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Bourgogne Pinot Fin Geantet Pansiot 2007

2010-10-28 22:25:35 | フランス・ブルゴーニュ
Bourgogne Pinot Fin Geantet Pansiot 2007
Bourgogne Pinot Fin Geantet Pansiot 2007
ドメーヌ・ジャンテ・パンショ  (ブルゴーニュ)
Domaine Geantet Pansiot http://www.geantet-pansiot.com/

 現在の当主ヴァンサン・ジャンテ氏が3代目のドメーヌで、近年、メディアからも高い評価を得ています。ワイン雑誌「ブルゴーニュ・オージュールデュイ」主催ジュブレ・シャンベルタン’97、’96の試飲では、出展したすべてのが20点満点中16~18点という成績をおさめ、その他のガイドでも高い評価を得ています。
 所有畑13ha中7haがヴィエイユ・ヴィーニュで、除草剤は用いずに葡萄樹を育て、収穫は手で撰果をしながら進められ、収穫量も豊作だった99年でも1haあたり28hlに抑えられています。天然酵母によるアルコール発酵されたワインは、ブルゴーニュ・ルージュ、マルサネが50%(残り50%は2年目の樽)、その他は100%新樽を使用して熟成されています。強い凝縮感のあるワインスタイルが特徴です。

ロバート・パーカーJr.
 80年代後半から急速にワインの質が上がってきた注目株。もし90年のジャンテパンショが見つかったら迷わず買うべきだ。 98年という難しい年の成功組の一つ、ドニモルテ、クロードデュガ、ルネアンジェル、ロベールグロフィエ、ニコラポテル、エドモンコルニュ等の成功組と同じくややタニックだが、濃い紫色の骨格のしっかりしたワインをつくりだした。
(宮武酒店より)



Bourgogne Rouge
ブルゴーニュ・ルージュ

ブドウ品種:ピノ・ファン(ピノ・ノワールの亜種)
格付け(AOCブルゴーニュ)
生き生きとしたベリー系果実味が前面に出た香りに、アーシーなニュアンスも加わります。タンニンは細やかで口当たりはまろやか。パンチがあるけれども洗練された、ジャンテ・パンショらしいスタイルです。
Domaine Geantet Pansiot
ドメーヌ・ジャンテ・パンショ

本拠地:ジュヴレ・シャンベルタン

1955年設立のジュヴレ・シャンベルタンに本拠を置くドメーヌ。
畑はジュヴレ・シャンベルタンを中心に、マルサネー、シャンボール・ミュジニーなどに計12haを所有しています。

ワインは力強く凝縮感がある長期熟成タイプですが、いわゆる「タンニン爆弾」ではなく、果実味、酸、タンニン、力強さのバランスが非常に良く、エレガントさも併せ持っています。

栽培はリュットレゾネ。
除草剤を使わぬよう、まめにすき入れを行います。
健全なぶどうを得るために、状況に応じて摘葉、グリーンハーヴェストなどを行います。

収穫は完全に手摘みで、ぶどうを傷めないよう小型プラスティックケースでカーヴに持ち込まれ、選果台で厳しく選果されます。

樽熟成は新樽率平均約30%(1年樽30%、2年樽40%)で約13ヶ月。
バトナージュはマロラクティック発酵前に週1度。
ワインはスーティラージュ、コラージュ、およびフィルターがけをされずに瓶詰めされます。


評価

『Les Meilleurs』2009年版で★★
ベタンヌガイド2009年版で★★★
パーカー第7版で★★★★
『Bourgogne Aujourd’hui』では、シャルム・シャンベルタンがブドウマーク3つ、ジュヴレ・シャンベルタンアンシャンがブドウマーク2つなど、各誌から高い評価をされています。
ひしゃく屋より)




ブルゴーニュ赤ワインファン注目!レ・メイユール・ド・ヴァン・ド・フランス(旧クラスマン)がロマネ・コンティやルロワに次ぐ★★2つ星(ダブルスター)をつける人気ドメーヌ!ロバート・パーカー氏は4つ星生産者に挙げ、このACブルの[2005]年にこのクラスでは驚異の87点を付け高評価!ヴァンサン・ジャンテの手掛けるワインの最大の美点は、美しく、充実した果実味!綺麗に優しく、しかも骨太に表現される果実の味わいは、素晴らしくマイルドで、うまみに溢れています。特にジャンデ・パンショのブルゴーニュ・ピノファンは、コストパフォーマンスの高いブルゴーニュ・ルージュとして定評です!
ブルゴーニュ ピノ ファン[2006]年 ドメーヌ ジャンテ パンショ元詰


コストパフォーマンスの高い
ブルゴーニュ・ルージュとして人気!
綺麗に優しく、しかも骨太に表現される
果実の味わいは、素晴らしく
マイルドで、うまみに溢れています!


1955年にエドモン・ジャンテによって設立されたドメーヌ、ジャンテ・パンショ。現当主のヴァンサン・ジャンテは1977年からワインつくりに参加し、その運営を一手にひきうけるようになったのは1989年のこの。彼は畑を広げることに力を注ぎ、1991年にはジュヴレ・シャンベルタンの畑を4ヘクタール、シャンボール・ミュジニーでは1994年に0.6ヘクタールを購入。これらの畑取得と、ドメーヌ・ヴァシェ・ルソーからの畑購入によってドメーヌは急速に成長し、注目されるようになりました。

最近、1ドメーヌを購入するなどドメーヌ拡張に意欲的だが、もちろん高品質ワインづくりにも余念がない。その結果、メディアからも高評価を得ている。ワイン雑誌「Bourgogne aujourd' hui(ブルゴーニュ・オージュールデュイ)」主催ジュヴレ・シャンベルタン'97、'96試飲では、出展した全てのアイテムが20点満点中16~18点という成績をおさめ、その他ガイドでも高い評価を得ている。

所有畑13ヘクタール中7ヘクタールがヴェエイユ・ヴィーニュで、最高齢のブドウ樹は、Gevrey-Chambertin En Champs の93歳。この畑からの収穫量は、豊作だった99年でも1ヘクタールあたり28ヘクトリットル。若木に対しては、収穫量抑制のためにコルドン式剪定を採用。さらに、短い剪定、芽掻き作業、必要な時にはヴァンダンジュ・ベルトゥも行い徹底的に収量を抑制する。

除草剤は用いない。肥料も特に用いず、その都度土に不足している成分を補う程度に留める。収穫は、手で選果をしながら進められ、果実が傷むのを防ぐために小ケースを使用する。100%除梗・破砕の後、8から10日間の低温浸漬、天然酵母によるアルコール発酵を16~20日間かけて完了する。アルコール発酵中、朝・晩1日2回ピジャージュを行う。樽熟成中マロラクティック発酵開始まで、2週間に1回バトナージュをする。長い低温浸漬やバトナージュの採用は、大切に育てた見事なブドウに自信を持ち、その成分を精一杯引出す意図か。

15から18ヶ月間の樽熟成の後、澱引き・清澄・濾過は一切せず、ビン詰めする。新樽の使用比率は、ブルゴーニュ・ルージュ、マルサネが50%(残り50%は2年目の樽)。その他は100%。


▼ ロバート・パーカー氏はジャンテ・パンショについて
「ヴァンサン・ジャンテは誘惑的でしなやかで味わいに富んだすばらしく心地よいワインを生産している。」ロバートパーカー氏 バイヤーズガイド


▼ 以下リアルワインガイド誌より抜粋
近年一般評価が高まってきたジュヴレ・シャンベルタンに所在の造り手。とはいえ国内ではあまり流通しておらず中々お目にかかれないかもだが、見つけたら購入候補に、出来れば上位の候補ランクに挙げることを薦めたい。ここはトップのシャルム・シャンベルタン(マゾワイエールの畑は混じらず、全てシャルムの畑から)がディープな愛好家に人気があるが、なるほどその通りといちいち頷きたくなる素晴らしいもので、本誌で試飲した2001年の全ブルゴー中間違いなく印象に残った1本だった。しかしそれだけではなく、ジャンテ・パンシオのワインはどのクラスのものも高い納得性がある。ジュヴレ、シャンボルそれぞれのACの特徴が端的に感じられ、また村名は村名、1級は1級、とクラス毎の差も実に素直に表れている。全般に酒質は強めでエキス分も豊富だが、決して樽々・濃厚系ではない。ミネラル分をたっぷり感じるシャルムを始め、クオリティの高い村名ジュヴレのVVなど、すべてにけれんみがないワイン達だ。(徳丸真人) リアルワインガイド第5号


ブルゴーニュ・ピノ・ファン

ピノ・ファン100%、新樽100%。 ピノノワールは遺伝的に不安定で多数のクローンが存在しますが、その代表がピノ・ファン。果粒が小さく果皮が厚いために、より特徴の際立ったワインを造ることができるとされますが、樹(幹)が真っ直ぐに育たず収量が低いのが特徴です。
ジャンテ・パンショのブルゴーニュ・ピノ・ファンはヴィンテージによるばらつきが少なく、コストパフォーマンスの高いブルゴーニュ・ルージュとして人気です。

ヴァンサン・ジャンテの手掛けるワインの最大の美点は、美しく、充実した果実味。綺麗に優しく、しかも骨太に表現される果実の味わいは素晴らしくマイルドで旨みに溢れています。

ブルゴーニュ赤ワインファン注目!レ・メイユール・ド・ヴァン・ド・フランス(旧クラスマン)がロマネ・コンティやルロワに次ぐ★★2つ星(ダブルスター)をつける人気ドメーヌ!ロバート・パーカー氏は4つ星生産者に挙げ、このACブルの[2005]年にこのクラスでは驚異の87点を付け高評価!ヴァンサン・ジャンテの手掛けるワインの最大の美点は、美しく、充実した果実味!綺麗に優しく、しかも骨太に表現される果実の味わいは、素晴らしくマイルドで、うまみに溢れています。特にジャンデ・パンショのブルゴーニュ・ピノファンは、コストパフォーマンスの高いブルゴーニュ・ルージュとして定評です!
うきうきワインの玉手箱より)


ワインショップおおがきで購入。2940円。
2010年10月28日抜栓。コルクにはドメイン名が刻印されています。非常にしっかりとしたコルク。液漏れは全くなし。グラスはリーデルのブルゴーニュタイプを使用。結構低い温度から始めた。脚はしっかりしている。温度が低いせいかグラスに注いだあとにはあまり香りは立たなかった。色は比較的濃いガーネット色。光にかざすと紫色のニュアンスもあって、若さを感じさせる色である。エッジはしっかりとしている。最初の香りは、ストロベリー、ラズベリーの香り。後にバニラ香が混ざってくる。スワリングによりレモンっぽいニュアンスがここに混ざってくる。温度があがるとともに、レモングラス、イランイランの香りが混じってくる。どんどん香りが湧き出してくるとまではいかないが、香り全体としてはフレッシュでいい香り。娘さんは梅の香りと言っていた。娘さんはピノ系の香りをよく梅の香りと表現する。さらに時間が立ってくるとキャラメルにニュアンスが出てきて、スワリングにより舞茸のニュアンスが入ってくる。口にふくむとタンニンは結構しっかりとあるが、渋いというほどではない。しかし、まだ溶け合っているというところまではいかず、ややギスギスした感じもある。舌触りはとてもよい。酸味はほどよく感じられるがそんなに全面に主張してくるものではない。ラズベリー、きのこ、若干杏の味、雑味あり。時間が立ってくるとベリー系の甘さも出てくる。アフタはさほど強くないが飲んでいておもわず「おいしいね、これ」といってしまう余韻がある。3000円以下のACブルとしてとてもいい一本だと思う。


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