「原発から65キロ離れた圏内の地域も

195キロの地域も同じ規制」にした時点で、

茨城県のために、文句を言うべきです。


橋本知事が、弱腰だから、

「原発から65キロ離れた圏内の地域も

195キロの地域も同じ規制」

ななんて事がまかり通るのです。


以下の表をご覧下さい。

これは、私が計算した物で、

栃木県内の、三箇所の放射線量の、

15日から24日、0:00時~23:00時までの、

毎日の放射線総量です。


単位は、マイクロシーベルト

( )の中は、一時間当たりの平均照射量。


宇都宮、モニタリングポスト《地上から20m》

15日 8.784 (0.366)
16日 6.17 (0.26)
17日 4.678 (0.195)
18日 4.117 (0.172)
19日 3.682 (0.153)
20日 3.49 (0.145)
21日 3.409(0.142)
22日 3.571(0.149)
23日 3.458(0.144)
24日 3.2  (0.133)
 
十日間の合計 44.559マイクロシーベルト

この地域の、事故前の平均値は0.03/h
  0.03×24=0.72
十日間で7.2/h
なので、通常より6.19倍の放射線が降り注いだことになります。


那須町、サーベイメーター《四階建て屋上》

15日 15.96(0.665)
16日 35.03(1.46)
17日 30.57(1.274)
18日 25.36(1.057)
19日 21.92(0.913)
20日 18.64(0.777)
21日 15.52(0.647)
22日 13.64(0.568)
23日 12.23(0.51)
24日 11.4 (0.475)

十日間の合計 200.27マイクロシーベルト

この地域の、事故前の平均値は0.03/h
  0.03×24=0.72
十日間で7.2/h
なので、通常より27.82倍の放射線が降り注いだことになります。


小山市、サーベイメーター《四階建て屋上》

18日 2.84(0.118)
19日 2.63(0.1096)
20日 2.57(0.107)
21日 3.05(0.127)
22日 3.67(0.153)
23日 3.89(0.162)
24日 3.55(0.148)

七日間の合計22.2マイクロシーベルト

この地域の、事故前の平均値は0.03/h
 0.03×24=0.72
七日間で5.04/h
なので、通常より4.4倍の放射線が降り注いだことになります。


茨城県内のモニタリングポストの放射線量は、

毎時と言いながら、

実は十分毎なので、複雑で、まだ計算していませんが、

上記の表から、

同じ栃木県内でも、

県北の那須町と、県南の小山市で差がありますし、

同じ県北でも、宇都宮市と那須町で、

ずいぶん差があることが分かります。


茨城県が先ずやるべき事は、

政府の口車に乗って、

基準値を改悪することではなく、


橋本知事が先頭に立って、

真っ先に、

県内各地に降り注いだ放射線量・

野菜の放射線量等を調査し、

安心な野菜である事を、

県が、各地の市場に対して証明することだと思います。


政府が基準を緩和して「安心」と言ったところで、

業者は既に、計測機器を購入しています。

数値が下がらなければ、

結局は買って貰えないと思います。


「風評被害」と言っていますが、

口に入る物ですから、

消費者の立場からすれば、

神経質になるのは当たり前です。


政府に頼る前に、

県が先頭に立って、

県の野菜が安全である事を証明するしかないと思います。


政府の責任回避のお先棒を担ぐより、

農業試験場や、放射線の専門家に相談する方が先でしょう?


学園都市や茨大は、

こういう時のためにあるのでしょう?

まがいなりにも知事でしょう?

茨城を民主に差し出すの、やめて貰えませんか?

【ブラームス】交響曲第4番 第1楽章

原発、緊急情報(14)

2011年03月26日 20時18分14秒 | 日記
引き続き、

武田先生のブログからの転載です。


原発 緊急情報(31) 結局、子供はどのぐらい被曝するか?


核爆発でできた放射性物質が

どのくらいの時間でなくなっていくかということには

一つの目安があります。

1) できた瞬間から4日目までに1000分の1になる、

2) 4日前から4ヶ月の間に、さらに10分の1になる、

3) 4ヶ月から後はあまり変わらない。

最初に1000分の1になる理由は、

短い時間にどんどん壊れていく放射性物質があるからです。

ただ福島原発事故の場合には

核爆発(臨界、運転)を止めて3日程度たってから

水素爆発で外部に出て、それから、

さらに1日くらいの後の放射線の量を測定していますから、

測定値は第1段階をすでに終わっているものです。


第2段階では今、盛んに言われている「放射性ヨウ素」等のように、

数日から数十日で壊れる元素の影響で10分の1ぐらいになるのです。


それから後は、

半減期が30年ぐらいの元素が少しずつ分解していきますので、

放射線はほとんど変わらないと考えてもいいのです。


福島原発が水素爆発をして大量の放射性物質が放出された後、

量は減りましたが、

今でも福島原発から少しずつ新しく放射線物質が放出されています。


しかし、核爆発はすでに10日程前に終わっていますので、

今出ている放射性物質はあまり早く分解しないものが多いと考えられます。

・・・・・・・・・

このようなことから、

わたくしが今までどのような考えで、

このブログを書いてきたかということを示したいと思います

(量は福島市を中心にします).


福島原発が水素爆発を起こした後、

福島市の放射線は20マイクロシーベルト程度になりました。


福島原発の大規模な爆発が続かず、

少しずつ漏れる程度になれば、

放射線は徐々に下がって行き

10マイクロシーベルトぐらいで一段落するでしょう.


しかし、徐々に新しい放射性物質も降ってきますから、

それを考えておおよそ1ヶ月後には、

3倍ぐらいのところで落ち着くと考えました。

つまり30マイクロシーベルとぐらいが福島市のとりあえずの

「積算された放射性物質」の量と考えたのです。


そしてそれが1ヶ月ぐらい経つと、

10分の1になりますから3マイクロシーベルトていどです。

これが考える場合の基礎になります。


でも文科省が内部被曝を入れていないことや、

野菜や水からの被曝がありますから、

しばらくは10マイクロシーベルト付近になる

(東京では0.5マイクロシーベルト程度)と考えられます。


つまり、10分の1になり、そこで2,3年は続くということです。

・・・・・・・・・

このような時に、

大人が注意しなければならないのは

放射線が強い時期に

子供にできるだけ被爆をさせないということです。


残念ですが、

長期間、汚染された土地に住まざるをえない福島県の子供は、

これから長い間被爆するのですから、

せめて最初の段階でできるだけ大人が注意をして、

被ばく量を減らしておいてあげなければいけないと考えます。


つまり、政府や専門家は「安全だ」と言っていますが、

現在は「安全」を強調するよりも、

できるだけ放射性物質に触れないようにしておいて、

2、3ヶ月後に状態がはっきりして

危険がなければそこで普通の生活に戻ったらいいと思っているのです。

・・・・・・・・・

4ヶ月後に放射性物質の量が減った後、

半減期が30年のものを中心にして減っていきますから、

放射線はあまり減っていきません。


しかし、東京等の大都市では、

道路もビルもコンクリートやアスファルトでできていますので、

雨が降っても放射性物質が土にしみるということはありません。


このような状態のときに、

今までの経験が生きるかどうかはまだ判らないのです. 

でも、東京が「やや安心」ではないかというわたくしの考えは

東京がアスファルトとコンクリートで固まっているということもあります。


反対に、福島市など田園地帯に近い地域は、

土に放射線物質がしみ込む可能性が高いので、

なかなか汚染がとれないと思っているからです。

・・・・・・・・・

ペットボトルの水を飲んだり、

3月11日以前の食材を探したり、

家からあまり外に出ないようにしたりする生活を続けると、

とても疲れると思います。

お子さんもストレスがたまってくるでしょう。


しかしわたくしは今、楽をするのではなく、

1ヶ月ぐらい何とか頑張ってもらって、

放射線物質が下がってきたときに

安心したほうがいいのではないかと思います。


またここに書きましたように

残留した放射性物質が最終的に見てどのくらいになるかということを

今はまだはっきりわかりません。

チェルノブイリの時には爆発的でしたが、

漏れたのは一瞬でした。

これに対して、

現在の状態は世界的に見てもそれほど経験したことがないのです。


その段階で、

今までずっと私達専門家が守り続けてきた

「放射線障害防止の法律や国際的な規制」を一気に緩めてしまい、

「大丈夫だ、安全だ」というのは、

これから長い間、

被曝せざるを得ない子供たちのことを考えると賛成ができないのです。

最初は危険と思い、徐々にゆるめていく方がより適切な方法でしょう。


(平成23年3月26日 午前8時 執筆)


放射線の専門家に自重を求める


テレビ出られて福島原発の放射線について

「安全だ」と言っておられる専門家の方に自重を求めたいと思います。


わたくしたち原子力の専門家は、

原子力や放射線の正しい利用を進めるために、

国際的な勧告や放射線障害防止に関する法律を

厳しく守ることを進めてきました。


決してレントゲンや CT スキャン等だけを参考にして

安全性を議論してきたのではありません。

また、1年間の被曝量で規制値を決めても、

それは1年間ずっと続く場合だけではなく、

規制値を超える場合には、

危険があると考えて良いということだったのです。


委員会では、半減期はもとより、

元素の種類による身体への影響等極めて詳細で厳密な議論を経て決めてきたのです。


確かに国際的な基準になっている空間の線量率が

1年に1マイクロシーベルトという数値、

WHO が定める食品の放射性物質の量など、

日本の委員会では厳しすぎるという意見があったことは確かです。


しかしわたくしたちはそのような議論を経て、

現在の基準を作ってきたのです。


特に私が問題だと思うのは、

3ヶ月に1.3ミリシーベルトを超える場所は「管理区域」として設定し、

そこでは放射線で被爆する量を管理したり、

健康診断をしたりするということを

わたくしたちは厳密に守ってきました。


福島市においては

瞬間的な線量率が1時間に20マイクロシーベルト程度まであがり、

現在でも毎時10マイクロシーベルトのレベルにあります。

この線量率は、

文科省の測定方法を見ると外部被爆だけであって、

規則に定める外部被曝と内部被曝の合計ではないと考えられます。


今後、内部被曝などを考えると、

毎時数マイクロシーベルトの状態が2、3年は継続すると考えられます。

・・・・・・・・・

一方、福島市には、

幼児や妊婦も生活しておられます。

また、1時間だけの被曝量を言っても、

その人たちは24時間ずっと生活をしているのです。

たとえ屋内にいても換気をすればあまり差はありません。


放射線障害防止規則による妊婦の被曝量の限界は

毎時約0.5マイクロシーベルトですから、

私達専門家は福島県の東部の多くの市町村において、

妊婦等の避難を勧告する立場にあるのではないでしょうか。


現在では

むしろ政府より放射線の専門家の方が

「安全だ」ということを強調しているように見えますが、

むしろ放射線の専門家は

国際勧告や法律に基づいて、

管理区域に設定すべきところは管理区域に設定すべきといい、

妊婦の基準を超えるところでは

移動を勧めるのが筋ではないかと思います。


その上で、

政府や自治体がどのように判断するかというのは

放射線の専門家の考えるところではないと

わたくしは思います。


政治家やメディアでは

「国民を安心させなければいけない」と言っていますが、

現実に法律で定められた規制値を超えている状態を安全といい、

それで安心していいというよりもむしろ、

現実をそのまま伝えて判断を社会に任せるべきと思います。

・・・・・・・・・

また我々は学問的立場で考えていますので、

各々の専門家に各々の考え方があることは十分に知っています。


わたくし自身が国際勧告のレベルは少し厳しいと考えている人間ですが、

しかし、放射線防護に関する日本の法律も50年を経ています。

その間、十分に検討を尽くされてきたのです。

わたくしたちは原発問題とか社会問題とは切り離して、

厳密に放射線と人体への影響を考えて

発言していかなければいけないと思います。


特に核分裂生成物に汚染された土地は、

長寿命半減期の元素によって

線量率は直ちに下がらないと考えられます。

このような場所に長く生活しなければならない子供たちのことも考えて

発言をお願いしたいと思います。

・・・・・・・・・

むしろわたくしたちは、

福島原発の事故がもたらす新しいこと、

例えば東京のようなコンクリートとアスファルトで固まったところに

どのくらいの残留放射線が残るかとか、

福島第一、3号機のように

プルトニウムを燃料として用いている原子炉の放射性物質の影響等を

至急検討する必要があると考えています。

・・・・・・・・・

2011年3月26日のあるテレビの番組を見ていましたら、

今まで「安全だ」と断言していた人が

「私の言っている「安全」というのは東京だけだ」と最後にご発言になったのに

強い違和感を覚えました。


東京が人口も多く、重要なことはわかりますが、

最も危険なのは福島県とその周辺であり、

安全だと発言されるには

福島県の人のことを考えなければならないと思うからです。


わたくしの経験では、

原子力や放射線を扱っている方々は

決して不誠実な人ではありませんでした。

むしろ会議等を行っている時にわたくしは、

皆さんが十分に考え

放射線の身体に対する影響を少しでも減らそうと努力されていると思っていました。


その我々の専門家の雰囲気を

ぜひ思い出していただきたいと思っています。


(平成23年3月26日 午前9時 執筆)


武田先生のブログは此処までです。

貴重な情報を、有り難うございました。

また、何かございましたら、

宜しくお願いします。

【ブラームス】交響曲第4番_第3-4楽章

原発、緊急情報(13)

2011年03月26日 19時55分57秒 | 日記
茨城県の橋本知事には、

しっかり、県内の状況を把握して、

安心な物を、市場に出す工夫をして頂きたいものです。


例えば、筑波山の周囲では、

風の方向で、放射線量が違うのではないでしょうか?

きちんと計測すれば、

安心な「ほうれん草」も、きっとあります…たぶん。


それに、例えば、「茨城米」、

これなら、収穫後でしたから、安全、安心。


細かく丁寧に計測して、

安全な物を市場に出して、

信用回復するほかないと思います。


引き続き、

武田先生のブログからの転載です。


原発 緊急情報(29) 被曝を少なくする方法(その1)


空気からの汚染に始まった福島原発の被曝は、

野菜、水、さらにこれからは、

土、海等からの被爆が関係してきます。


かなり複雑になってきましたので、

多くの人が戸惑っておられるようです。

そこでここでは、

これらのことを一気に理解することを目的にして、

かつできるだけやさしく説明をしたいと思います。


・・・第一 どのぐらいまで大丈夫か?・・・


放射線に対する規制値を、

わたくしは放射線障害防止の法律に基づいて言っていますし、

テレビではレントゲンなどを参考にして

安全だと表現をしています。

また極端な場合には

「放射線を浴びる方がいい」という専門家までいます。


国際放射線防護委員会、

これは国際的に放射線に対する防護の基準を決める委員会で

日本もこの勧告に従っています。


個人的な意見は別にして、

頭の中を整理するために

国際放射線防護委員会の数値と考え方を示します。


まず、放射線の被曝では

低い線量から死亡者が出ます。

問題はその死亡者の比率をどのくらいだったら危ないかとすることなのです。

国際的には放射線に被爆することによって、

「1000人に1人」ぐらい死亡者が増える状態を

「危ない状態」とすることになっています。


だから1万人に1人ぐらいの死亡者になる放射線なら認められています。

しかし、「100人に1人」となると相当なものですから、

これは「我慢ができないほど危険」と考えられています。


国際的に認められている具体的なデータを説明します。

「年齢別死亡率」というデータを

30才から10才毎に記録して整理されています。


40才の人を取りますと、

1ミリシーベルトの時に4人が死亡する条件では、

5ミリシーベルトで22人、

10ミリシーベルトで37人、

50ミリシーベルトで190人というのが基準となるデータです。


つまり放射線というものは、

1ミリシーベルトとだから安全とか

10ミリシーベルトだから安全というのではなく、

「被曝する量が増えるにと死亡する人が増える」ということです。


もちろん死亡するまでには病気にかかるので、

病気(脱毛、不妊、白内障、甲状腺ガン、白血病)にかかるという点では

死亡数よりも多くなります。


よくテレビで「100ミリシーベルトまでは大丈夫」と言ってますが、

そういう表現は被曝の場合には間違っています。

個人的な見解としてはありえますが、

このような非常時にたとえシッカリしたデータに基づいても、

その解釈が個人であるような見解を

述べるというのは不適切です。


そこで、

国際的には被曝することによって

1000人に1人が死亡するところを基準にしようということになりました。

その他に自然に浴びる放射線がありますし、

その他の条件があり非常に専門的に詳しく検討されています。


もちろん世界的な研究ですから、

広島長崎の被曝、

これまでの様々な経験、

さらには自然に受ける放射線との加算などすべて考慮してあります。


その結果、被曝量をはかり、

健康診断を受ける事ができるような職業的な被曝の場合には、

一年に20ミリシーベルトが限度で、

被曝量もはかれず健康診断も受けない一般人の場合、 

1年に1ミリシーベルトです。


もし、福島原発の放射線が1ヶ月で終わったとしても、

一般人では1時間に1.4マイクロシーベルト、

幼児や妊婦では1時間に0.5マイクロシーベルト程度になります。


そこで、私は、「福島市はすでに危ない」、

「周辺で3マイクロシーベルトは注意」、

「東京は少し余裕がある」と言っているのです.

・・・・・・・・・

大人ですからご自分で判断するのが基本ですが、

1時間に10マイクロシーベル等程度の被曝が続いている福島市が

「国際的な勧告と放射線障害防止の法律を無視して」

独自に安全だと決めるのは非常に危ないことです。


少し長くなりましたので、

野菜や水も含めてどのようになるかということを

できるだけ早く次の情報に書きたいと思います。


(平成23年3月25日 午後8時 執筆)



原発 緊急情報(30) 被曝を少なくする方法(その2)


(その1)に続いて、具体的な方法を書きます.

申し訳ありませんが、誤字脱字はご容赦ください。


・・・第二 シーベルトとかベクレルなどは忘れても・・・


シーベルトをやっと覚えたと思ったら、

グレイとかベクレルなどと次々と出てきて、

理解するのも計算するのも難しくなりました。

でもなにしろ自分や子供の事ですから、正しく知らなければなりません。


そこで、(その2)ではシーベルトは仕方がないにしても、

その他のものはすっかり忘れても

おおよそ被曝はわかるという方法まず書きます。


前の緊急情報に、原子炉から出てくる放射性物質は

「ホワッーした小さい粒子で、それが風に飛んで流れてくる」と言いました。


その通りですから、

ガスならマスクでは止まりませんが、

小さい粒子ですから、ある程度マスクで止まるのです。


風に乗ってきますから少しずつ落ちてきますし、

雨が降るとまとめて落ちてきます。

浮かんでいるところや落ちるところは全く区別なくどこでも同じです。


政府からは、

浮かんでいる粒子や壁に着いた粒子などからあびる放射線の値が発表されています。


チェルノブイリの例を見ますと、

このように「外から被曝する量」と

「粒子を口から吸って体内で被爆する量」はほとんど同じでした。


そこでもしも、政府から発表される放射線の量が1.0とすると、

それと同じ量1.0をまず足します.


・・・


次に、野菜とか牛乳等の食品からの被曝あります。

これも一つ一つの汚染の値を覚える必要はありません。

極端に高いものは当然のように避けるとして、

あとの食品はどうしてもある程度は食べなければいけません。


そこで原理原則を覚えておきます.


「放射線を持った粒」は

どこでもかしこでも同じように降ってくるということを利用して

推定することができます。


つまり、自分が被曝する量だけを

ほうれん草とか牛も被爆してるわけです。

従って、だいたい自分が被爆した量と同じぐらいが

食品から入ってくると考えていいのです。


発表値がもし1.0なら、{1+1(体内)+1(食品)=3}という事になります。

・・・

次に水ですが、

基本的には水道水は、

あまり放射線が高くならないはずです。

これも同じ原理で考えます。


「放射線を持った粒」は、

空気中にも土にも、川にも同じように降り注ぎます。

ところが、「川の面積は土の面積よりもかなり小さい」ので、

それを集めても小さめの値になるはずです。


ただ、水は大量に使うということもあり、

無制限に水道水を飲んでいいうような場合には、

やはり同じような被曝の可能性があると考えて良いでしょう。


現在のところ、

このように4つの被曝の原因があります。

今後、土壌とか海からのものを接種するようになれば、

その分はまたプラスすることになります。


・・・


1) 簡単な計算方法(基礎)


政府の発表する「場所と放射線の量」の数値を4倍すると、

自分の被曝量が判る。

・・・

次に、防御をします.


まず、食品は放射線をあびていないものを買います。

自分の住んでいる近くからとれた場合は先ほど書きましたように、

自分の被曝と同じ量をプラスしなければなりませんが、

日本の南、北海道、外国なら放射性物質は含まれていません。


また、3月11日に地震があり、

その後、原発が壊れて放射性物質がでましたから、

3月11日(厳密に言えば漏れた日にちと場所)以前のものを食べることです。

産地も同じです.


たとえば、主食系なら、コメ(昨年とれた)、

アメリカからのトウモロコシ、パン(多くは外国からの小麦)、

サツマイモ、ジャガイモ(多くは北海道)が良いでしょう.


野菜は日本の南、北海道、外国のものを食べるようにします。

缶詰の野菜も売っていますし、

今なら冷凍物は製造年月日が古いと思います.


肉は北海道、青森、三重、岐阜、宮崎、鹿児島など

汚染と関係の無い地域からの肉や、

オーストラリアの牛肉などがお勧めです。


加工食品も3月11日以前の製造年月日のものを少し確保しておくと良いでしょう。

赤ちゃんのいるご家庭では、

今の内に粉ミルクなどを買っておけば

製造年月日が3月11日以前のものを買えると思います。

・・・

水は、飲み水をペットボトルにして、

お茶でもなんでも工夫します。

どうしても水道水を使わなければならない場合は、

軽い被曝を覚悟します. 

でも水の汚れはあまり進まないと思います.

井戸は水道より安全ですが、

放射線を測定できないという決定的な弱点があります。

だからあまりお勧めできません.


・・・


2) すべて地元のものを使う人  発表値の4倍

3) マスクを掛け、食材も水も上記の注意ができる人  発表値のまま


ということになります。


もし、注意ができなければ、

福島市が1時間40マイクロシーベルト、

福島県東部、茨城県北部、

栃木の一部、宮城の一部は10マイクロシーベルトぐらい。

東京は0.5マイクロシーベルトのレベルになり、

福島とその近郊はやはり危険でしょう. 東京はギリギリ大丈夫.


もし、注意ができれば、

福島市が10マイクロシーベルト、

その近くが2から3マイクロシーベルト、

東京が0.1から0.2マイクロシーベルトぐらいになり、

福島市はダメ、近くは大人は大丈夫、東京は幼児でも大丈夫になります。


これでだいたいの見当はついたと思います.


「国内で放射性物質の無いところ=おおよそ500キロ離れているところ」、

「外国の食材」、「古い物」を捜してください。

また、追記ですが、これまでホウレンソウの放射線を測るとき、

実際には出荷するホウレンソウをそのまま測定していました。

ところがこの事件が起こってから、

「ホウレンソウを流水でよく洗ってから測ること」という通達が政府からでて、

小さめのデータがでるはずです。

このようなこともありますので、

あまり細かいことを考えずに、「原理原則」で身を守った方が良いと思います.


(平成23年3月25日 午後9時 執筆)

【ブラームス】交響曲第4番 第2楽章

原発、緊急情報(12)

2011年03月26日 14時21分04秒 | 日記
引き続き、武田先生のブログからの転載です。


これを読んでいて、大変不安になったのですが、

政府はここに来て、

基準値を、勝手に緩和しようとしているのでしょうか?


基準値を緩和しても、放射性物質の量や、

放射線量は変わりませんから、

国内では、

放射線に汚染された物が、流動しやすくなりますし、

国外からは、

日本の産物が、軽蔑され拒否される事になると思います。

まさか、そんな愚かな事は、

いくらなんでもしませんよね?


さて、武田先生のブログです。

原発 緊急情報(27) なぜ、そんなに違うのか?


(昨日、3月23日になって、

メールのご返事が時間的にできなくなりました。

申し訳ありません。全数、読んではいます。

そこでご質問を中心にブログをすこし詳しくして書きます。)

今日は、「法律の規制値では厳しい数字が出ているのに、

政府やテレビでは大丈夫、大丈夫と言っているのは、

どうしてそんなに違うのか」ということを説明したいと思います。


多くの人がこれに疑問を抱いてどちらが正しいかと心配しているからです。

・・・・・・・・

すでに述べたことですが、単なる計算間違いがあります。

「20マイクロは大したことない。

1回のレントゲンが600マイクロだから」

といった東大教授はかけ算ができずに間違っただけです。


20マイクロは1時間あたりですから

30時間で1回分のレントゲンにあたります。


もし20マイクロでも大丈夫と言っていると

福島市に住んでいる幼児は1ヶ月に24回のレントゲンを受けることになります。


このような計算間違いは人の命に関することですから、

この際、テレビは責任を持って一度修正をしておいたほうがいいと思います。

・・・・・・・・・

「54000ベクレルのホウレンソウは大丈夫だ。

規制値の3000ベクレルは毎日、

1年間、食べ続けた時の値だから」


と言った広島の放射線の専門家も割り算ができなかっただけで訂正が必要です. 

54000のホウレンソウは水洗いした後の茨城産のホウレンソウです.


54000を3000で割ります. 

そうすると18になります。

つまり規制値の18倍です. 

365日を18で割ると20日になります。

毎日、ホウレンソウを食べると20日で規制値を超えます.

毎日でなくても、1ヶ月に20回食べると

1年分の規制値を超えることになります。

・・・・・・・・・

「ヨウ素の半減期は8日だから、すぐなくなる」

と言う人が多いのですが、

規制値はもちろん半減期を考慮しています。

専門家が議論して決めている数字ですから、

半減期は大切な数字で、

それを入れているのは当たり前です.


特に、現在のように継続的に原発から放射線物質がでている時には、

半減期はほぼ関係がありません。

(つぎから次と新しいヨウ素が降っているから)

・・・・・・・・・さて、準備を終えて・・・・・・

一般人が1年に浴びてもいい放射線の量は、

1ミリシーベルトと決まっています。

これに対して、

テレビの専門家は100ミリシーベルトまで大丈夫だと言っています。

この100倍の差は何でしょうか。


まず第1に国際的な取り決めです。

例えば食品ですと日本だけが特別な規制をしていると輸出ができません。

日本の食品を絶対に輸出しないと決めれば、

日本だけの規制ができますが、それは無理なのです。

食品以外でも日本だけが規制が緩いと

外国人旅行客や外国企業の進出も難しくなります.


そこで今まで放射線についてはICRP(国際放射線防護委員会)、

食品についてはWHO(世界保健機構)の規制を使っていました。

この震災で規制要求に高くすることになりましたが、

そうすると外国は日本産の食品の輸入を禁止すると思います。


2番目の理由は、

放射線をあびる原因を一つだけに限定すると

テレビで言っているように100ミリシーベルトぐらいでも安全ですが、

その人はレントゲンを受けたり、

今度の事故のように、

空気からの被曝、水からの被曝、ホウレンソウからの被曝、

牛乳からの被曝などいろいろなところから放射線を受けます。

これだけなら5種類ですが、

例えば10種類の被曝原因があると

100を10で割って規制値は10ミリシーベルトになります。


さらに人間にはいろいろな人がいて、

赤ちゃんや妊婦、それに放射線に感度の高い人がいます。

赤ちゃんは3倍ぐらい感度が高いので、

10を3で割って、3mm シーベルトぐらいになります。


わたくしの知っている限りでは、

日本の規制値の議論では3ミリシーベルトぐらいが良いということもありましたが、

国際基準が1ミリシーベルトなので、

1990年の国際勧告に従って1ミリシーベルトになっています。


ただ日本国内だけの法律では

これの5倍から6倍ぐらいになっていますが、

いずれにしても1年で5ミリシーベルトぐらいより大きな数字は非現実的です.


そもそも、

この値のもとになっている「電離放射線障害防止規則」は

昭和47年に制定されて

平成23年の1月14日に改正されるまで、

長い間の議論を経てますから、

それが突然おかしな数字だというのも奇妙なことなのです。

・・・・・・・・・

推定ですが、

テレビに出た専門家は悪意はなかったと思いますが、

規制値をそのまま言うと

福島市の人が怯えてしまうのではないかとか、

疎開する先がないとか、

水が飲めなくなるとどうするかとか、

ほうれん草の代わり何を食べるかということを

心配されたのではないかと思います。


これは考え方の問題ですが、

私はそのようなことは専門家が発言すべきことではなく、

専門家をあくまでも自分の専門に沿って正しいことをいうべきだと思います。


また、「安全である」というのが風評を煽ることなのか、

規制値をそのまま言うのが煽るのかは簡単ではありません。


わたくしが風評の専門家に説明を受けた時には、

「風評とは正しい情報が伝わらない時に起こる」と教えていただきました。


煽るか煽らないかというのは専門家が考えることではなく、

専門家は事実を述べるだけで、

あとは行政とか政治がそれをどうするかを決めるべきだと

わたくしは考えています。

・・・・・・・・・

数字が大きく違う第三番目の原因は、

今回の事故はどのくらい長く続くかという見方にあります。


1週間で終わるというならば、

1年間に1ミリシーベルトという基準値は厳しいでしょう。


1ヶ月で終わるというならば規制値を12倍ぐらいはできます

(12ミリシーベルトまでOK)。


さらに原発から出る放射性物質の大物は半減期が30年ぐらいありますから

1年以上影響があるとするならば、

最初から1年ぐらいの規制値を考えておかなければならないということになります。

これが「直ちに健康には影響がない。」という言葉になって

繰り返し言われるようになりました。


確かに福島原発が爆発してから2、3日の時点では、

すぐ収束すると考える人と、

少し長引くと思っている人がいたと思います。


わたくしのスタンスは、すぐ終わっても長引いても、

一応は安全サイドで考えておいて、

すぐ終われば「それでよかったな」と思うというのがわたくしの考え方でした。


なにしろ、相手が放射線ですから、

このような見方をするのが今までの規制の考え方でもありました。

・・・・・・・・・

極端に心配する必要はありませんが、

一度浴びた放射線は体の免疫力以外に回復するのは難しいので、

できるだけ注意して生活をするという必要があると思います。


従って、すでに言っていますけれども、

福島市の人は危険ですが、

東京の人はまだ余裕があるというのが現状ですから、

それを全体的に頭に入れて行動されるのが良いと思います。


(また時間を見てブログを書くことにします。

また十分にチェックする時間がなく、

誤字脱字が多く皆さんにご迷惑をおかけしています。

どうぞご容赦ください。)


(平成23年3月24日 9時 執筆)



原発 緊急情報(28)  大変だけれど・・すべては理屈通り


今は大変なときだけれど、

福島原発と放射線汚染のことは「理屈通り」に進んでいます。


メールをいただいた方の疑問の多くは、

報道もあって「理解できない」と感じている人がおられますので、

ここでは「放射線汚染は理屈通りに進んでいるので、

それにそって考えると良く理解できる」ということで

説明をしたいと思います。

・・・・・・・・・

混乱の発端は、

20マイクロシーベルトの福島市の汚染を

「健康に影響がない」と言ったことに基づいています.

すべて「規制値」で考えると判ります.


まず、福島市の汚染は

「規制値(ここでは妊婦、幼児を基準にします)の40倍」です。

(ここでは、これ以後、

シーベルトとかベクレルということを止めて、

「規制値の何倍」だけで行きます。)


規制値の40倍が「直ちに健康に害がある」かどうかは別にして、

規制値の40倍であることは確かです.


福島市が規制値の40倍の放射線が観測されたということは、

そこにそれだけの放射性物質があるということです。


・・・これが重要です・・・


「規制地の40倍というのは、そこに40倍の放射線を出す粒」が

ウヨウヨしていると言うことです。


その「粒」は「人、場所、時間」などを選びませんから、

人の体の中、土の上、樹木の葉、野菜、ウシの体、川、海などに侵入します.


だから、時間的にはまず「空間」の放射線が高くなり、

それから野菜や樹木のような表面、それから人、ウシなどの体の中、

さらには、川に「粒」が入り、そのうち、土壌にしみます.


そうすると、まず


1) 順序がある。

ということがわかります。

最初は空気中、それからホウレンソウの葉っぱ、

少し経って川の上流から取水される水道水、

さらに土壌、少し経って海から採った魚の中というようになるでしょう。

今のところ、これも順序通りになっています.


そして、

2) 汚れの原因は同じ「粒」だから、

空気もホウレンソウも水道も同じぐらい汚れる、という事です。

つまり、空気が規制値の40倍なら、

ホウレンソウもその程度、水道もその程度です。

ただ、ホウレンソウは畑一面に空を向いていますから、

私たちと同じぐらいに被曝しますが、

水道は川が細ければあまり粒が降らないので、少し少なめのはずです。

かくして、空気が40倍なら、

ホウレンソウは20倍、

水は5倍程度の汚れになります.


これもおおよそその通りになっています。

ただ、政府が急いで野菜の基準を10ベクレルから300ベクレルなどに変えると、

いろいろな値になります.

・・・・・・・・・

実は「規制値」というのはあるシッカリした「考え方」でできています.

それは空気でも、野菜でも、水でも同じですから、

本当は従来のままにしておけば、

だいたいの感じがわかるので良いのです。


つまり、空間が40倍とすると、

野菜、水、牛乳、土、魚などがほぼ同じ程度になるので、

5つなら40*5と計算ができるからです.


たとえば、

(難しいので雰囲気だけで良いのですが)

国際放射線防護委員会の「概念」は、


(1)公衆の構成員の中には放射線による危険性(リスク)の大きい子供が含まれている、

(2)公衆は被ばくするかしないかに関して選択の自由がなく、

   さらに、被ばくによって直接的利益を受けない、

(3)公衆は放射線以外の自分の職業からの危険にもさらされているという理由から、

   公衆の線量限度を従事者の10分の1に決めることが適切である、

などと決まる.


これに適合するように、

空間、水、食物、土壌などの基準が決まるので、

規制値というのは全部「同じ」レベルなのです。


今回のことでは、突然、

レントゲンとかCTスキャンなどを出すからややこしくなり、

水道はどうか、野菜はどうかという話になるのです。

・・・・・・・・・

多くの人が納得して行動できる方法ですが、

1) いちいち、シーベルトとかベクレルとかに振り回されない、

2) 基準の何倍だけに注意する、

3) それを平均するとだいたい、自分や家族がどのぐらい危ないかが判る、

ということです。


たとえば、空気の場合は基準は「普通に生活している時に安全な限界」ですし、

水の場合は「普通に飲んだり、お風呂に入ったり、煮炊きをしても大丈夫な限界」、

野菜も「普通に食べたり、食べなかったりしたときの限界」ですから、

素直にその通りに考えることです。


規制値を超えた水道とかホウレンソウの時には

赤ちゃんのために何とか凌ぎます。

男性は問題が無いのですが、女性はマスクをする、

外出から帰ったらティッシュで服をぬぐう(放射性物質は拭くととれるものが多い)、

できるだけ3月11日以前の作物(イネなど)を食べるということをすれば

かなりの被曝を少なくすることができます。


いずれにしても、放射線の被曝は論理的によく考えたとおりですから、

その意味では安心です.

(平成23年3月24日 午後11時 執筆)

悪魔の踊り

原発、緊急情報(11)

2011年03月26日 00時18分02秒 | 日記
引き続き、武田先生のブログからの転載です。

転ばぬ先の杖で、

少しでも、

自分の身を守るよすがとなればと思います。


原発 緊急情報(24) どうすれば良いか その3


どうすれば良いのかの“その1”で、

現在、法律で決まっている被曝の限度を書き、

“その2”ですでに被曝した量と今後、

被曝すると考えられる量について整理をしました。


すでに2つの表からご判断をされている人も多いと思いますが、

問題なのは今後の福島原発が沈静化するのか、

今よりひどくなるのかについて考えておかなければなりません。

・・・・・・・・・

福島第1原発には、1号炉から4号炉まであり、

それぞれ破壊の程度が違います。

1号炉と2号炉の問題は

「原子炉の中の燃料棒がどのくらい破損しているか」ということです。


ある程度、燃料棒が破損していることはすでに東京電力からも報告され、

1号炉の燃料棒は70%程度破壊されていると報告されています。


燃料棒が破壊されていると言っても、

棒がひび割れを起こしている程度なのか、

高温になって燃料棒全体が溶けてかたまりとなっているのかによって違います。


核爆発中(原子炉運転中)だったのですから、

大量の放射性物質があったので、

その崩壊熱で燃料棒が融けていくと温度が非常に高くなります。


最初の段階は燃料の3分の1ぐらいが露出すると、

燃料棒を作っているジルコニウムが水と反応して水素を生じ、

福島原発で起こったような水素爆発が起こります.


さらに温度が上がり、

燃料棒が融けるとその塊は2500℃ぐらいになります。

ところで、鉄が溶ける温度というのは、

おおよそ1500℃ですがぐらいですから、

燃料棒が高温で融けると、

塊になって原子炉の下を突き破り

(原子炉を作っている鉄が溶けるから)、

さらに下にいって、ドスンとコンクリートの床に落ちます。

これを「メルトダウン」と言います。


コンクリートの床に落ちると、

余りに熱いのでさらにコンクリートを融かしますが、

融けたコンクリートの成分が燃料棒と混じり、

それで温度が下がり、そこで止まるということです。

これは理論的にも、スリーマイルの事故の時の経験でもそうでした。


「メルトダウン」をメディアは恐ろしいことのように言いますが、

現在の福島原発はそれより酷い状態なのでメルトダウンは怖くありません。


ただ、燃料棒を取り出せないので、かなり手こずるでしょう。

つまりメルトダウンというのは、

「手こずるか手こずらないか」の問題であり、

「大きな事が起こるか、起こらないか」ではないのがスリーマイルの教訓でした。


3号機はプルトニウムを燃料に使っていますから、

ウラン燃料の1号機、2号機とは違います。

21日にでた黒い煙の原因が心配ですが、

普通に考えると爆発的にプルトニウムが飛散するようなことは起こらないでしょう.


4号機は、定期検査中ですから原子炉は空で

「使用中の核燃料」がプールに入っています。

メディアでは「使用済み核燃料」と言っていますが、

4号機の燃料は使用中ですから、

まだ核爆発(小さい)をする可能性もあるし、

崩壊熱も高い状態です。


この核燃料のプールに穴が開いているというのがアメリカの見解で、

日本は穴は開いていないと言っています。

どちらかによって今後の状態が変わりますが、

それはこれから漏れる放射性物質の量が2倍になるか3倍かという問題です。


爆発的するかどうかではありません。

・・・・・・・・・

以上のことから、

福島原発の事故は3月22日の午後になって

ようやく将来の見通しがわかり、

簡単にいうと、

「福島原発の事故は、原発自身については終わりつつある」

と言って良いでしょう。


今後、放射線物質が飛散することもあるし、

いろいろな事後処理がありますが、

これまでのような緊張した状態からは脱したと思います。


その点で、今までわたくしが示していた被曝の計算から言えば

・・・「現在」の2倍で終わる・・・

ということです。

前の表の「現在」とその2倍の間に絞られてきたと思います. 


「現在」より少し大きめな数値も考えておくのは、

これまでは空気中の放射性物質から被曝していたのですが、

今後は野菜、水、海、魚などから少しずつ被曝しますから

その分を考慮しておいたほうが良いということです。


さらに、福島原発はまだ安定していないのですから

今後も大きな爆発も考えられますが、

それは可能性が少ないので「頭の隅に入れておく」程度です。

・・・・・・・・・

今後は福島原発を忘れて、

身の回りに関心を寄せ、「野菜はどうするか」、

「飲み水は」、「風呂は」、

「海水浴は」などを考えて行きたいと思います.


(平成23年3月23日 午前8時 執筆)



原発 緊急情報(25) どうすれば良いのか? その4


ここでは、これまで3回の

「どうすれば良いのか?」のまとめをできるだけわかりやすく

説明する積もりです.


福島原発が爆発して、

膨大な放射線物質が放出されました。

その時、危険性は「1倍から25倍」の範囲でした。

つまり、1倍というのが3月15日、

25倍が将来で、

爆発規模で10倍はあり得るし、

プルトニウムで2.5倍の危険性があると私は考えていました。


これは、政府、NHK等が繰り返していた

「もし注水に失敗したら大量の放射線がでる」、

「きわめて深刻な事態に陥っている」という文学的表現を、

私の判断(過去の実例と理論など)に基づき数値で示したものでした。


それが今は「1倍から2倍」に入るようになりました。

1倍から2倍ぐらいになると、

具体的にどのような行動をとればよいかが決まります。

そこで、

緊急情報(22)「被曝限度」と(23)「地域ごとの被曝量」の表を出したのです.

・・・・・・・・・

たとえば、福島の人の被曝量は、

1時間あたりの量として(体内も含む)

6マイクロから12マイクロですから、

おおよそ10マイクロぐらいです。

東京は1から2ですから2ぐらいと考えます. 

そして、汚染が1ヶ月で終わるとして(少し甘いが)

管理区域(被曝量を測定し、健康診断を行う)として注意するのが7マイクロですので、

福島市の人は「組織的に管理区域に入る」レベル、

東京は「個人的に注意する程度」であることが判ります.


一方、女性(赤ちゃん)の場合は6マイクロですから、

福島市の女性は1ヶ月以内に移動するか、

何らかの対策をとる必要があります(放射線の法律によればということです)。


男性は68ですから、

どの地域でも汚染された食品をとらなければ大丈夫です.

特に年配の男性は問題がないレベルになりました。

・・・・・・・・・

ここまで来ました。


でも、昨日の福島の放射線を見ると、

もっとも高いところが90もありました(原発から30キロより外ですが)。

そうなると、その地域におられる人は

福島の9倍になりますから54となり、

女性はもちろん待避しなければなりませんし、

男性もギリギリになるので、

1ヶ月たったら移動が必要です.


このことで判るように、

15日あたりからご自分が住んでいるところの

毎日の放射線の平均をとって、

得られた値を、その期間の総時間で割るのです。

それが2になるか10になるかがでると

完璧に自分や自分のご家族の被曝量を計算できて、

しかもそれが危険な状態かも判ります。


たとえば、15日から、2(マイクロ/時)、3,6,1,4と5日間の平均の値が判れば、

2+3+6+1+4=16で、それを5でわると、

“3.2”になります。

それを緊急情報(22)の表と見比べると、

「被曝量は管理し、健康診断を受ける必要」があることが判ります。


ただ、同じ表の「テレビの専門家のコメント」より値はかなり下回りますから

「直ちに健康に影響」はでませんから、

すぐ入院などは不要です.

ご自分の被曝量を計算しておけば、

これからも放射線量を見ていればだいたい、

見当がつきます.

・・・・・・・・・

問題は、「体内被曝」です。

これからは外部被曝が減ってきて、

体内被曝が増えてきます.

当面は「外部=体内」として外部の2倍にしておくのが良いでしょう.

というのは理由があります。

外部と体内は「同じ原因」で起こるからです.


福島原発が爆発して飛散した放射線物質は

「その場所に飛んでくるから」放射線の量が上がるのです.

その物質は、衣服につき、土に潜り、野菜に乗り、川に降ります.

だから、空気中に漂う放射線物質がそのまま、

放射線の量にもなり、野菜の汚染にもなるからです.


次のブログで説明しますが、

ホウレンソウとか水道水だけが汚染されているわけではありません。

小さい粒が空気中を飛んで来るのですから、

作物の種類にもよらないのです.


牛乳が汚染されているのは草を食べるからだと解説されていましたが、

おそらくは今のウシは牛舎の中で昨年とった乾燥した草を食べているとしたら、

飼料には放射線はないと思いますので、

空気中の放射線物質を吸い込んだからでしょう。

これは人間でも同じです.


少し飼育の状態を調べて見たいと思います。


福島県の人に悪いのですが、

福島産の作物はすべて汚染されているはずです.

残念ですが事実は事実です

(福島と言っても、会津の方は汚染が弱いので少ないと思います.

また、放射線レベルが2マイクロ(毎時)以上のところ、

茨城の北、栃木の北なども汚染されている可能性があります。

(その地域の人には申し訳ないのですが、

このような時には事実が大切ですから。

空気中を飛んでくるので、どうしても汚染されます.)


(平成23年3月23日 執筆)



原発 緊急情報(26) 赤ちゃんをお風呂に入れても大丈夫?


福島原発が爆発して放射線をもつ「粒(目に見えない小さな粒)」が

ホワーと原発の上に立ち上りました。

イメージとしては小さな火山が噴火して

火山の煙が立ち上ったようなものです。


福島原発は太平洋に向いていますし、

風は西風なので、

ホワーと舞い上がった「粒」は風にのってほとんどは太平洋にいったと思いますが、

わずかの「粒」がどうも北西(福島)の方と、

南に行ったのです.


つまり、福島原発から放射線が四方八方に飛んででたのではないので、

そこを誤解すると

(国がそのように説明したから誤解しても無理はないのですが)、

判らなくなります.


ホワーと上がった「放射線の粒」は

風にのって福島市などに行きましたし、

遠くは利根川上流にも飛んでいきました。


福島市の「放射線」は20マイクロ(シーベルト)ぐらいになったのですが、

その時の様子を詳しく書きます。

この情景を思い起こせれば、

「東京の水は飲んでもよいの?」、

「子供をお風呂に入れても良いの?」ということもわかります。

・・・・・・・・・


情景を目に浮かべるために、

自分(読者の方)が「目に見えない粒」に変身して、

風に乗り、福島原発から福島市まで飛んでいったとします。


上空から見ると福島市が見えてきます.

そこで風が弱くなったので、

徐々に下に降りてきて、地上1.5メートルぐらいで止まりました。


そこに文科省の車がきて「放射線」を測ります.

そこで測っているものは「粒から光のようにでる放射線」です。


つまり、福島原発から放射線(光のようなもの)が飛んでくるのではなく、

「粒」が飛んできて、その「粒」から放射線がでるのです。


文科省の車が行った後、

読者のお一人がそこを通りかかるとします。

「粒」は放射線を出し続けていますから、

その人は、まず「粒からでる放射線で被曝」します。

またその人は人間ですから、

息をすって呼吸をします.

その時に、「粒」はその人の肺に入ってしまうのです.


つまり、「粒からでる放射線(外からの被曝)」と

「粒を吸い込むので、体内での放射線(体内からの被曝)」の

二つの放射線をあびることになります。


おそらく、今の福島市役所は、

「飛んできた粒」から放射線をあびること、

その後、自分がその「粒」を吸い込んでしまう事を

知らないのではないかと思います。

だから、マスクがいるし、雨が降ると放射線が上がるのです。


また外出するとその「粒」が衣服に付着しますから、

家に帰ったら玄関の外でティッシュで拭かなければなりません。

・・・・・・・・・

実はここで読者の方に謝らなければならないことがあります。


放射線の法律によると、

「ある場所」の「実効線量(放射線の量)」は

「外からのもの+体内からのもの」を合計することになっています.

たとえばそれが3ヶ月で1.3ミリシーベルトになりそうだったら、

「管理区域」にしなければならないなどとなっています。


この通達は文科省からでているので、

同じ文科省の発表だから発表される数値は

この2つの合計と思っていたのですが、

今日、調べたら、もしかすると「外から」だけかも知れないのです。

かなり調べましたが、まだ判りません。


もし、文科省が公表している放射能が外からだけのものなら、

それを約2倍しないと正しい放射線の量になりません。


約2倍というのは、

チェルノブイリの時には、

「外から」と「体内から」の比率はおおよそ同じでした。

だからもし文科省のデータが「外から」だけなら、

2倍にしなければなりません。


福島が20マイクロなら

正しくは40マイクロになります。

もう少し調べます.

・・・・・・・・・

ところで福島市に降ってきた「放射線を出す粒」は

人の肺に入るだけではなく、

地面、ホウレンソウ、どんな作物、樹木、ネコ、イヌ、川、ビルにも降り注ぎます.

「粒」はえり好みしませんから、どこにでも同じく降ります。

ただ、人間、ネコ、イヌ、ウシなどの動物は呼吸するので、

体の表面につくと同時に肺に入るというだけ余計に被曝します。


このように「粒」がおおよそでもイメージできると、

「なぜホウレンソウ?」、「なぜ水道?」というのが判りますし、

「ホウレンソウはどのぐらい危ないの?」、

「水道は飲んで良いの?」というのも判ります.

・・・・・・・・・

「放射線をだす粒」はどこでも誰でも何でも「平等」に降ります.

 人間も、イヌも、土も、ホウレンソウも、小松菜も、川にも同じく降ります.


ということは、ザッと言って、

「自分が汚染されると同じく」、

ホウレンソウもウシも川も汚染されます.

もちろん、「粒」は野菜の好き嫌いもないので、

どの野菜がどうということはありませんが、

「根菜類」は地下に潜っているので、汚染されません。


ホウレンソウが汚染されているのは、

「粒」が降ってくるからです.

牛乳が汚染されているのは、

ウシが呼吸するときに「粒」を肺にいれるからです。


水道水が汚染されるのは「粒」が川にも落ちるからです.


だから、ザッと言うと

{「自分」+「食べた野菜」+「飲んだ水道水」+「飲んだ牛乳」}になります。

汚染されたものを体に入れれば、

自分が被曝した量が何倍かになりますので、

できるだけ採らない方が良いと言うことになります。

・・・・・・・・・

そうすると次のことも判ります。

「なぜホウレンソウ?」・・・「ホウレンソウだけ測定したから」

「なぜ水道水?」・・・・・・「川から水をとったから」

ということになります。


でも、良いこともあります。

「粒」は平等に降りますから、

自分にも川にも同じだけ降ります。

だから「ドンドン汚れる」というのではなく

「自分が汚れたと同じぐらい汚れる」ということですから、

限度があるのです。

その点では限度があるから安心です.


また、赤ちゃんをお風呂に入れると水道水からの放射線をあびますが、

人間の皮膚は放射線に強いので、

飲むのに比べれば10倍で同じぐらいになります。

(非常時の被曝ですが、皮膚は10倍大丈夫とされています。)

だから、お風呂は大丈夫です。

回数をやや少なくするのも良いと思います。

また「粒」は「こすると落ちやすい」という性質がありますから、

お風呂からでたら良くタオルで拭いて上げるのも良いでしょう.

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読者の方からのご質問が多いので、

時間の許す限り書いていきます。

特に、水、洗濯、台所で使う水、安心な食材、

ベクレルとシーベルト、体外被曝と体内被曝、

規制値がなぜ低い値になっているのに

テレビに専門家は高い数字を言うのか?など

数字が入る難しい問題も徐々に書いていきます.

(平成23年3月23日 午後9時 執筆)

チャイコフスキー 交響曲第4番 第4楽章 ゲルギエフ指揮