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Petrolette Domaine de Sulauze 2011

2015-12-05 00:00:00 | フランス・ローヌ
Petrolette Domaine de Sulauze 2011
Petrolette Karina et Guillaume Lefe
ペトロレット[2011]ドメーヌ・ド・スローズ
Petrolette Domaine de Sulauze

白・750ml
ユニブラン100%

20日のマセラシオンを施した白(オレンジ)
ノンフィルター、SO2不添加。澱と共にバリックで30ヶ月の長期酸化熟成。(ウィヤージュなし)

香りは、甘くまったりとした香り。しかし、口に含むとドライ。閉まったミネラルと皮からくるタンニンを感じ、オレンジピールのような苦味がアクセントとなっておいます。
プロヴァンスでビオディナミ及びビオロジック農法を行う造り手。土着酵母使用、SO2最小限(可能な限り不使用)、ろ過・清澄も行わない醸造を実践。
MARUYAMAYAより)






ドメーヌ・ド・スローズはBOUCHES DU RHONEの西部、ARLESやALPILLES、AIX-EN-PROVENCEの付近に位置しています。(村名でいうところのISTREとMIRAMASの中間) ドメーヌは420haの土地を所有しています。うち80haが耕作地、そのうち27haがブドウ畑です。
(=24haがAOC COTEAUX D’AIX で、3haがVDP DES BOUCHES DU RHONE)

この場所、植物、ブドウの樹たち・・・全てを真の姿、元あった姿のまま保ち続ける事に日々努めているドメーヌです。年間平均生産量は1350hl(赤が50%、ロゼが40%、白が10%)。2004年から環境保護やブドウ樹の保護の為、全ての化学物質の使用を廃止し、ビオディナミ農法およびビオロジック農法を採用しています。この考えは、畑のみではなくカーヴ内でも同じで、テロワールの個性を最大限に活かす為に、土着酵母のみ使用したり、SO2の添加を最小限に控えたり、コラージュや濾過を行なわないなどを実行しています。

またブドウ栽培や醸造で出た使用済みの廃水を竹を利用して行なう自然でエコロジーで革新的な独特のエコシステムBAMBOO-ASSAINISSEMENT_を採用し自家浄化しています。2006年3月より3種類の竹を植え、ブドウ栽培や醸造で使用された水(=使用済みの汚水)を、この竹林に惜しげもなく注ぎます。水は点滴の様にぽたぽたと竹を通過して行きます。汚染物質は竹によって吸収され、竹が植わっている土の中で働くビオロジックと物理学のメカニズムにより汚染物質は破壊され、きれいに浄化された水が地中へと帰っていくという仕組みです。
日仏商事株式会社より )


Petrolette Karina et Guillaume Lefevre part2





ブレリアスにて。
 
抜栓日:2015年11月20日(日付変わってました)
オレンジワイン。濁っています!クリーム色(笑)。白桃の香り、酵母のニュアンス。これまた自然な味わいで全然くどくないのに、酸もしっかり、ミネラル感もある。上品なネクター状態の味わい。なんだこりゃ!?勉強になりました。


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