イーハトーヴ里山の樹木ウオッチング

岩手県の北上山地に住まいする私が四季を通してイーハトーヴの里山の樹木と自然と生活をウオッチング。

近くの紅葉たち

2007-11-12 19:54:30 | 葉っぱ


 今ちょうど紅葉が里に下りています、私の周りは少し過ぎたかなという感じですが、モミジがとても綺麗です。
 以前にも何回かモミジを含むカエデのことは私のブログに登場していますのでそちらも見てください⇒2006年8月2日それから⇒2006年8月26日

今回はカエデの仲間でもモミジを集中的に見てください
その前にもう一度カエデとモミジの関係をヒトクサレ

 いわれているモミジもカエデも植物分類で言いますと全部カエデ科に属しています、カエデ科の中にカエデ属というのがあってその次にイロハモミジとかイタヤカエデとかハウチカエデとかの固体があるわけです。
 しかしモミジといいますと、3種類イロハモミジ、ヤマモミジ、オオモミジ、だけなのです、そのうちイロハモミジは寒いほうには自生していないと言われています、でもお庭などには植栽されていますよね。
 と言うことは山に有る物はヤマモミジとオオモミジだけという事になりそうです。しかしこの分類がとても難しい、葉っぱの鋸歯、つまり葉っぱの外側のギザギザで見分けるようです。
 オオモミジは小さい鋸歯が細かく規則的に付く、ヤマモミジは大きな鋸歯が有りその中に小さな鋸歯が不規則にあるということのようです。
 実は私もよく解かりませんが近くの道端や雑木林で集めたモミジの葉っぱを見てください。

代表的ですね?左ヤマモミジ右オオモミジだと思います

 狭い地域で集めたものですが沢山有りますね、こんなに違っているとは思いませんでした。なかには変異の範疇かと思われるものもありますが大きく違うのもありますね。
 最後の右側の葉っぱはモミジではないようです、エンコウカエデかと思います、何しろカエデは難しい、首を突っ込んでしまうと大変なことになりそうな!