昨日、マルチビザの記事を書いてから、
少し心配になったので、
確認のため外務省に電話をしてみました。
先ずは、
4月8日と5月27日の「産経ニュース」の記事です。
『政府、中国人ビザ発給要件の緩和検討「観光客誘致のため」 与党内に「拙速」の声も』
2011.4.8 14:25
「政府は8日閣議決定した「規制・制度改革の基本方針」で、
中国人の個人観光客を対象としたビザ発給要件の見直し策について
「国際観光客誘致のため、中国人についての査証の発給要件など、
訪日査証の在り方について検討する」とした。
中国人向けのビザは昨年、発給要件が緩和され、
有効期間内なら何度でも使える数次査証(マルチビザ)発給も検討されているが、
与党内には「拙速」との声がある。」
もう一つ、
『沖縄観光に数次ビザ 中国人対象に7月から』
2011.5.27 18:09
「松本剛明外相は28日に沖縄県を訪問し、
沖縄への中国人観光客に対し
有効期間内なら何回でも使える数次査証(ビザ)を
7月1日から発給すると仲井真弘多知事に伝える。
一定以上の収入がある富裕層が対象となる。
枝野幸男官房長官が27日午後の記者会見で明らかにした。
沖縄振興の一環として、
経済成長により高い購買力を持つ中国人客の増加を狙う。
枝野氏は「これにとどまらず政府として沖縄振興に尽力したい」と述べた。」
さて、新聞・テレビでの報道でしか
私達にはわかりませんが、
少し、補足しようと思い、
外務省に電話を掛けて確認しました。
「あの、27日に枝野官房長官が発表した、
中国人向けのマルチビザについて、
お聞きしたい事があるのですが?」
「ええと、取材でしょうか?」
「いえ、一般人です。」
以下は、多次入境(マルチビザ)に関しての、
外務省の意見です。
ビザの有効期限は三年、
滞在期間は90日、
中国政府が指定する旅行社に申請し、取得する。
中国人の発給条件は設定されているが、
外務省は公表していない。
このビザは、
第一回目の訪問地を沖縄にしなければならないが、
帰国時には、何処から帰国しても良いし、
二回目以後は、何処から上陸してもよい。
滞在期間は90日なので、
期限内に日本を離れなければならない。
このビザの発給は、
日本政府内から出てきた意見で、
沖縄の振興と、
適正な相互関係に基づいて、
発給が決められた。
「中国客が、マルチビザを申請する目的は、
何なんでしょう?」
「日本に観光で来たいという中国人の方は多いんです。」
最後に、
「中国人で日本に旅行したい人が多くて、
沖縄の振興を目的とするのなら、
なんで、普通の観光ビザではなく、
マルチである必要があるんです?」
と質問すると、
それに対する、明確な回答は得られませんでした。
でも、職員の方の応対は実に丁寧でした。
菅首相はネクタイもしないで、
行き当たりばったりな発言を繰り返していますが、
さすが、日本の外務省です。
ただ、外務省の職員の話では、
今回のマルチビザ発給は、
日本政府から出てきたという発言でしたが、
私は、中国からの要請があったと思っています。
理由は、いろいろありますが、
例えば、外務省職員の言っていた
「日本に旅行したい人が多い」
経済成長に伴い、
中国人の旅行願望は高まり、
台湾や日本への旅行希望者が増加しています。
この中国人の願望を、
中共よりも日本政府がいち早く気づく、
などという事はあり得ません。
それに、国民の欲求を叶えることで、
政権浮揚を考えるのは、
何も日本政府だけではありません。
中国の新聞紙上での発表と
中共の考え方は、
既にこのブログでも発表済みです。
土地売買、犯罪、
大陸でのおかしな疾病等、
やはり「拙速」と言わざるを得ません。
日本人は、大陸の土地は買えませんし、
中国の人口は、日本の約11倍、
適正な相互関係とはとても思えません。
よせばいいのに。
無知との遭遇(エピソード28)
少し心配になったので、
確認のため外務省に電話をしてみました。
先ずは、
4月8日と5月27日の「産経ニュース」の記事です。
『政府、中国人ビザ発給要件の緩和検討「観光客誘致のため」 与党内に「拙速」の声も』
2011.4.8 14:25
「政府は8日閣議決定した「規制・制度改革の基本方針」で、
中国人の個人観光客を対象としたビザ発給要件の見直し策について
「国際観光客誘致のため、中国人についての査証の発給要件など、
訪日査証の在り方について検討する」とした。
中国人向けのビザは昨年、発給要件が緩和され、
有効期間内なら何度でも使える数次査証(マルチビザ)発給も検討されているが、
与党内には「拙速」との声がある。」
もう一つ、
『沖縄観光に数次ビザ 中国人対象に7月から』
2011.5.27 18:09
「松本剛明外相は28日に沖縄県を訪問し、
沖縄への中国人観光客に対し
有効期間内なら何回でも使える数次査証(ビザ)を
7月1日から発給すると仲井真弘多知事に伝える。
一定以上の収入がある富裕層が対象となる。
枝野幸男官房長官が27日午後の記者会見で明らかにした。
沖縄振興の一環として、
経済成長により高い購買力を持つ中国人客の増加を狙う。
枝野氏は「これにとどまらず政府として沖縄振興に尽力したい」と述べた。」
さて、新聞・テレビでの報道でしか
私達にはわかりませんが、
少し、補足しようと思い、
外務省に電話を掛けて確認しました。
「あの、27日に枝野官房長官が発表した、
中国人向けのマルチビザについて、
お聞きしたい事があるのですが?」
「ええと、取材でしょうか?」
「いえ、一般人です。」
以下は、多次入境(マルチビザ)に関しての、
外務省の意見です。
ビザの有効期限は三年、
滞在期間は90日、
中国政府が指定する旅行社に申請し、取得する。
中国人の発給条件は設定されているが、
外務省は公表していない。
このビザは、
第一回目の訪問地を沖縄にしなければならないが、
帰国時には、何処から帰国しても良いし、
二回目以後は、何処から上陸してもよい。
滞在期間は90日なので、
期限内に日本を離れなければならない。
このビザの発給は、
日本政府内から出てきた意見で、
沖縄の振興と、
適正な相互関係に基づいて、
発給が決められた。
「中国客が、マルチビザを申請する目的は、
何なんでしょう?」
「日本に観光で来たいという中国人の方は多いんです。」
最後に、
「中国人で日本に旅行したい人が多くて、
沖縄の振興を目的とするのなら、
なんで、普通の観光ビザではなく、
マルチである必要があるんです?」
と質問すると、
それに対する、明確な回答は得られませんでした。
でも、職員の方の応対は実に丁寧でした。
菅首相はネクタイもしないで、
行き当たりばったりな発言を繰り返していますが、
さすが、日本の外務省です。
ただ、外務省の職員の話では、
今回のマルチビザ発給は、
日本政府から出てきたという発言でしたが、
私は、中国からの要請があったと思っています。
理由は、いろいろありますが、
例えば、外務省職員の言っていた
「日本に旅行したい人が多い」
経済成長に伴い、
中国人の旅行願望は高まり、
台湾や日本への旅行希望者が増加しています。
この中国人の願望を、
中共よりも日本政府がいち早く気づく、
などという事はあり得ません。
それに、国民の欲求を叶えることで、
政権浮揚を考えるのは、
何も日本政府だけではありません。
中国の新聞紙上での発表と
中共の考え方は、
既にこのブログでも発表済みです。
土地売買、犯罪、
大陸でのおかしな疾病等、
やはり「拙速」と言わざるを得ません。
日本人は、大陸の土地は買えませんし、
中国の人口は、日本の約11倍、
適正な相互関係とはとても思えません。
よせばいいのに。
無知との遭遇(エピソード28)