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Bourgogne La Croix Blanche Domaine Cecile Tremblay 2009

2016-01-01 00:00:00 | フランス・ブルゴーニュ
Bourgogne La Croix Blanche Domaine Cecile Tremblay 2009
Bourgogne La Croix Blanche Domaine Cecile Tremblay 2009
ドメーヌ・セシル・トランブレイ ブルゴーニュ・ルージュ・ラ・クロワ・ブランシュ [2009]750ml
ヴォーヌ・ロマネ村とシャンボール・ミュジニー村のACブルゴーニュ区画から造られるクオリティの高いワイン。0.8ha。
ウメムラより)





ブルゴーニュ・ルージュ・ラ・クロワ・ブランシュ
[2009]セシル・トランブレ(赤ワイン)[S]

『只者でない』
初めてご紹介してから、5年ほど経つでしょうか。
『リアルワインガイド誌33号』の写真を見て、あの頃よりもグッと、造り手としての風格が増してきた彼女。
この数年間で、ひと回りもふた回りも成長した事を、実感させてくれます。
そう、その人こそ、セシル・トランブレです!
『アンリ・ジャイエの親戚』にあたる彼女。以前はそんな話題性が先行した時期もありました。
が、今は、セシル・トランブレとして、その存在感を、年々増しています!

■『リアルワインガイド誌33号』より抜粋■
ここの09年はともかく端正で上品、そして高級感がある。どのACのワインを飲もうがタンニンは優しく、品があり、味がきれいに乗っている。
実はセシル・トランブレイの09年は前評判が高いという事を耳にしていたのでワクワクして試飲に臨んだのだ。4つのキュヴェがSO2を入れたばかりで彼女は少し心配していたが、なんの、全てのワインがセシルらしい格調を称えていた。
セシルいわく『09年はいい年だったので実がたわわに実り、それをコントロールする事が大切だった。またアルコール度数とかも高かったが、実は成熟したブドウの見極めが大変だった。
よって収穫時期も長く取り、慎重に行った。加えてタンニンもとても質が高い。』
現在彼女は進化の真っ最中なので、除梗のやり方なども様々なことにトライしている。そして彼女は最後にこう付け加えた。『09年もいいけど08年もかなり良いと判断している。08年の10年後を見ていて!』と。
僕もそう思う。

この存在感、アンヌ・グロに通じるところがあるような気がしませんか?
今でこの風格となると、将来はもしかして、あのマダムのようになる、何てことも!?
いずれにしても、近年の彼女のワインが、輝きを更に増している事は、明らか。
ブルゴーニュ好きにとっては、こういう成長を見届けられるのは、この上ない喜びですね♪
が、元々入荷数が少ないのに、今後、ますます入手難になりそうな事だけが、悩みです…(涙)

■輸入元様資料より抜粋■
ヴォーヌ・ロマネ村のACブルゴーニュ造られるクオリティの高いブルゴーニュ・ルージュ。

■『リアルワインガイド誌33号』より抜粋■
08年はV.R.の区画のみだったが、この09年はV.R.とシャンボル村の区画から。初リリースの区画から。
初リリースの08年もそうだったがとてもACブルとは思えない中身の充実したいい香り。
そして口に含むとやはりこのワインが只者でないことがすぐに分る。
タカムラより)






竹八にてグラスで
 
抜栓日:2015年12月9日
あやしい、と出してきていただきました。ブショネ。色合いはそこそこ濃い目のルビーです。最初奥の方に果実香も若干感じましたが、時間とともに湿ったコンクリート系の、カビ臭い臭いとなりました。コルクもかがせてもらいましたが、液面側が、これがコルク臭だ、と勉強になるレベル。自分、ブショネ結構わからないんですが、わからない自分でもわかりました。まじに勉強になります。物の本に書いてあるとおり、時間とともに悪化していくさまがわかりました。ありがとうございます。