『蜻蛉洲大和の国のサンライズタイム』ー外国人参政権反対、移民政策反対、背乗り工作反対!盗聴・盗撮は日本では犯罪です!ー

キラキラネームは日本の漢字文化を破壊するための、カルトの工作活動です!公務員の国籍条項と外国人土地法の復活求む!

それでも、法に基づくべきだった

2010年09月30日 13時13分14秒 | 日記
24日、那覇地検が

漁民の釈放を決めた日の午後の記者会見で、

仙谷由人官房長官の発言は以下の通り。

「刑事事件として刑事訴訟法の意を体して

そういう判断に到達したという報告なので了とした」

政府は、外交ルートを通じて中国政府に伝達。

「日中関係は重要な2国間関係だ。

戦略的互恵関係の中身を充実させるよう

両国とも努力しなければならない」

「粛々と国内法に基づいて手続きを進めた結果、

ここに至ったという理解だ」

拘置期限の29日を待たずに釈放を決めたことについては

「捜査上の判断だ」と述た。


また、岡田幹事長は

「政治的な介入はしておらず、

検察が、みずからの判断で行ったということに尽きている。

同じことが起きれば、

同じように法律に基づいて粛々と対応したい。

日本側に何ら落ち度はなく、

謝罪や賠償の要求はまったく受け入れられない。

今回、中国は、どういう国かということを世界に発信し、

大きく利益を損なった」

と述べた。

1/2中国漁民釈放は仙谷の指示!中国に屈した民主党屈辱外交【青山繁晴】


実は、漁民釈放には反対だった那覇地検の

記者会見での説明中の

「日中関係の今後」という言葉が、

官邸からの圧力を示し、

「国民への影響」という言葉が、

財界からの圧力を示していた、

というレポートは秀逸でした。

官房長官と幹事長の発言、

それに対して、

青山氏の発言は、大きく内容が食い違います。

どちらが正しいと証明する事は、

私にはできませんが、

しかし、

青山氏の発言は、

24日の釈放に関して、

日本人全員が疑っていた事実の経緯に、

ぴたりと

符合する物であると思います。

9月25日、19時のニュースです

2010年09月28日 12時30分43秒 | 日記
25日19時、

中国中央電視台のニュースです。

二分余りの内容です、

下に訳をつけましたので、

01:19~03:25までのニュースをご覧下さい。

2010-09-25 (2/2) China Central News Daily


女性アンカー

「外交部は本日、北京に於いて声明を発表しました。」

男性アナウンサー

「声明によれば、(以下は、声明文とその朗読)

2010年9月7日、

日本側は釣魚島海域で、

不法に中国の15名の漁民と漁船を拘束し、

並びに、船長を9月24日まで勾留した。

この深刻な、中国の領土と主権の侵犯、

及び、中国公民への人権侵害への一連の行為に対して、

中国政府は強烈な抗議を表明する。


釣魚島 及び、その附属の島嶼は、

古来より中国固有の領土である。

中国は、これに対して確固たる主権を擁している。

(よって)日本側の中国漁民・漁船に対して行われた

勾留、調査、及び如何なる形式の司法行為も

不法であり無効である。

日本側は、必ずこの度の事件に関して、

中国側に謝罪と賠償をしなければならない。


中日両国は互いに隣接しており、

戦略的互恵関係を、あくまで発展させてゆくことは、

両国人民の根本的な利益にかなう事である。

双方は、対話・協議を通して、

中日関係上の問題を解決し、

両国関係の対局を擁護しなければならない。

中国側のこの立場は、

変える事はないし、変えられない。」

9月25日明け方、

日本側により、

釣魚島海域で不法に勾留されていた、

中国漁船 船長 其雄が、

中国政府のチャーター便に乗り、

安全に福州に戻った。

外交部と福建省の関係部門の責任者が、

飛行場で迎えた。

明け方4時、中国政府のチャーター便は、

福州長楽国際飛行場に降下した。

其雄は飛行機から降りて、

生花を受け取った後、

飛行場で親族と対面した。

外交部、及び、農業部等の

政府の関係部門の職員により組織された

合同の組織も、同機で帰国した。」

漁民 其雄

「俺は断固として中国政府の立場を支持すんだ、

あの釣魚島は中国のだんべな、

俺があすこに行って漁をするのは法にかなってんだ

日本人が俺を捕まえたのは違法だ、

俺は法は犯してねえ、

俺は国家に感謝するし、党にも感謝するし、全国人民に感謝してんだ」

男性アナウンサー

「日本 沖縄県 那覇地方検察庁は24日、

"処分保留"の形式で、

不法に勾留していた中国漁船船長 其雄を釈放することに決定した。

中国外交部 報道官 姜瑜は、

記者の質問に対して、

日本側の中国側船長に対して行われた、

如何なる形式の所謂"司法行為"も

不法であり無効である、と

重ねて言明した。」

漁船 船長の報道はここまでです。

ここ数日、ずーっと腹を立てていたので、

少し遅くなってしまいましたが、

一応、ご覧下さい。


尚、漁民の会話の部分がずーずー弁になっていますが、

これは、管理人の悪意によるものではなく、

実際、訛りがあるので、

この様になりました。

今回、この船長も含めた漁民達の捜査は、

訛りも含めて

大変であったろうと推察します。

卑しい!

2010年09月27日 13時29分00秒 | 日記
事件の経過を考えてみると以下の通り

九月一日、代表選告示
  
  五日、NHKに小沢・菅出演し、それぞれ中国批判

  七日、中国漁船が海上保安庁の巡視船に体当たり、
 
  八日、漁船船長、公務執行妨害容疑で逮捕

 十三日、十四名の船員と漁船、釈放。十四名はチャーター便で中国に帰国。

 十四日、投開票、

 十七日、組閣、

 十九日、漁船船長の勾留十日間の延長決定

二十四日、船長釈放。

仙谷由人官房長官は24日午後の記者会見で、

那覇地検が中国漁船船長の釈放を決めたことについて

「刑事訴訟法の意を体してそういう判断に到達したと報告を受けた」

と発言。

また、岡田幹事長は

「政治的な介入はしておらず、

検察が、みずからの判断で行ったということに尽きている。

同じことが起きれば、

同じように法律に基づいて粛々と対応したい。

日本側に何ら落ち度はなく、

謝罪や賠償の要求はまったく受け入れられない。

今回、中国は、どういう国かということを世界に発信し、

大きく利益を損なった」


事件の経過を考えれば、

漁船拿捕事件を

代表選、及び、組閣に対する不満解消に利用したふしがあり、

更に、釈放にあたっては、

その責任を全て、

那覇地検に覆い被せた、

という疑いを拭い去る事ができない。


フジタの四人の逮捕にせよ、

レアメタルの禁輸にせよ、

対策はいろいろあったはずだが、

政府は何も対策を打ち出す事ができず浮き足だった。


未確認だが、

フジタの社員が「死刑」になるかもしれないとの噂も流れたが、

政治利用としての逮捕であれば、

どう考えても、いよいよ戦争という直前まで

命の安全は保証されたような物で、

実は安全だったはずだ。

しかし、今回、中国側に弱腰をさらした事により、

四人にとっては、

今後の方が、却って危険であると予想される。


また、釈放にあたって、

全て地検の責任にした。


幹事長の発言だが、

「政治的な介入はしておらず、

検察が、みずからの判断で行ったということに尽きている。」

万が一、地検の独断と言うのであれば、

独断をした地検も、それを許した政府も、

責任を免れない。

更に、

「同じことが起きれば、

同じように法律に基づいて粛々と対応したい。」

法律に基づいてもいないし、

粛々(厳正)でもない。

「日本側に何ら落ち度はなく、

謝罪や賠償の要求はまったく受け入れられない。」

釈放についての説明ではなく、

問題のすり替え、一種の詭弁だ。

この様な詭弁で、

日本人が納得すると思っている事自体、

日本人を馬鹿にしている。

「今回、中国は、どういう国かということを世界に発信し、

大きく利益を損なった」

今頃、何を言っている?

相手が何者かも分からずに、

政治をしていたのか?

世界はとっくに知っている。

宿題を忘れた子供の言い訳みたいな事を、

政党の幹事長が言うな!


官僚ではなく政治主導と言っておきながら、

困った事が起きると、

責任を部下に押し付ける、

これは、政治家である以前に、

男として、

人間として、

卑怯。

しかも、地検に責任を押し付けたので、

フジタの社員も帰ってこない。


奴隷外交は日本に何ももたらす事はない。

一日も早く、解散して頂けないだろうか?

【尖閣防衛】日本侵略は中国の海洋戦略の一環[桜H22/9/22]

尖閣諸島を解放ですか?

2010年09月25日 13時10分01秒 | 日記
おかしいですね、確か、三権分立のはずですよね、

検察が、勝手に政治判断って、

それは、法治国家としてどうなんでしょう?

まあ、誰も検察独自の判断とは思っていませんが。


それにしても、さすが革命政府、

尖閣諸島を解放ですか?

日本に島が残っているうちに、

いっぺん、解散してもらえませんか?

9月22日 定例記者会見

情報操作に失敗、地検の力で大団円

2010年09月25日 13時05分15秒 | 日記
外国人が日本で犯罪を犯しても、

国が、釈放しろと命令すれば、

釈放するんですね。

驚きました。


確か今年の4月の報道で、

中国で、日本人の麻薬密売犯が処刑される事になった時、

日本の外務大臣が抗議しましたが、

無視して処刑になりました。


たぶん、中国政府の方が、

言動や法律に責任があるのでしょう。

自国の面子も守ります。

中国のこの様な態度は、

当然、国際社会を意識しての事です。

日本は、自国の発言も守れない国という印象を

世界に与えることになりました。


だいたい、

中国企業が一万人規模の訪日旅行を中止したときも、

反日デモも、

閣僚以上の交流の停止の時も、

日本の学生1000人が上海訪問をドタキャンされたときも、

更に、スマップの延期の時も、

中国のこの様な報復・制裁に対して、

日本のマスコミは、

ずーっと、日本を脅し、

何とか世論を船長釈放に向けよう向けようとしてました。


前原大臣は、国内法で処罰しようと思っていたようですので、

この様なマスコミの報道は、

政府内で意見が割れている事を示していました。


恐らく、大臣が出張している間に、

一件落着と考えたのでしょう。

情報操作に失敗したので、

地検の力で大団円、


民主党には、経済対策も、外交も、防衛もムリ。

…日本が無くなる前に、

政権ごっこはお開きにしたら如何です?

たけしのTVタックル  日本の防衛について青山繁晴氏がコメント

恥知らずめ!さっさと撤回しろ!

2010年09月24日 22時42分13秒 | 日記
中国は流石です、

今回の始まりから、全国規模ではないにしても、

官民一体となり先を読みながら日本への圧力。 

人民は、日頃からの習慣で、

日本に旅行に来ていても、

中国政府を批判しません。

本当にそう思っているのか、

それともサクラなのか、

中国国内のテレビ、新聞では、

口を極めて、日本を批判していました。


一方日本はと言えば、

例えば、大口の訪日旅行が中止になったときも、

日本のテレビでは、

日本国民を脅すような調子の報道、

観光庁の役人が、

はっきり「惜しい」と言うのも放送していましたし、

万博参観の千人の招待客が中止になったときも、

大騒ぎしていました。

日本のメディアが、

中国よりで放送をしている事は明らかでした。


13日に、中国人が釈放になったときに、

チャーター便でわざわざ帰国させ、

漁船も返し、

日本政府の対応は疑問に思うことばかりでした。

今夜もチャーター便で御帰国だそうです。


しかし、中国漁船を拿捕したときに

ある程度の報復は、

覚悟していたはずです。

中国が黙っているとでも思っていたわけではないでしょう?

頭は生きているうちに使ってほしいですよね、

脳みそ、死んでから使おうと

とっておいているのでしょうか?


本当は、日本の国際的地位を下げることが目的でしたか?

粛々と日本を中国に馬鹿にさせるように

対応しちゃいましたか?

恥知らずめ!さっさと釈放を撤回しろ!

【尖閣防衛】舌剣唇槍を弄する中共の記憶喪失症状[桜H22/9/23]

今の政府は、日本が嫌いなのでしょうかね?

2010年09月24日 18時57分52秒 | 日記
さて、管理人は先週末から、

お彼岸のために帰省していました。

失敗しました。

こんな事になるのであれば、

べったりと東京にいて、

ブログでシュプレヒコールをあげていればよかったと…

まあ、それ程重要視されてもいないのですが、

反省しています。


さて、私の田舎では、

お盆やお彼岸の行事は未だに現役で、

親戚が集まってお墓参りに行きます。


墓参りから戻って、

四方山話をしていると、

自然、尖閣諸島の話になり、

私の叔父や叔母は、皆、昭和十年~二十年代生まれですが、

「尖閣を中国の物だと言っているんですけどね…」

「あーりゃ、日本の物だぞ、

日本が戦争に負けてアメリカに接収されてたんだ。

沖縄と一緒に返して貰ったんだ。」

と言うのが、昭和10年~20年代生まれの見解でした。

誰も、中国の物だなどと思っていません。


皆が、尖閣は日本の物だと思っているのに、

騒動が起こってから、

発言をしない人物が一人、


我らが菅直人総理。


この人、普天間問題の時といい、

都合が悪くなると、

影が薄くなります。

今発言すると、不利になるとか思っているんでしょうね。


やはり、日本の政府は、

日本を愛していて、

言葉に責任のある人々に任せたいですね。


何でも言うし、何でもするし、

必要なときに発言をしないというのでは、

外国に対しても恥ずかしくて。

9月22日 記者会見「尖閣諸島海域における中国漁船領海侵犯について」

だって、民主党から中国に領有権を主張したんですよね?

2010年09月24日 17時34分30秒 | 日記
8月21日に『日本経済新聞』に、
 
「政府、海洋権益保全へ 

離島25島 国有化」

という新聞記事の政府って民主党政府ですよね。


漁船を拿捕した時も、

十日間の拘留を決めて突っ張ったんでしょう?

何が目的だったんです、

日本の名誉を傷つける事が目的でしたか?

ああ、それとも、

民主党議員143名を中国に連れて行くだけではたりず、

今度は、尖閣諸島をお土産にでもするつもりでしたか?

【三木巖】国防の最前線・八重山諸島に迫る危機[桜H22/9/20]

経過報告…ですかね。

2010年09月19日 19時06分55秒 | 日記
昨日9月18日は、

満州事変の発端となった柳条湖事件(九一八事変)

から79年目となる日で、

一日で、中国国内では、

少なくとも18都市で反日デモが行われたのだそう。


テレビで報道される、

デモ参加の中国人の顔は、

どれも、日本に対して憎々しげに牙を剝いていますが、

これは、日本側に非はありません。

まあ、今回は、日本側から一歩踏み込んだとは思っていますが。


今回の事を、少しおさらいしてみると、

8月17日の、中国側の記事は、

『アメリカの決定によれば、

日米安保条約は釣魚島に適用されなくともよい、と

中国を刺激する事を避けた』


その後、

8月21日の『日本経済新聞』の、

「離島25島 国有化」の記事。


この中で、

「久場島・大正島に基点を置く」というのが、

中国人を刺激したようです。

ただ、日本側は、

尖閣諸島に領土問題は存在しない(ほどに明確に日本固有の領土)

という立場ですから、

これは当然の処置と言えます。


中国漁船が拿捕されてから、

9月7日の中国の報道では、

中国外務省の姜瑜(きょうゆ)という報道官が

「釣魚島及び、その付属の島嶼は、古来より中国の領土である。

我々は(日本に対し)要求する、

日本の巡視船は釣魚島付近の海域で、

いわゆる公務執行行為をしてはならず、

更に、中国漁船や人員の安全を脅かす、

いかなる行為も、してはならない。

中国側は事態の推移に細心の注意を払い、

一歩行動に出る権利を保留にする。」

と発表しました。

これが中国側の基本姿勢で、


9月10日に、日本側が

中国船船長の十日間の拘留を決め、

この拘留は延長される見込みと発表されると

中国側、11日の報道では、

報道官の姜瑜は、ヒステリックに

「日本側は、

中国側の度重なる厳正な交渉と、

断固たる反対を顧みることなく、

頑として中国船船長の法的手続き履行を決定した。

中国側は、これに対して極めて不満であり、

厳重なる抗議を表明する。

釣魚島及び其の附属の島嶼は、

古来より中国固有の領土である。

日本側のこのような行為は、

国際法と基本的な国際常識に違反するものであり、

荒唐で、非合法で、無効である。

日本側が、出鱈目勝手を続けるのであれば、

必ずや、行いの報いを受けるであろう。」

と叫びました。

この、

「荒唐で、非合法で、無効である」

という文句は、いろいろな所で流されました。


更に13日の報道では、

政府間でどのような取り決めがあったのかは分かりませんが、

中国側の発表では、

「外交部報道官 姜瑜(きょうゆ)は、

本日、中国政府が帰国させた

我が14名の漁民について、談話を発表した。

姜瑜は、

中国政府のチャーターした飛行機で、

本日、日本により不法に拘留されていた14名の中国漁民は、

無事に帰国した。

日本により不法に繋留されていた漁船も、

本日午前、中国に向けて出航した。

外交部・農業部、及び、福建省政府は人員を派遣して

飛行機に同乗させ、

世話をさせ、慰問をさせた。

日本側が不法に中国漁民と漁船を拘留するという事件が発生して以来、

中国側は度々、

日本と厳正な交渉を重ねてきた。

全中国人民と海内外の同胞は、

一斉に、

日本の不法行為を厳しく非難し、

充分に、

中国政府と人民が

本国領土と主権を守るという堅い決意を

具体的に表明することができた。

目下のところ、日本側は依然として不法に

中国船の船長を拘留している。

中国側は、再び、厳しく、懇切丁寧に、

日本側に即刻 釈放するよう促してゆく、と発表した。」

と報じました。


例え、中国側が、否定していたとしても、

中国側も、日本の固有の領土であると主張している事は、

知っているはずです。

それを、漁船を、多い時で100艘以上も、

同海域で操業させているというのは、

やはり、異常なことです。

何か、著作権問題と通じるだらしなさを感じます。


本日の『読売新聞』の報道によれば、

昨日のデモの規模は、

北京、約200人

瀋陽、数十人

上海、約30人

深玔、約100人

香港、約200人


テレビで、国旗を焼かれるなど酷い映像が流れてはいますが、

中国国内で起こるデモ・暴動は、

一説に、一日、二百件以上と言われていますし、

大規模なデモは5万人以上になります。


今回、報道官の姜瑜が、

あれだけ煽動しながら、

この規模で済んだと言うことは、

中国政府には、よほどの反省があり、

人民の中には、何か変だという思いがあるのかもしれません。


ともかく、日本政府には態度を変えず

法に従い、毅然とした態度で、

処理して頂きたいと思います。

ロシア対日戦勝記念日と北方領土問題[桜H22/8/20]

国大の副学長が、中国紙上で日本の戦争責任?

2010年09月19日 15時59分38秒 | 日記
例えば、

或る日本人が、

研究なり商売なりをしようとして、

中国に住んだとします。

彼は、中国を歩き回り、

中国人の友人を作り、

彼なりに研究や商売に懸命になっていた。

ところが、

何故か、それを面白く思わない日本人がいて、

何とか邪魔をしたいと考える。


ひょっとすると、才能が無くて研究ではとても敵わない、

それで妬ましいのかもしれない。

或いは、中国人と仲良く商売されると、何か困るのかもしれない。

とにかく、邪魔をするのは簡単です。


例えば、

1992年、天皇陛下の御訪中で、

中国では、ちょっとした日本ブームが起こりました。

アニメの「一休さん」や、

ドラマの「おしん」が放送されました。

中国に住む日本人は、

何処に行っても、中国人に笑顔で迎えられ、

物事が順調に進むかに見えました。

ところが、

1995年、村山富市首相が江沢民主席と会見し、

『人民日報』に、

「双方は歴史に対して正しい態度をとり、

将来に目を向ける事が両国の関係を押し進め更に発展させるとの意を示した」とか、

村山首相が李鵬総理と会談して、

二十一世紀に向かう中日関係を更に発展させたいとか言いながら、

「村山首相が中国人民英雄記念碑に花輪を捧げた」

という記事が掲載された直後から、

排日運動が始まりました。


商売や研究の邪魔をすることは簡単です。

誰かが、

先の大戦で、あの日本人の先祖が中国人を殺したんだ、

「正義のために」とか「正しい歴史」のために、

俺は発言しないではいられなかった、

と言えばいいことです。


こつこつと築き上げた物が、

あっという間に崩れてゆきます。

物を壊すのは、創り上げるより簡単で、

馬鹿でもできます。


ところで、「人民ネット」で、

面白い記事を見つけました。

9月17日の

『一人の良識ある日本の歴史学者ーー

彼と彼の「我々の戦争責任」を記す』

と題する記事です。

記事には名前も載っていますが、

ブログの管理人も名無しのままなので、

掲載しません。

武士の情けというよりも、

まあ、公平にというところです。

この人物は、日本の国立大学の副学長で、

人民日報の取材を受けて、

それに答えた内容となっています。


記事の内容を、要約すれば、

第二次大戦で日本の起こした侵略戦争に対する

理解と責任を、正確に、

今の若い世代に理解させる事が、

この先生の使命なのだそう。


でも、この先生、1951年生まれで、

私達同様、戦後の生まれ、

それも、全共闘世代ですらないのです。


記事によれば、

「私の父には三人の兄がいて、

彼等は皆、対中戦争で亡くなった。

父が臨終前に私に、

もし、戦前に『平和憲法』九条があったら、

我々は、親戚を喪うことはなかった、と言いました。

親戚を喪うことは非常に悲惨で、

中国等のアジアの被害国の人々が、

肉親を殺された時には、

どれほど悲痛な思いであったかと思います。

今後、家族を再び戦争で喪わないためにも、

日本が再び加害国や被害国にならないためにも、

副学長は、彼には『平和憲法』九条を守る責任があると表明した…。」


何か、嘘くさい内容ですが、

別に、私は、

護憲や、日本の戦争責任を論じる人がいることも

理解はしているつもりなのです。

しかし、この時期に、

わざわざ中国の記者の取材に答えたりする、

その神経が信じられません。

この記事一つで、

今、中国にいる日本人の名誉や命が、

どれほど危険な状態になるか、

その様な事は、全く考えないのでしょう。


さて、本日9月18日は、

満州事変の発端となった柳条湖事件(九一八事変)

から79年目となる日です。

それで、

北京大使館前で100名近く、

上海総領事館前で10数人、

香港で100名近く、

ニューヨークで200名近く、

今日一日、中国国内では、

少なくとも18都市で反日デモが行われたのだそうです。

この記事も、デモの後押しに充分に役に立った事でしょう。


日本のみならず、

中国政府までが厳重警戒態勢を敷いているというのに、

副学長の記事は、「人民ネット」の国際面に、

今も写真付きで掲載されています。


この副学長に聞いてみたいですね、

今日のデモに責任を感じませんか?

中国人から褒められて、

さぞかし気持ちが良いでしょう?


まさか、文部科学省が指導して、

やらせている分けではありませんよね?

西部邁ゼミナール 2010年4月17日放送

こんなの序の口です、しっかりしなさい!

2010年09月18日 18時04分52秒 | 日記
大口の旅行を断ってきたそうですが、

そもそも、

回数を分けての来日の予定だったはずです。

今回の事が無くても、

バブル崩壊や、河南省殺人ダニ…、

途中でどうなったかは分かりません。


今回問題になっているのは、領有権と日本の名誉です。

領有権に関しては、

豊富な漁場と地下資源、

次の世代の子供に託す豊富な資源を、

中国に奪われても良いのでしょうか?

だいたい、

天然ガス、石油、或いは、メタン…

それらの財産は、

一万人が、一億人でも、

観光客の落とす代金の比ではありません。


名誉については、

何度も書きましたが、

今回、日本から、一歩踏み込んだのです。

漁船が体当たりしてくるなど、

尋常ではありません。

取り締まるのは当然です。

ここで、一歩退けば、

尖閣諸島は中国の領土と認めた事になります。

大恥です。


昨日、9月16日、CCTV4では、

京都大学の井上清(故人)の1996年に再販された

著書『「尖閣」列島--釣魚諸島の史的解明』を引用して、

日本の著名な研究者が、

釣魚島は、

古来より中国の領土であると言っていると丁寧に報道。

中国人の学者によれば、

彼は、日本の学者の中で唯一、事実を重んじる学者で、

釣魚島は中国の物であるという説を

堅持した学者であると、報じています。


こういう報道が流れるという事は、

中国国内の世論も統一してはいないという事です。

豊かな生活を危険に晒したくはないと思う人間は中国にもいます。

それが、若者であれば尚更です。


日本政府は、引き続き、

毅然とした態度で、

国内法に基づき、

粛々と対処すべきです。

日中だけではありません、

世界も注目しているはずです。

変に妥協すると、大恥をかきますよ。

TVタックル 人権擁護法案

サイバー攻撃は、今夜零時から要注意!

2010年09月17日 20時42分28秒 | 日記
今からでは遅いでしょうか…、

この予告が、本気だったら

申し訳ないのですが、

まあ、

13日から日本の報道でも取り上げられていたので、

関係機関は、一応、

注意はされていると思うのですが、

『中国紅客聯盟』関連の話です。


9月14日の『環球ネット(World Wide Web)』

で報道された、

『中国紅客聯盟』の"攻撃広告"によれば、

「多くの愛国青年、

多くのパソコン愛好者、

多くのハッカーに告ぐ、

9月18日、

日本のネットワークに対して"作戦"を開始する」

この広告の主要な"攻撃目標"は、

「日本の各巨大リンクのルーターをダウンさせる事、及び、

首相官邸・海上保安庁内のWebサイト、商業用Webサイトへの攻撃」

同組織内の別なセクトによれば、

「日本の主要なサイトに旗印を掲げ、

日本のサーバーをダウンさせ、

データーを削除し、

日本にこっぴどい打撃を与える」

同時に、この『聯盟』は広告の中で、

「"我々の方法で、我々の思想で、

日本のねじ曲げられた歴史文化に反対する"と称し、

他に、USJ、東京ディズニーランド等の文化施設と

政府のサイトにも攻撃を始める」

と述べています。

何処まで本気なのかは分かりませんが、

明日から三連休です。

皆さん、一応、ご注意を!

中国と付き合わなくても日本はやっていける

中国への投資を、一旦、棚上げにしてみては如何です?

2010年09月17日 14時46分27秒 | 日記
『MSN産経ニュース』によれば、

中国の『環球時報』を引用して、

「日本はもはや中国にとって重要ではなく、

中国は関係が悪化してもそれに耐える能力がある」

と日本不要論を唱え、

「中国は日本の最大の輸出相手国で、

日本の10万近い企業が中国市場に依存しており、

対中依存度は40%を超えると推定されている」

ので自分の立場を分からせる必要があるのだそう。


外務省の、

『対中ODA実績概要(日本政府の対中国政府開発援助)』

によれば、

対中ODAは、1979年に開始され、2005年5月までに、

有償資金協力(緩やかな条件(低金利、長期返済期間)による資金貸与)

(円借款)を約3兆1331億円、

無償資金協力(返済義務を課さないで資金を供与する援助)を1457億円、

技術協力(途上国の人々に対する

技術の普及あるいはその水準の向上を目的として技術の提供を行うもの)を1446億円、

総額約3兆円以上のODAを実施。


●空港

•上海浦東国際空港建設事業(400億円)

•北京市首都空港整備事業(300億円)

•蘭州中川空港拡張事業(63億円)

•武漢天河空港建設事業(63億円)

•西安咸陽空港拡張事業(30.9億円)

これらのプロジェクト以外にこの分野での協力総額1,116億円

●鉄道

•北京-秦皇島間鉄道拡充事業(870億円)

•貴陽-婁底鉄道建設事業(300億円)

•重慶モノレール建設事業(271億円)

•北京市地下鉄建設事業(197億円)

•大同-秦皇島間鉄道建設事業(184億円)

これらのプロジェクト以外にこの分野での協力総額6,418億円


●道路

•杭州-衢州高速道路建設事業(300億円)

•梁平-長寿高速道路建設事業(240億円)

•河南新郷-鄭州高速道路建設事業(235億円)

•貴陽-新寨道路建設事業(150億円)

•黒龍江省黒河-北安道路建設事業(126億円)

これらのプロジェクト以外にこの分野での協力総額1,951億円


●港湾

•秦皇島港拡充事業(674億円)

•青島港拡充事業(597億円)

•河北黄力港建設事業(154億円)

•深セン大鵬湾塩田港第一期建設事業(147億円)

•大連大窯湾第一期建設事業(67億円)

これらのプロジェクト以外にこの分野での協力総額2,726億円


●発電所

•天生橋水力発電事業(1,180億円)

•江西九江火力発電所建設事業(296億円)

•五強渓水力発電所建設事業(252億円)

•三河火力発電所建設事業(246億円)

•北京十三陵揚水発電所建設事業(130億円)

これらのプロジェクト以外にこの分野での協力総額4,882億円


●肥料工場

•渭河化学肥料工場建設事業(269億円)

•内蒙古化学肥料工場建設事業(214億円)

•九江化学肥料工場建設事業(214億円)

これらのプロジェクト以外にこの分野での協力総額1,063億円


●製鉄工場

•上海宝山インフラ整備事業(310億円)


●環境保全

大気汚染対策

•環境モデル都市事業(貴陽・重慶・大連)(307億円)

植林

•寧夏回族自治区植林植草事業(80億円)

下水道

•湖南省湘江流域環境汚染対策事業(31億円)

•北京市下水処理場整備事業(26億円)

これらのプロジェクト以外にこの分野での協力総額8,578億円


●人材育成事業

•内陸部・人材育成事業(888億円)


◎ 医療・環境分野のインフラ整備

•中日友好病院(無償資金協力:164.30億円)

•日中友好環境保全センター(無償資金協力:104.99億円)(技術協力:19.97億円)


近年、対中ODAは、

対中国経済協力計画にもとづき、

主に以下の分野などを中心に実施。


◎環境問題、感染症対策など地球規模の問題に対処する分野

•公衆衛生基礎施設整備計画(有償資金協力:262.18億円)

•河南省大気環境改善計画(有償資金協力:192.95億円)

•内蒙古自治区フフホト市水環境整備計画(有償資金協力:97.47億円)

•黄河中流域保全林造成計画(無償資金協力:16.56億円)

•予防接種事業強化プロジェクト(技術協力:6.17億円)

•四川省森林造成モデル計画(技術協力:5.48億円)


◎ 相互理解の増進

•放送施設整備計画(有償資金協力:202.02億円)

•北京日本学研究センター拡充計画(無償資金協力8.51:億円)

•涼山州民族中学校への日本語教師派遣(青年海外協力隊)


◎ 改革・開放支援

•内陸部人材育成計画

(地域活性化・交流市場ルール強化・環境保全)(有償資金協力:254.82億円)

•四川省人材育成計画(有償資金協力:61.31億円)

•人材育成奨学計画(無償資金協力:2.59億円(2003年)


◎ 貧困克服のための支援

•第二次中等専業教育学校機材整備計画(無償資金協力:12.68億円)

•貧困地域結核抑制計画(無償資金協力:3.21億円)

•四川省内江市赤十字中日友好医院医療機材整備計画

(草の根・人間の安全保障無償資金協力:0.09億円)


対中国事業開発等金融(非ODA)(国際協力銀行により実施)

事業開発等金融は、

我が国の貿易、

投資等海外経済活動のための環境整備や

開発途上国が行う構造調整等に対する

日本からの資機材の調達を条件としない資金協力。

中国に対する累積承認額は2003年度末まで約2兆2,842億円。

以上が、外務省の発表です。


さて、確かに、日本企業が

中国に依存している部分はあると思うのですが、

例えば、丹羽大使は

中国バブルは崩壊しないという意見ですが、

私は、その意見はどうかと思っています。


共産党は、輸出の競争力が落ちないように、

人民元の切り上げを拒み、

元が高騰しないように為替を調整しています。

それは、日本より上手くやっているのかも知れませんが、

いつまでもつでしょう?


だいたい、景気が良いはずなのに、

今年の三月には、

温家宝首相が公開の場で、

「中国の失業者は2億人」と発言して騒ぎになりましたし、

大学を卒業しても就職が出来ないとか、

各地でデモが多発しているとか、

おかしくありませんか?


独裁政権の粉飾決済は、

実態が表に出にくいと思いますが、

出てきたときには、

民主国家よりも酷い事になりそうです。

絶好調(?)と言われている今が、

引き際ではありませんか?


そもそも共産主義とか社会主義には、

極貧や浮浪者、ホームレスのような人々はいないはずですし、

超のつく富豪もいないはずなのに、

駅のような人の集まる場所には浮浪者が大勢いますし、

北京などには、超豪華な住宅街が出来ています。

あれは、幻や幽霊なのでしょうか?


社会主義の教育を受けて育った人民に、

貧富の差が天地ほどに拡大した、

この不平等な現実を、

納得できるのでしょうか?


いわゆる富裕層という人々は、

二十代・三十代の若者が多く、

彼等は、にわか成金で、

欲しい物はローンを組んででも購入するそうです。

在中の海外ブランド市場の人々は、

彼等が、十年後も富裕でいられるかどうかについて、

疑問を称える人々が多いそうです。

何か、何処かで見た風景です。


それに、大気汚染や土壌汚染、

黄河流域は慢性的な水不足。

南方西部では、十一ヶ月雨が降らない百年に一度の大干魃、

南方東部では、今年6月から8月にかけては大洪水、

気の毒なことではありますが、

ダムなどの作りすぎで、

環境に良くない影響を与えているとか。

農作物は、どうなるのでしょう?

食の安全の問題もありましたね。


9月9日の発表では、

河南省では、

2007年5月から今月8日にかけて、

ダニに刺されて557人が発病し、

18人が死亡したそうです。


著作権問題に代表される法的問題、

日本人社長の知らぬ間に、

自分の会社が中国人に乗っ取られて、

丸裸で帰国する

なんて問題も起きています。


ざっと見ても、問題は山積みです。


1989年、天安門事件で国際社会からそっぽを向かれていた中国に、

日本が手を差しのべて、

1992年、折角、天皇陛下が御訪問になったのに、

1995年には、排日運動が始まり、

多くの日本企業が、

中国撤退を決めました。


結局、どれほど日本が日中友好に配慮しても、

今回のように、

共産党政府が、

民衆を煽動すれば、

それで、友好は崩れてゆきます。


本来、国のためにお亡くなりになった人を

お祭りするのは当然のことで、

外国がとやかく言う事ではありません。

靖国問題も共産党が仕掛けたプロパガンダで、

既に政治問題と言われていますが、

まあ、日本の政治家も一緒になってやっているのですが、、

閣僚全員が参拝しなくても、

この有様です。

昔は、首相も陛下も、

参拝しておられましたが、

中国は何も言いませんでした。


中国の人件費もそう安くはありませんし、

幸い、今は円高です。

中国での起業は、

リスクが伴います。

景気が好調の今が潮時で

そろそろ、安全なアジアの他の国への投資を考えても、

よい時期ではないでしょうか?


中国漁船が、外国の政府機関である、

日本の海上保安庁の巡視船に、

体当たりをするなどというのは、

どう考えても尋常ではありませんし、

それをまた、中国共産党が、

日本の巡視船が、

中国の漁船に衝突した等の報道をして、

国民を煽動するなどというのは、

異常なことです。


バブルは弾けないと言いますが、

過去に於いて、

経済ではなくとも、

事実に反する作為的な宣伝により、

民衆が大騒ぎをして、

経済や政治に深刻な被害を与えた事例は、

大躍進・文化大革命…枚挙にいとまありません。

前回の排日運動もそうです。

今回の漁船逮捕後の中国政府の対応を見ても、

連日、民衆を扇動する報道を続けて、

天津の学校が襲撃されると、

慌てて、火消しに走りましたが、

本日あたりは、

不法逮捕に抗議する方向に、

またまた方向転換したようです。


冷静に考えてみて、

その様な指導者の国は、

発展を続けていても、

長期的な投資には危険過ぎやしませんか?

アジアの人は日本人をどう思ってるの?

利用されていますよ、大恥です!

2010年09月15日 18時02分42秒 | 日記
12日から13日にかけては、

中国は大騒ぎだったようで、

12日夜には、

天津日本人学校の警備室の窓ガラスに、

金属の球のようなものが3発撃ち込まれ、

13日の朝には「侵犯は許さない」

という中国語の落書きも見つかったようです。


また、中国有数のハッカー組織

「中国紅客聯盟」が、

中国漁船船長逮捕事件について

日本に報復するため、

政府機関等のウェブサイトを

12日から18日までハッカー攻撃するよう呼び掛けているそうです。


この「中国紅客聯盟」は、

1999年5月8日、

アメリカ軍による、

ユーゴスラビア中国大使館への誤爆事件の後、

中国のハッカーが結んだ同盟組織で、

「紅客」とは英語の「honk(警笛)」+「er」(?)の音訳らしく、

組織のメンバーは技術を共有し、

愛国主義と民族主義を掲げ、

特に、アメリカ政府のウェヴサイトに

攻撃をしかけている団体です。

普通のハッカーよりたちが悪そうです。

日本政府には、気をつけて頂きたいものです。


さて、本題です。

以下は、中国のCCTV(中国中央電視台)、

13日の19時、

いわゆるゴールデンタイムの全国放送です。

中国語の放送ですが、

下段に訳をつけましたので、

5分31秒から7分40秒までをご覧下さい。

2010-09-13 (2/2) China Central News Daily


女性アンカー

「中国政府の厳然たる交渉により、

本日午後、

日本側に不法に拘留されていた14名の中国漁民は、

中国政府の用意したチャーター便に乗り

安全に福州に到着した。

日本側に不法に繋留されていた漁船も、

本日午前、帰途につき、

中国政府は既に、

漁船の応援に

政府の船を関連海域に向かわせた。」

女性記者

「日本側により、釣魚島海域で、

不法に拘留されていた14名の中国乗組員は、

13日午後、

中国政府の用意したチャーター便に乗り込み、

福州に帰還しました。」

女性アンカー

「午後3時、中国政府のチャーターした飛行機は、

福州長楽国際空港の一角に戻ってきた。

半袖のティーシャツにゆったりパンツ姿の14名の漁民は、

続々と飛行機の胴体から降りてきた。

外交部・農業部と

福建省政府の関連部門の関係要員からなる合同部会の面々も

同機で帰国した。」

漁民 王国華

「今回この様に早く祖国に帰ることができました。

先ず、我々の政府に感謝します。

(それから)全国の我々の事を気に掛けてくれた人民に感謝します

あと、言いたいのは…

日本が釣魚島で我々を拘留したのは不法だ、

なぜなら、釣魚島そのものは、

我々中国の領土だからだ。

我々、中国の漁船があそこで操業するのは当たり前だから、

彼等が拘留したのは不法だ、

即刻、我々の船長を解放することを要求する。」

女性アンカー

「今のところ、41歳の船長、

其雄(せんきゆう)の身柄は、

日本側に不法に拘留されている。

船員達は、

日本側は即刻解放し、

彼等の船長を、彼等と同様、

一日も早く一家団欒できるようにするよう、

極めて強く要求しすると表明した。」

男性アンカー

「本局の報道によれば、

外交部報道官 姜瑜(きょうゆ)は、

本日、中国政府が帰国させた

我が14名の漁民について、談話を発表した。

姜瑜は、

中国政府のチャーターした飛行機で、

本日、日本により不法に拘留されていた14名の中国漁民は、

無事に帰国した。

日本により不法に繋留されていた漁船も、

本日午前、中国に向けて出航した。

外交部・農業部、及び、福建省政府は人員を派遣して

飛行機に同乗させ、

世話をさせ、慰問をさせた。

日本側が不法に中国漁民と漁船を拘留するという事件が発生して以来、

中国側は度々、

日本と厳正な交渉を重ねてきた。

全中国人民と海内外の同胞は、

一斉に、

日本の不法行為を厳しく非難し、

充分に、

中国政府と人民が

本国領土と主権を守るという堅い決意を

具体的に表明することができた。

目下のところ、日本側は依然として不法に

中国船の船長を拘留している。

中国側は、再び、厳しく、懇切丁寧に、

日本側に即刻 釈放するよう促してゆく、と発表した。」


途中、漁民がしどろもどろに話す場面がありますが、

このニュースによれば、

外交部と農業部・福建省政府の関係者が、

中国政府のチャーター便に同乗していたと言うことなので、

飛行機の中で、

指示された通り暗唱した内容を、

一生懸命、答えているので、

こうなったのでしょう。


たった、二分余りの放送の間に、

十一回も「不法」と言う言葉が使われています。

14名の漁民が釈放されたのは、

基本的には、事情聴取が終わったので

日本国内の法律にしたがって、

釈放になったはずで、

「中国政府の厳正なる交渉のおかげ」とは違うはずです。


まさか、本当に、

中国政府の厳正な交渉のおかげで

釈放したわけではありませんよね?

中国政府と日本政府の間で、

どんな話し合いが持たれたのかは分かりませんが、

明らかに、

中国政府のプロパガンダに利用されています。

人民は拍手喝采です。


そもそも、こちら側から

領土問題に踏み込んだのですから、

もう少し、注意して下さい。

これでは大恥です。

プロパガンダに気をつけろ!

2010年09月14日 17時42分34秒 | 日記
ニュースで既に御存知の方も多いと思いますが、

本日、13日、

船長以外の中国船の乗組員14名が帰国し、

漁船も返還されました。


日本政府の説明によれば、

国内法に基づいて、

14人は事情聴取が済んだので、

釈放になったようですが、

それはそうだと思うのですが、


漁民が帰国の際に乗っていたのは、

中国政府のチャーター便で、

福州に到着後は、花束を貰い、

早速、午後三時半のニュース番組で取り上げられました。


『日本側に不法に拘留されていた14名の中国漁民は、

中国政府の用意したチャーター便に乗り

安全に福州に到着した』

「9月13日15時、

中国政府の厳然たる交渉により、

日本側に不法に拘留されていた14名の中国漁民は、

中国政府の用意したチャーター便に乗り

安全に福州に到着した。

日本側に不法に繋留されていた漁船も、

9月13日午前、帰途につき、

中国政府は既に、

漁船の応援に

政府の船を関連海域に向かわせた。」


中国政府が恐ろしいのは、

中国の民衆です。

(まあ、何処の国も一緒ですが)

その為、事あるごとに、

政府の行動の正しさを、

人民に向かって宣伝します。


今回、釈放にあたり、

中国政府のチャーター便が使用されているという事は、

政府間で事前に交渉があった事を示していますが、

日本政府は、中国政府が、

中国の民衆に対して、

「尖閣諸島は中国固有の領土である」とか、

「…中国政府の厳然たる交渉により、

日本側に不法に拘留されていた14名云々」等の

報道をしている事を知っているのでしょうか?

釈放時に、チャーター便を使用すると言うことが、

どのような意味を持つか考えたでしょうか?


例えば、中国船船長が逮捕された

9月7日の報道では、

中国外務省の姜瑜(きょうゆ)という報道官が

「釣魚島及び、その付属の島嶼は、古来より中国の領土である。

我々は(日本に対し)要求する、

日本の巡視船は釣魚島付近の海域で、

いわゆる公務執行行為をしてはならず、

更に、中国漁船や人員の安全を脅かす、

いかなる行為も、してはならない。

中国側は事態の推移に細心の注意を払い、

一歩行動に出る権利を保留にする。」

と発表しました。


また、日本側は9月10日に、

中国船船長の十日間の拘留を決め、

この拘留は延長される見込みと発表されると

中国側の11日の報道では、

「報道官の姜瑜は、

日本側は、

中国側の度重なる厳正な交渉と、

断固たる反対を顧みることなく、

頑として中国船船長の法的手続き履行を決定した。

中国側は、これに対して極めて不満であり、

厳重なる抗議を表明する。

釣魚島及び其の附属の島嶼は、

古来より中国固有の領土である。

日本側のこのような行為は、

国際法と基本的な国際常識に違反するものであり、

荒唐で、非合法で、無効である。

日本側が、出鱈目勝手を続けるのであれば、

必ずや、行いの報いを受けるであろう。」

記者の

日本側の中国漁船拘留は、

中日間の東シナ海問題の共同開発に関する条約締結に

影響はないのか、という質問に対して、

姜瑜(きょうゆ)は、

「中国側は本来9月中旬に予定していた

"東シナ海ガス田共同開発に関する

中日両政府の条約締結交渉 第二回会合"を、

延期する事に決定した。」

と発表しました。


また、別な番組では、

漁船の航路をアニメーションで再現しているのですが、

どう見ても、日本の巡視船が漁船に衝突しています。


この様な報道が続く中で、

中国国内に、「政府のチャーター便で帰国」

というニュースが流れれば、

中国人民は、

当然、政府の交渉のおかげで解放になったと思うでしょうし、

それが目的のチャーター便のはずです。

要するに、

中国政府のプロパガンダに利用されたのです。


日本政府は、

新聞やテレビ放送、

或いはインターネットを使って、

日本人にも中国人にも、

尖閣諸島の領有権の正当性を主張すべきと思います。

特に、中国人民に対しては、

今回の逮捕の正当性を主張するべきです。


尖閣諸島付近の中国漁船の違法操業は、

以前から時々は報道されていましたが、

今回の事は、私は、

8月21日の「日本経済新聞」に取り上げられた

「政府、海洋権益保全へ 離島25島 国有化」

という記事と、

9月7日に中国紙上で報道された、

9月5日のNHKでの菅総理と小沢一郎氏の討論会の中での、

菅直人「中国海軍の軍拡を心配している」

小沢一郎「未だ嘗て中国の領土と認めたことはない」等の報道に

漁民が触発された結果

起こったのだと思っています。


或いは、

尖閣諸島付近で違法操業する漁民は、

皆、あのように凶暴で、

しかも日本を馬鹿にしているのかもしれませんが、

ともかくも

国際社会からは、

日本が能動的に動いたと見られると思います。


こちらから喧嘩を売ったのですから、

海の上の中間線とか、

国際機関による解決を中国がずっと拒否している、とか、

日本の正当性を、

ネットや各種メディアを使って、

国際社会に向かって発信すべきではないでしょうか?


人民日報の開設している人民ネットでは、

特別欄が組まれて、

釣魚島(尖閣諸島)がいかに中国の領土であるか

情報戦を開始しています。


日本でも、新聞各社に指示して、

日本の領土であることを

報道すべきと思います。


ただ逮捕して、ただ処罰し、

しかも、中国のプロパガンダに利用されるなどと言うのは、

下の下ではありませんか。

微笑外交、中華思想には気をつけろ!