個人的ワインのブログ

個人的ワインのブログ引っ越し

Blanc Escargot Vincent Tricot

2016-01-19 00:00:00 | フランス・その他
Blanc Escargot Vincent Tricot
Blanc Escargot Vincent Tricot
ヴァン・ド・フランス エスカルゴVdF Escargot
ヴァンサン・トリコ Vincent Trico
オーベルニュ地方の若き醸造家

フランスのちょうど真ん中に位置するオーベルニュ地方のヴァンサン・トリコです。
ヴァンサン・トリコ氏は40歳の若き醸造家。
南仏でワインを11年作っておりましたが、いよいよ独立という時に、彼の選んだ地は奥様の実家の近くオーヴェルニュ地方でした。
この地で長い間(1971年~)無農薬で畑を守っていた、Claude Prugnard氏の所でお手伝いをしておりましたが、彼もそろそろ年齢的理由で引退を決心。彼の子供がワイン作りに興味はなく、残念ながら畑を手放なさなければならなくなりました。
しかし最後に彼のワイン作りを手伝ったヴァンサンの情熱に惚れ、彼に畑とシェ(醸造所)を譲ってくれたそうです。2000~2002年は金銭的理由で借りておりましたが、2003年に購入、名実ともにオーナーとなり自分のワインを作り始めました。
エスカルゴ

ヴァンサン・トリコのシャルドネから造られるエスカルゴです。
彼の娘さんが描いたカタツムリの可愛らしいデッサンが、ラベルになりワイン名にもなっております。
エスカルゴの由来はワインができるまでにカタツムリの歩みのようにゆっくり時間がかかるからとのことです。
収穫後すぐにプレスし、圧搾したジュースを大桶にいれ、発酵が始まったら大樽に移します。
この2009年は何とたった3週間で発酵が終わりました。それだけ酵母菌が強い年なのでしょう。
生き生きとした酸味が例年よりフレッシュで特質しております。樽にて10~12カ月熟成。マロラクティック発酵も行いました。
樽は某ブルゴーニュのChassagneの超大御所から譲り受けた樽です。その恩恵もあるのでしょうか? オーベルニュのシャルドネはこんなにミネラル感漂いながら、しっかりとした骨格があり、複雑な味わいを感じます。オーベルニュってブルゴーニュだ!!! って、思わせる味わいに変化するのです。面白いですよね。
土壌は粘土質の石灰岩、天然アルコール度数12.90度。 ヴァンサンの畑はエコセールの認証も頂いている程自然が一杯詰まった自然な環境。 そこから生まれたワインはナチュラルな味わいの中にとっても伝統的なクラッシックな味に出来上っております。所謂、自然派のイメージとは違い、珍しいタイプです。
Melrot.jpより)






ドメーヌ・ヴァンサン・トリコ
Domaine Vincent Tricot
自然体で親しみやすい、旨みの詰まったワイン

ヴァンサン・トリコ氏は、もともとは南仏で11年間ワイン造りをしていました。
その後、彼の奥様の故郷であるオーヴェルニュに移り
この地で長い間無農薬で畑を守っていた Claude Prugnard 氏のもとで醸造のお手伝いをします。
しかし、その彼も年齢的理由で引退を決心。
彼の子供はワイン造りに興味がなかったこともあり、最後に彼のワイン造りを手伝ったヴァンサンの情熱に惚れ、
彼に畑と醸造所を譲ることになります。
2000~2002年は金銭的理由から借りていましたが、2003年に購入し、名実共にオーナーとなりました。

Chardonnay Escargot
ドメーヌ・ヴァンサン・トリコ シャルドネ・エスカルゴ    ビオロジック

 上品でふくよかな味わい♪
 ヴァンサン・トリコは、南仏で11年間ワインを醸造していましたが、彼の奥様の実家近くのオーヴェルニュの地で長い間、無農薬で畑を守っていた醸造家から畑と醸造所を譲り受け、独立を果たします。
 シャルドネ100%で造られたこのワイン。
 某ブルゴーニュの超大御所から譲り受けた樽を使用し、樽熟成させています。
 香りは穏やかですが、花のようなニュアンスもあります。
 シャルドネらしさも微かに感じるものの、やはりアルザス系のイメージが残る印象です。
 う~む、面白いですね。
 ミネラル感もしっかりとあり、厚みも感じられます。
 頭で飲むとややこしくなるので、気軽に飲んで楽しみましょう!
登酒店より)




VdFブラン シャルドネ・エスカルゴ(2011)ドメーヌ・ヴァンサン・トリコ Blanc Escargot Vincent Tricot

この2011年も2010年のように素晴らしい年になりました!
収穫後すぐにプレスし、樽で熟成させます。そしてその樽は某ブルゴーニュのシャサーニュの超大御所から譲り受けた樽。
その恩恵もあるのでしょうか?
オーベルニュのシャルドネはミネラル感が漂いながらしっかりとした骨格があり、複雑な味わいを感じます。
オーベルニュってブルゴーニュだ!!
って、思わせる味わいに変化するのです。もうもう、幸せいっぱいです。
2009年の天然アルコール度数は12.90 度ですが、2010年は13.03 度、そしてこの2011年は13.80度。
マロラティックできれいな柔らかい香りと味わいがお手本的スタイル!文句なしの優等生。

DATA
ナチュラルな味わいの中にとっても伝統的なクラッシックな姿
品種 ビオ/白:シャルドネ
味わい 辛口:シッカリした重み、パイナップルキャンディーのような凝縮感
容量 750ml
産地 フランス オーベルニュ
リカーmorisawaより)





竹八にて、グラスで。
抜栓日:2015年12月19日
やや混濁した感じの黄色。香りはとてもアロマティックで柔らかい。トロピカルフルーツや白桃のイメージ。ハーブ系の香りをとってもしまってソーヴィニヨン・ブランかと思いました。まだまだ修行がたりません。シャルドネってむずかしい。ナチュールはむずかしい。でも、うまい。