枝がシダレている樹木はいろいろ有ります、そのなかでも一番知られているのがシダレ桜ですが岩手県というか盛岡ではシダレ桂が有名です。
桂本来の性質から言うと枝がたれるのは大変珍しい現象だそうです、全国に7本ある国の天然記念物の桂の中でシダレは盛岡のものだけです。
話によると大迫の山中で発見された珍木が早池峰神社在所の妙泉寺に移植された後盛岡の龍源寺に移されたものだそうです、その後一本のシダレ桂から取り木などして増やされたのが岩手県内に植栽され今に至っているということです。
さすが盛岡です、用事が有って盛岡の街中を車で走っていたら家の屋根越しに大きなシダレ桂
下から見てみました、今はすでに葉を落としていますが葉っぱを付けたらすごいだろうと思いました。
盛岡市の保存樹木となっていました、樹齢は90年、ほんとに狭い街中の一軒のおうちの田舎と比べればほんとに狭いお庭に立っていました。
落ち葉の管理など持ち主の方も大変だろうと思われますが、保存樹木なので何か行政のほうで考えているのかもしれません。
天然記念物のシダレ桂は、市内から13キロほど離れた龍源寺の本堂裏手有ります、今度春先にでも見に行きたいと思っています。