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La Forge Morey St Denis 1er Cru 1994

2012-12-16 00:00:25 | フランス・ブルゴーニュ
La Forge Morey St Denis 1er Cru 1994
La Forge Morey St Denis 1er Cru 1994
モメサンは、1865年に、ジャン・マリー・モメサン 氏によってマコンに創立された超名門ネゴシアンです。
モメサンはネゴシアンだけではなく、ブルゴーニュで愛好家垂涎のドメーヌ・ワインも作ることでも知られています。
中でも、モレ・サン・ドニ村にある、たった7.5haの特級畑
    クロ・ド・タール
は、モメサンが単独所有するモノポール畑。
特級畑のボンヌ・マールと地続きの畑は、日当たりが申し分なく、ブルゴーニュでもトップクラスの樹齢と完熟度を誇るブドウが生まれます。
複雑なアロマで、特級畑ボンヌ・マールの果実味とシャンベルタンの力強さを兼ね備えた孤高の逸品です。
近年は、地質学者でもあるシルヴァン・ピティオ 氏が、醸造を担当し様々な技術革新が行われ、品質・評価も年を追うごとに高まっています。
このクロ・ド・タールと同じ畑で育った、樹齢25年までの若い樹から作られるセカンド・ ワイン的な存在の
    ラ・フォルジュ モレ・サン・ドニ 1級畑
は、複雑な熟成香に、しっかりとした果実味があり、まさにクロ・ド・タールの風格が感じられる逸品です。
飲み頃のクロ・ド・タールとなれば、入手も困難でお値段的にも1本2万円程度と簡単には手出しできません。
このラ・フォルジュなら、6割程度お安く非常にコスパの高いお値打ちアイテムとなっています。       ぜひ、とっておきの1本に加えていただきたいオススメです!
ヴェリタスより)



◆◇◆1.超レア!あのクロ・ド・タールの飲み頃セカンドワイン◆◇◆
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MOREY SAINT DENIS 1ER CRU LA FORGE DE TART 1994 CLOS DE TART(MOMMESSIN)
モレ・サン・ドニ プルミエ・クリュ ラ・フォルジュ・ド・タール 1994年
                  クロ・ド・タール(モメサン)
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今回は、かなりレアなブルゴーニュが入荷してきました!

あのモレ・サン・ドニ村の特級畑「クロ・ド・タール」のセカンドワイン。
しかも熟成して飲み頃を迎えた1994年ヴィンテージのご紹介です。
クロ・ド・タールと言えばモレ・サン・ドニにあるグラン・クリュであり、現在は名門ネゴシアンのモメサン社が単独所有している事であまりにも有名です。
近年は醸造家シルヴァン・ピティオの下で技術革新が行われ、更なる進化を遂げ続けています。
今回ご紹介するワインは、そんな「クロ・ド・タールの若木を中心に造られるセカンドワイン!」
以前スタッフのフランス土産として飲んだ記憶がありますが、日本では滅多に見かけることのない、かなりレアなアイテムです。
入荷した1994年ヴィンテージを早速試飲してみましたが、色合いは透明感のあるルビー色で、縁にはオレンジみが出て熟成感が見てとれます。
成熟度を感じさせる穏やかなベリーのアロマが漂い、土系スパイスや湿った落ち葉、若干の獣っぽさが感じられます。
味わいには94年という作柄を感じさせないしっかりとした果実味を持っており、品のある酸が全体を引き締めています。
またミッドからアフターにかけては複雑な熟成香と共に、比較的しっかりとした収斂性が感じられ、適度に骨格のある印象。
まさに「古き良きブルゴーニュ」を感じさせるクラシックな魅力に溢れています。
かといって進み過ぎていることもなく、滑らかな舌触りと動物香を感じさせる余韻には、確実にクロ・ド・タールっぽさが息づいています。
以前別のヴィンテージを飲んだ時は、もう少しエレガントな印象だったのですが、この94年は思った以上にしっかりした味わいだったので良い意味で驚かされました!
昔ながらの熟成したブルゴーニュ好きにはたまらない、どこかノスタルジックな味わいに仕上がっています。
こんな飲み頃ブルゴーニュが「\9,800」なのですから、嬉しい限りですね。
今の秋口から冬場にかけてじっくり楽しむワインとしては最適です。
もちろんワイン会等に持っていけば、注目を浴びること間違いなし!
LaVineeより)




ヴェリタスより購入。7980円。
抜栓日:2013年3月7日
コルク:ワイン名、Vintage、Domaine名が刻印されています。
液漏れ:なし
グラス:リーデルのブルゴーニュタイプを使用。

色:ややうすめのガーネット。ちょっとばかりえんじ色が混ざっているかな。
エッジ:ちょっと薄くなっている
脚:そんなに粘調度は感じませんが、ゆっくりと脚が落ちてきます
ディスク:厚さあまりありません。

香り:抜栓している最中から甘い香りが漂っていました。抜栓後、そのまま30分くらいバスケットの中で放置。グラスに注ぐと、リコリスのような甘めの香りがします。その後グラスに近づいて香りを見るとスミレ、シナモン、紅茶の香りがします。きのこの香りも少々。スワリングすると、トリュフ香が強くなる感じ。なかなかいい香りです。そのうち、奥の方にややジャミーなニュアンスがほんのちょっとだけ出てきました。時間とともに香りがグラスからあふれてくるようになりました。

タンニン:思ったよりもしっかり目のタンニンを感じます。
味:タンニンの力強さとともに程よい出汁が出ている液体。結構しっかりとした中に、最後の方に酸があらわれてくる、そんな印象の味わいだと思います。表現は悪いけど、ちょっと野暮ったい感じの味わい。でも、1時間くらいで、なんだかちょっとばかり真ん中が抜けてしまった味わいに変化してしまった。香りはまだ維持されているんだけどなぁ~。その後、今度はず~んと重たい味わいに変化。やや鉄っぽいニュアンスとタンニンの混ざった感じになりました。





抜栓日:2014年3月6日
色合いはちょっと薄めのガーネット。一緒に飲んでいた先輩は、ブショネと言っていました。自分はわからなかったなぁ~。あまり果実味のない印象はありましたが、それでもすこしのベリー系の香りはあったと思います。味わいは、以前とおんなじ印象で、真ん中んがすかっと抜けている印象です。
勉強になります。