引き続き、武田先生のブログからの転載です。
原発 緊急情報(39) 有用なデータが提供されました
「できれば待避した方が良い」と言われても、
生活もあり、学校もあり、
なかなか思うようにならない人が多いと思います.
そこで、私の大学(中部大学)の卒業生が
とても有用なデータをメールで提供してくれました。
・・・結論・・・
1) 被曝を防ぐには「花粉」、「黄砂」を防ぐのと同じ、
2) 「蔭」を作り「表」を避ける事、
3) 「家の中」はあまり防護にならない、
4) マスク、衣服を丁寧に拭くなど「花粉を飛ばさない」のと同じです。
放射性物質は目に見えませんが、
「花粉と黄砂」の経験を活かしましょう。
・・・・・・データ・・・・・・
私にデータを提供してくれた中部大学の卒業生は
車で茨城県北部の友人のところに3月26日に行き、
手元の測定器で放射線(ガンマ線)を測定してくれました。
そのデータです.
彼は工学部出身なので、現実にメールでいただいた記録は、
測定器のメーカーなど詳細に渡っていますが、
要部をご紹介します.(すべて1時間あたりのマイクロシーベルト)
① 埼玉-茨城県北部(高速) 0.2
② 茨城県北部-いわき市(高速) 1~2
③ いわき市一般国道 2~3
④ いわき市友人宅 3~4
⑤ 常磐道トンネル内 0.2
・・・・・・解釈・・・・・・・・
1) 埼玉からいわき市まで福島原発に近づくと
確実に値が上がってくる
(特に福島原発の南には風が吹いているから。(教訓)近づかない)
2) トンネルの中は「蔭」になるので放射性物質の粒子も入りにくい(教訓:蔭を作る)
3) 家の中は防護にならない(換気をするから)
と言うことになります。
また、一般国道より高速道路の方がわずかに少なく、
これが意味があるかどうかは判りませんが、
「低いところに放射性物質がたまりがち」であり
「埃が舞い上がるところは放射性物質が多い」のも、
花粉や黄砂と同じですので、有意差があるかも知れません。
放射性物質は目に見えませんが、
花粉や黄砂は私たちが経験があるので、
それを思い出して少しでも放射線をあびないようにできます。
子供の屋外での体操、
野球やサッカーの練習はしばらく控えた方が良いでしょう。
「直ちに健康に影響はない」という政府の発表は
「子供が屋外でスポーツをして良い」と言っている訳ではないからです.
(平成23年3月29日 午後9時 執筆)」
転載は此処までです。
武田先生、貴重な資料を有り難うございました。
さて、武田先生のブログの内容は、
気持ちが良いほど、
テレビの報道とは違います。
私個人としては、
放射性物質が増えても、
安全な方が良いので、
テレビが信用できれば、
それにこした事はないと思ってはいるのです。
例えば、
あれだけ「安全」「安全」と言ったのだから、
宮根誠司さんあたりが、
「ほうれん草」と「かき菜」をもりもり食べて、
安全を証明してくれればいいのに、と。
しかし、
『メディア不安』の中でも書きましたが、
地震直後の報道では、
原発への注水作業は成功して、放射能漏れも微量で、
人体には影響が無い程度、と言っていたにも関わらず、
毎日のように爆発が起き、
住民の避難は、直接危険なのではなく
転ばぬ先の杖、まさかの時の配慮、と言っているうちに、
いつの間にか自衛隊員も近づけないほどの放射能漏れ…
最近のテレビは、
数字が出ても、物事が起きても、
たいした事はない、心配ない、
というような報道をしておいて、
後で、大変な事がやってきます。
放射能も、安心なはずでしたが、
今日になって、
プルトニウムが発見され大童です。
でも、プルトニウムは、
燃料に使っているのですから
想定の範囲内であったはずです。
それに、
単なる偶然なのか、
全く違うことを言っているにも関わらず、
メディアと武田先生ブログでの環境危険値は、
ここに来て
並んだような気がします。
そこで、私個人としては、
「花粉」と「黄砂」をイメージして、
マスクと、部屋干しで一箇月は凌いで、
茨城の野菜については、
市場に出回れば、
食べたいと思っています。
それを立ち位置としようかな。
宮根誠司、お前も食べろ!
ベートーヴェン 交響曲第8番 第4楽章 フルトヴェングラー(1954)
原発 緊急情報(39) 有用なデータが提供されました
「できれば待避した方が良い」と言われても、
生活もあり、学校もあり、
なかなか思うようにならない人が多いと思います.
そこで、私の大学(中部大学)の卒業生が
とても有用なデータをメールで提供してくれました。
・・・結論・・・
1) 被曝を防ぐには「花粉」、「黄砂」を防ぐのと同じ、
2) 「蔭」を作り「表」を避ける事、
3) 「家の中」はあまり防護にならない、
4) マスク、衣服を丁寧に拭くなど「花粉を飛ばさない」のと同じです。
放射性物質は目に見えませんが、
「花粉と黄砂」の経験を活かしましょう。
・・・・・・データ・・・・・・
私にデータを提供してくれた中部大学の卒業生は
車で茨城県北部の友人のところに3月26日に行き、
手元の測定器で放射線(ガンマ線)を測定してくれました。
そのデータです.
彼は工学部出身なので、現実にメールでいただいた記録は、
測定器のメーカーなど詳細に渡っていますが、
要部をご紹介します.(すべて1時間あたりのマイクロシーベルト)
① 埼玉-茨城県北部(高速) 0.2
② 茨城県北部-いわき市(高速) 1~2
③ いわき市一般国道 2~3
④ いわき市友人宅 3~4
⑤ 常磐道トンネル内 0.2
・・・・・・解釈・・・・・・・・
1) 埼玉からいわき市まで福島原発に近づくと
確実に値が上がってくる
(特に福島原発の南には風が吹いているから。(教訓)近づかない)
2) トンネルの中は「蔭」になるので放射性物質の粒子も入りにくい(教訓:蔭を作る)
3) 家の中は防護にならない(換気をするから)
と言うことになります。
また、一般国道より高速道路の方がわずかに少なく、
これが意味があるかどうかは判りませんが、
「低いところに放射性物質がたまりがち」であり
「埃が舞い上がるところは放射性物質が多い」のも、
花粉や黄砂と同じですので、有意差があるかも知れません。
放射性物質は目に見えませんが、
花粉や黄砂は私たちが経験があるので、
それを思い出して少しでも放射線をあびないようにできます。
子供の屋外での体操、
野球やサッカーの練習はしばらく控えた方が良いでしょう。
「直ちに健康に影響はない」という政府の発表は
「子供が屋外でスポーツをして良い」と言っている訳ではないからです.
(平成23年3月29日 午後9時 執筆)」
転載は此処までです。
武田先生、貴重な資料を有り難うございました。
さて、武田先生のブログの内容は、
気持ちが良いほど、
テレビの報道とは違います。
私個人としては、
放射性物質が増えても、
安全な方が良いので、
テレビが信用できれば、
それにこした事はないと思ってはいるのです。
例えば、
あれだけ「安全」「安全」と言ったのだから、
宮根誠司さんあたりが、
「ほうれん草」と「かき菜」をもりもり食べて、
安全を証明してくれればいいのに、と。
しかし、
『メディア不安』の中でも書きましたが、
地震直後の報道では、
原発への注水作業は成功して、放射能漏れも微量で、
人体には影響が無い程度、と言っていたにも関わらず、
毎日のように爆発が起き、
住民の避難は、直接危険なのではなく
転ばぬ先の杖、まさかの時の配慮、と言っているうちに、
いつの間にか自衛隊員も近づけないほどの放射能漏れ…
最近のテレビは、
数字が出ても、物事が起きても、
たいした事はない、心配ない、
というような報道をしておいて、
後で、大変な事がやってきます。
放射能も、安心なはずでしたが、
今日になって、
プルトニウムが発見され大童です。
でも、プルトニウムは、
燃料に使っているのですから
想定の範囲内であったはずです。
それに、
単なる偶然なのか、
全く違うことを言っているにも関わらず、
メディアと武田先生ブログでの環境危険値は、
ここに来て
並んだような気がします。
そこで、私個人としては、
「花粉」と「黄砂」をイメージして、
マスクと、部屋干しで一箇月は凌いで、
茨城の野菜については、
市場に出回れば、
食べたいと思っています。
それを立ち位置としようかな。
宮根誠司、お前も食べろ!
ベートーヴェン 交響曲第8番 第4楽章 フルトヴェングラー(1954)