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Nuits St Georges Henri Gouges 2007

2010-03-05 18:42:00 | フランス・ブルゴーニュ
Nuits St Georges Henri Gouges 2007
Nuits St Georges Henri Gouges 2007

こちらも参考にしてください。

アンリ・グージュ2007
Henri Gouges アンリ・グージュ
ニュイ・サン・ジョルジュのスペシャリスト!
この奥深さをぜひ味わってみて!!

ドメーヌ・アンリ・グージュはニュイ・サン・ジョルジュ村に1925年創立されたニュイ・サン・ジョルジュのスペシャリスト!!
ニュイの最も偉大なドメーヌの一つです!!
畑の管理はピエールが、セラーは主にピエールのいとこクリスチャンが行っています。
グージュは除草剤、防腐剤、殺虫剤を使わず、肥料も有機的な堆肥を使用している自然派栽培のドメーヌ。
畑のブドウ樹の列の間に草を植える方法を編み出しました。
この方法の利点は以下のとおり。
   ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
      1.土地の整地と雑草の増殖の抑制
      2.ブドウの収量の制限
      3.ブドウの根がより深い土中の要素を吸い上げる
   ★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
結果、ワインはテロワールの典型的な特徴を際立たせます。
1991年にフィルターを排除し、タンニンを和らげる必要がある時のみ清澄作業を行います。
収穫したぶどうは全て徐梗され、自然酵母で発酵させ、浸漬は約20日間、密閉コンクリート槽で行います。
その後、ワインは樫樽に移され、マロラクティック発酵をさせて18ヶ月間熟成させます。樽は毎年20%新樽に替え、最終的に可能な限りノンフィルターで瓶詰めされます。
アンリ・グージュのワインは、土とブドウと自然の味がする、懐かしさを感じさせてくれる優しいワインです(^^)
もっとたくさんの人にアンリ・グージュの素晴らしさを知ってもらいたいです。
(金沢マル源酒店より)


創始者アンリ氏はブルゴーニュのドメーヌワインの立役者。20世紀初期、ネゴシアンによって名前を偽ったブルゴーニュワインが出回っていたのを危惧して1929年、ブルゴーニュワインの品質を守る組織を結成し、この地でもっとも早く自家元詰を実現、瓶詰機がない時代のこと、一樽ごとに手で瓶に流し込み、1本ずつ手でコルク栓をしていました。
アンリ氏への地元のヴィニュロンたちの信頼は絶対的なものであり、ニュイ・サンジョルジュの組合長から始まり、1946年にはコート・ドールの組合長に就任。伝統のシュヴァリエ・ド・タートヴァンのアイディアもアンリ氏の茶の間でのヴィニュロン達の集まりの中で生れたものです。
現在は3代目にあたるピエール氏とクリスチャン氏が後を継いでいます。栽培担当のピエールは村きってのテロワール通として知られる知性派。醸造担当のクリスチャン氏は若い頃海外を放浪したことがあり、異文化からインスピレーションを受けることに抵抗がありません。

アンリ グージュ ニュイ サン ジョルジュ 2007
1991年にフィルターを排除し、タンニンを和らげる必要がある時のみ清澄作業を行います。収穫したぶどうは全て徐梗され、自然酵母で発酵させ、浸漬は約20日間、密閉コンクリート槽で行います。アンリ・グージュのワインは、土とブドウと自然の味がする、懐かしさを感じさせてくれる優しいワインです。スパイシーでしっかりしたタンニン分を、ブラックチェリーや黒スグリを思わせる果実味が柔らかに包み込みます。
ワインダールより)


アンリ・グージュ ニュイ・サン・ジョルジュ 2007
Domaine Henri Gouges Nuits-Saint-Georges 2007

ブルゴーニュ ニュイ・サン・ジョルジュ村 赤
アンリ・グージュはニュイ・サン・ジョルジュにある大御所的なドメーヌ。創設者であるアンリ氏は早くからドメーヌ元詰めを行ったパイオニア的な存在。ドメーヌのあるニュイ・サン・ジョルジュに複数の畑を所有するニュイ・サン・ジョルジュのスペシャリスト。現在はクリスチャン氏、ピエール氏のいとこ二人でワイン造りを行なっています。
ニュイ・サン・ジョルジュのワインは、上手に造らないと野暮ったいワインになってしまうことがままありますが、さすが、ニュイの大御所。カッチリしたニュイ・サン・ジョルジュのお手本的なワイン。
カーヴドリラックスより)


LIQUOR WORLDさんよりオークションで落札。5100円。
2010年4月8日抜栓。コルクにはドメイン名と村名とVintageがちゃんと刻印されています。コルクの底についた色はさほど強くはありません。液漏れの様子もなし。抜栓は娘さんが行いました。コルクの臭いを嗅いで「納豆っぽい」と言っていました。グラスはリーデルのブルゴーニュタイプを使用。グラスに注ぐとベリー系の香りがふわっと周りに漂います。色は結構濃いルビー。2004年のブルゴーニュワインに比べると明らかに濃いですが、とても澄んでいます。綺麗な色。脚はそこそこでしょうか。最初の香りは、腐葉土、ラズベリー、やや土っぽい香りといったところ。スワリングにより、心地よい酸味が加わり、とてもすっきり爽やかなベリーの香りとなります。非常に品の良いピリっとした香りが加わります。とても心地よく、香りだけで長い時間楽しめる感じです。重厚感はなく、あくまでエレガントな感じ。一口目で、「うまい!」とつぶやいてしまいました。ラズベリー、ストロベリー系の味が口いっぱいに広がり、本当に程よい酸味が感じられます。アフターも長くはありませんが鼻の奥から上がってきます。タンニンは全然強くなく、ですが、ちゃんと感じることができます。酸、タンニン、果実味それぞれが非常に綺麗に調和しています。でも、そのなかに力強く、しかもフレッシュさが溢れています。ちょっと時間が経つとややスモーキーなイメージの香りと味のニュアンスが出てきますが、これまた調和がとれています。非常にエレガントなワイン。奥さんは「ワインはこうでなくっちゃ」と言っていました。飲んでいて幸せな気持ちにしてくれます。たかが村名のワインですが、これが一級ものとなるとどうなってしまうんでしょう。ただのニュイ・サン・ジョルジュですが、重すぎず、軽すぎずほんと上品です。アンリグージュ、すごい!!
2日目でも、ほとんど変わることなく楽しめました。上級のものも飲んでみたいですね。


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