私の住む集落には山があります、『阿茶山』(あちゃやま)と読みます、高さは500メートルくらいだそうです、ここら辺で一番高いのが種山高原で約800メートルくらいですから、種山の子分みたいな物でしょうか。
この阿茶山はもともとは雑木の多い山だったようですが、杉と赤松とカラマツの植林がほとんどです。右奥の黄色いのがカラマツです、カラマツは別名落葉松とも言われているとおり松でありながら秋には黄葉して落葉します。落葉するということは芽吹きもあるわけで針葉樹でありながら表情があっていいなと思っています。
こんな山ですが、ここはHさんの家族が牧場を開いていて牛を放牧しているところでもあります。という訳でこの牛たちがどこかえ行ってしまわないように電流の通った針金(電柵)を山に廻すための仕事を手伝ってきました。
道なき道といえばオーバーですが、植物のつるやノイバラなどに行く手を阻まれ仕事は大変でした。怖いのはスズメバチですが、いました、幸運にも鉢合せしなかったので生きて帰れました、何時もこんな危険は身近にあるものです。山に入るときは鉢や蛇や熊に注意しないといけません。
仕事の道具は、チェンソーと鉈と手鋸です。
シンボルツリーの柏の木です、3本の木が一本に見えます、左川の木はまだ緑ですが後の2本は紅葉しています、柏の葉は紅葉してもなかなか落ちません、いつまで付いているものでしょうか?
ムラサキシキブの実
クサギの実
こんな脱け殻もありました。