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500ミリシーベルト 

2011年03月23日 22時55分42秒 | 日記
先ずは、「日本経済新聞」の今日の記事です。

2011/3/23 12:47

「東京電力は23日、

福島第1原子力発電所1号機の原子炉圧力容器の外側の温度について

「今朝に400度まで上昇したが、炉内への給水方法を変えたことで、

午前11時時点で360度程度に下がった」

と説明した。

圧力容器の設計温度は302度という。

1号機の中央制御室にある計測機器に通電したため、

計測できるようになった。」

記事は此処までです。


今度は、中国の報道です。

「人民ネット・日本チャンネル」の記事です。

2011年3月23日 13:04

『日本の福島原発1号機の温度上昇で 2号機の修復作業一時中断』

「中新ネット3月23日電、

BBCの報道によれば

日本の原子力安全保安院は23日、

福島第一原子力発電所1号機の温度が上昇し、

設計の標準温度を超え、

放射線量500ミリシーベルトが検出されたが、

直ちに危険はない、と発表した。


保安院によれば、

原子炉圧力容器の温度が摂氏400度に近づき、

設計温度の302度を上回った。

しかも、放射線レベルが突然上昇したため、

2号機の原子炉で作業をしてた作業員が、

一時作業を中断した。


日本の内閣官房長官は、

たとえ福島原発付近の放射線レベルが上昇しても、

当局は、目下、20km圏内の避難の範囲を拡大させる計画はない、

と述べた。」

記事は此処までです。


これに関して「産経ニュース」の記事です


『2号機の建屋内で500ミリシーベルト 復旧作業が一部で中断』

2011.3.23 11:57

経済産業省原子力安全・保安院は23日午前、

東日本大震災で被災した東京電力福島第1原子力発電所の

2号機の建屋内の放射線量が

1時間あたり500ミリシーベルトに達していたことを明らかにした。

身体に影響を与える水準で、

東京電力による2号機での復旧作業が一部で中断している。


500ミリシーベルトは数日前に、

2号機の発電用タービンがある建屋内で記録された。

作業員が

格納容器とつながっている圧力抑制室に水を出し入れするポンプの状況を確認しようとしたところ、

放射線量が高いために作業できなかった。

その後、このポンプ付近での放射線量の測定は行われていない。


枝野幸男官房長官は15日に3号機周辺で

1時間あたり400ミリシーベルトが記録された際、

「身体に影響を及ぼす可能性がある数値」と説明し、

同原発の半径20~30キロメートル圏内に屋内待避が指示された。

500ミリシーベルトはこれを超える数値で、

同日に2号機の圧力抑制室付近で爆発があり、

破損したとみられることが影響している可能性がある。


一方、東電は1号機で原子炉内の温度が400度まで上がったことから、

23日未明から、

これまで海水を注入していた配管に加え、

別の配管からも炉心への海水注入を始めた。

3号機では同日、

格納容器に水を出し入れするポンプを復旧させる作業を進めるとともに、

午後には横浜市消防局による使用済み核燃料プールへの放水も予定されている。」

記事は此処までです。


昨日からの

茨城・栃木の各地の放射線量の値は、

上がっている所と、

下がっている所と、まちまちでした。


一日も早く収束に向かえば良いと思うのですが、

未だ、予断を許さない状況のようです。

地域の放射線量に注意して、

高いようならば、

防護措置を取らねばなりません。

喜歌劇「こうもり」序曲(J.シュトラウス2世)C.クライバー

M9想定却下

2011年03月23日 21時07分06秒 | 日記
先ずは、本日3月23日の「東京新聞」の記事です。

『大津波やM9 想定却下

福島原発 設計者ら証言』

(「想定却下」は、想定していたけれども、上に却下された、という意)


「東日本大震災による大津波が発端となり、

世界有数の原発事故を起こした東京電力福島第一原発。

その設計や安全性の検証を担った

東芝の元社員二人が本紙の取材に応じ、

「設計時は、これほどの津波は想定していなかった」と証言した。

東電の想定していた津波は最高で五・五メートル。

実際には倍以上高い十四メートルを上回る大津波が押し寄せており、

二人は設計に想定の甘さがあったと口をそろえる。


取材に応じたのは、

一九七〇~八〇年ごろに

同原発の安全性を検証した元技術者の男性(六三)と、

七一年から順次稼働した同原発1~3号機と、

5~6号機の設計に加わった元設計者の男性(六九)。


タービンの安全性の検証に携わった元技術者は、

原発の設計図の青焼きを見ながら

「今回のような大津波やマグニチュード(M)9は、

想像もできなかった」と振り返った。


元技術者は

事故や地震が原因で

タービンが壊れて飛んで炉を直撃する可能性を想定し、

安全性が保たれるかどうかを検証。

M9の地震や航空機が墜落して

原子炉を直撃する可能性まで想定するよう上司に進言した。


だが上司は

「千年に一度とか、そんなことを想定してどうなる」と一笑に付したという。


元技術者は安全性を検証して報告したが、

建設時にどう反映されたのか知らない。

「起こる可能性の低い事故は想定からどんどん外された。

計算の前提を変えれば結果はどうとでもなる」と、

想定の甘さを懸念する。


元設計者は六七年、東芝に入社。

日本の原発黎明(れいめい)期に

原子力機器技術部に配属され、

七一年から順次稼働した福島第一原発1~3号機と、

5~6号機の設計に参加した。

原子炉周りの残留熱を除く熱交換器や、

海水ポンプの設計に携わった。


元設計者は「当時は『M8以上の地震は起きない』と言われ

(十メートルを超えるような)大津波は設計条件に与えられていなかった」と証言。

「女川や柏崎刈羽など、ほかの原発でも、

非常用電源などでは同様の弱点を持つ」と指摘した。」

此処までが、一面の記事です。


続いて、三面の記事、


『設計想定に甘さ 福島原発設計者ら証言』


「絶対に安全なんてない」


「技術者として、申し訳ないと思う」

折り畳んだ角が赤茶けた青焼きの図面を指しながら、

初老の男性が語り始めた。

福島第一原発の安全性を検証する作業に携わった東芝の元技術者(六三)。

一九七○~一九八○年代、

事故や地震で原発のタービンが壊れて飛び、

炉を直撃する事故が起きたらどうなるか。

飛ぶ角度、速度、当たる確率などを計算し検証してきた。

米ゼネラル・エレクトリック(GE)のタービンを手本に

解析を重ねる。

過去二十年間に海外で起きたタービン事故も精査。

三年に一度ほど起きていた事故の原因を詳しく調べて、

参考にした。


砂漠の中の米粒


マグニチュード(M)9の地震が起きたり、

原子炉に航空機が落ちたりしたら、どうなるか。

そんな、まず起こりえない出来事まで想定したが、

上司は「砂漠の中で米粒に当たるようなものだ」

と相手にしなかった。


M9の地震は起こるわけがないという雰囲気。

今回、原子炉は地震の揺れそのものには耐えたが、

津波で非常用電源や冷却機能がダウンした。

「まさかこんなところから壊れていくとは。

もしM9でも原発が大丈夫だったとなれば、

日本の技術は賞賛されていた。

非難とは紙一重です」


現場では作業員らが被ばくをしながら、

必死で復旧作業を行っている。

「技術者としての誇りも責任もある。

どんなに放射線量が高くても、

どうしても止めないといけないということであれば、

技術者なら作業をしにいくでしょう」と話す。


情報徹底公開を


国も東電も

「原発は安全だ」と強調してきた。

だが、絶対に安全なんてことはないと感じていたという。

「技術者でも分からないことがある。

どんなことが起こる可能性があるのか、

今度こそ情報を徹底公開し、

原発が本当にいるのかどうかを、

国民みんなで考えるべきです」

最後に男性が、ポツリとつぶやいた。

「みんな本当に安全だと思っていたのかな。

今、聞いてみたい」



まさか非常用電源が…

「人間には扱いきれない」


「できたての部。各部から人をかき集めてつくられました」

大学で機械工学を学び技術者となった元東芝社員の男性(六九)は、

商業用の沸騰水型軽水炉(BWR)建設が始まろうとする時代、

東京・有楽町のビルにあった原子力機器技術部に配属された。


四十人ほどの部員が原子炉の各部品の設計に当たる。

「誰もやったことのない原発を成功させる」。

内部は、そんな意気込みに満ちていたという。


受注主体はGE


入社三年目ぐらいからは、

福島第一原発1~3号機と5~6号機の設計に加わり、

原子炉周りの残留熱を除く熱交換器や、

海水ポンプなどを設計した。


男性は今回、津波で進入した海水が

非常用ディーゼル発電機などの故障を引き起こし、

原子炉の冷却機能がマヒしたことの衝撃を受けた。

まったく想定もしない事態だった。


九○年代後半、

津波に耐えられるようにと炉の補強を

検討したこともあったという。

だが、そのときも今回の大津波よりもはるかに小さい、

数メートル規模の水位変動しか想定されていなかった。


設計の甘さ。

男性はその理由について

「当時の日本で原発は経験のない分野だった。

1,2号機を受注した東芝も担当したのは部品の設計だけ。

それもGEから届いた英文の設計仕様書を日本語に訳して

部品メーカーに発注していた。

プラント全体の設計はGEが受注していたから」と言う。


GEの設計には、

地震多発国特有の条件が十分には反映されていなかった。

だが、「日本のメーカーは原発設計の経験がないので、

改善を加えることもできなかったんです」。


操業停止を訴え


1,2号機が稼働を始めると、

3号機からGEに頼らない「原発の国産化」が目標となった。

東芝と日立が直接受注するが、

実態はGEとライセンス契約を結び、

規格を踏襲するだけ。

「電力会社から『3号機以降も絶対に失敗するな。

慎重に同じものを作れ』と言われていた」


男性は「水際にある女川や柏崎刈などほかの原発でも、

津波が来れば水をかぶってしまう」

と指摘する。


事故後、男性は原子力発電所を抱える全事業所の社長に宛て

「稼働中の原発を止めてほしい」と

ファクスで訴えた。

「人間が扱いきれるものではない。

一人でも多くの人に気づいてほしいんです」」

記事はここまでです。


因みに


放射線量の人体への影響(1回)

単位はミリシーベルト

7000 全身に浴びれば100%死亡

5000~3000 50%死亡

1000 吐き気など

500  リンパ球の減少

400  福島第一原発3号機付近で15日に検出

100  癌になる可能性

6.9  胸部X線CT

0.05 胸のX線検診


放射線量の人体への影響(年間)

単位はミリシーベルト

250 福島第一原発の作業員の上限

50  業務従事者が浴びる上限

2.4 人が自然に浴びる量

1.0 国際機関が定めた、

    自然に浴びる量を除く被曝の上限


上記の表を参考にして、

自分の身は自分で守りましょう。

【再掲】武田邦彦先生提言「原発事故に関して」~増刊たかじん20110319