上級生は今日が始業式だった。
~ 水泳のオリンピック代表選考会が続いているが、見事に代表権を勝ち取った選手たちはみんな、まだ足りない、今のままでは世界で勝てないと口々に言っていた。彼らは先を見ている。逆に言うと、選考されること自体が目標であった選手は勝てなかったということかもしれないですね。勉強や部活で結果を残していった皆さんの先輩も同じだったと思います。目先のことではなく高い目標をもってがんばってほしい。その方がモチベーションがたもてます。 ~
と学校長のお言葉があった。ええ話やないですか。
聞きながら、先日のあっちゃん卒業発表のときのたかみなさんの言葉を思い出した。
「AKB48にいることがゴール地点ではありません。 … 温かく背中を押してあげてください。」
リーダーらしい、いい言葉だ。
大学入試でも、入ることが最終目標ではなく、そこで何をやりたいかがないと「こんなに勉強するのは何のため?」というような疑問が生まれてしまう。
もちろん部活も同じだ。
コンクールでいい成績をあげたいなら、いい音楽をつくりあげるという大きな目標を維持し続けないといけないし、練習を通して自分がどうなりたいのかを忘れないようにしないといけない。
定演がよかったと言ってもらえるのは、来てくれた人に楽しんでもらいたいという気持ちが部員たちの心にたくさんあったからだろう。
いっぱい入部してほしいという思いがあったせいか、午後の部活紹介での「ルパン」は、けっこういいかんじに聞こえた。